ラーメン食べ歩きを高校生頃からゆるく続けていて、ついに少しだけ腹に影響が出始めた私。
そんな状態の私が、昨日またラーメン屋…というかつけ麺屋に行ってきたので、紹介しようと思う。
9/15オープンのつけ麺屋である。「である調」でえらそうですが、こっちの方が書くの早いので簡便してね。
さて、六厘舎というとラーメン通ならすぐに、そうでなくてもなんとなく聞いたことある人はいることと思う。六厘舎の系列の舎鈴という店。
最初に軽く、六厘舎との違いについて。
六厘舎との違い
値段設定や味が違うのはすぐにわかるが、公式HPを見るとコンセプトについて書いてある。
『舎鈴』が目指したのは、毎日食べられる美味しいつけめん。
小麦の風味を生かした中太の特注麺を、日本人になじみ深い魚介出汁を軸にして、豚・鶏の動物スープの旨味を重ねたあっさり系Wスープで楽しんでいただきます。
出典:舎鈴 公式HP
ということで、六厘舎のような濃厚系ではないのである。
濃厚系が好きな方は六厘舎がおすすめ。
飯田橋に新オープンの舎鈴
さて、蘊蓄はおいといて、舎鈴に行ってきた。
店舗外観
店舗情報
オープン日に行ったので、行列ができており、店舗外観を撮りづらくてとりあえず近めの写真しか撮れなかった。
綺麗目なすっきりした外装だった。
店の雰囲気
オープン初日、14時ころに行ったのだが、10分ほど待つと入れた。
サラリーマンが多いが、2階には女性客もちょこちょこいた。
2階への階段。
赤辛つけ麺
赤辛つけめん
並:730円/中:830円/大:930円
※すべて税込み
そして、今回注文したのは赤辛つけめん! 量は中盛り。
赤辛にしても、六厘舎の普通のつけ麺よりも100円安い。
赤辛は別皿なので、まずはそのままの味を楽しむ。
最初に食べた感想は、近くにある同じくつけ麺屋のつじ田とは全然味が違うな、ということ。
スープ
まずスープ。
魚介系ぽさは薄目で、大勝軒を思い出すような風味すらあった。実際には魚介も入っているのだが、とんこつや鶏とのいわゆる”Wスープ”というやつなので、風味が変わっているのだろう。
あまり特徴のある味ではなかったが、うまい。
麺
どちらかというと、麺の方が好きかも知れない。
なんとなく茶色というか、くすんだ色合いが麦芽麺的で気になる。麦芽麺なのかどうか、勉強不足な私にはわからなかったが、とりあえず凝ってる感じがして勝手にいいと思っている。
まず、見た目が綺麗。整理整頓されているようなこの綺麗に線のならんだ麺。うまそうに見える。
スープとの相性も良く、表面はつるっとしながらももちっとした食感とコシもある。”コシ”ってなんだよって思いながらも、これはコシがあると言えそうな麺だ、と思った。同様に、ビールとかの”コク”も結構謎だ。
赤辛
で、途中からは赤くて辛いやつを投入していくが、これは全部入れなくてよさそう。まあまあ辛いので、私は赤くて辛いやつは少し残してしまった。
味の変化には十分だったが、卓上には元から七味等が置いてあるので、わざわざ赤辛つけ麺にしなくてもいいかも知れない。
スープ割
私の好きなスープ割は、卓上に置いてあったので、好きなだけ飲めた。スープ好きの私にはうれしい。おいしかった。
中華そば
中華そば 並 490円(税込)
近年高騰気味なラーメン界を考えるとやはり、こちらもなかなかにリーズナブル。日高屋などのチェーンを除けば東京のラーメンは安くてもこれくらいだろう。
そして、なかなかうまい。
シンプルながら普通の中華そばはやはりうまいものだ。チャーシューもほどよく豚々しい。くすんだ味がいい。つけ麺やのラーメンでしかもこの値段と考えるとかなり満足。というか、そうでなくても普通にうまかった。
スープの若干の甘味もいいし、大きさが何となく少し雑に感じるくらいのネギも逆にいい。
意外にも私の中でヒットラーメンだった。
まとめ
というわけで、総合すると、まあまあ安くて、結構うまい! という感想。
六厘舎の方が行列も長いし人気だが、あちらは少し高く、そして濃厚。そんなに濃くなくて頻繁に食べたい人には舎鈴がおすすめだ。
これは、まさに冒頭で紹介した六厘舎との差別化に成功しているといえる。でも、六厘舎の方がうまいとは思う。値段の差という風に考えれば、ありなところ。
なるほどなあ、と思ったつけ麺屋だった。
では。