神楽坂でまた、とんかつを食べてきました。
以前、「おかむら」というとんかつ屋を紹介しましたが、今度は2016年3月に新しくできたお店、「さくら」の紹介です!
とんかつさくら。和風な名前で、なんとなく少しハードルの上がる店名。「さくら」って付くと日本代表を代弁するような感じがして、個人的にはちょいハードル上がります。
さて、それじゃあ花見の代わりにとんかつ食べてご満悦といきましょう。花よりとんかつ。
名店になるかも知れない神楽坂のとんかつ屋「さくら」
店内はこんな感じで桜が飾ってあります。上品に華やかな感じ。
オープンしてすぐだったからか、ちょいとばかし並びました。
中に入ると、店名に負けない、いい雰囲気の内装でした。入ってすぐにこんな写真が飾ってありました。
豚たちとの思いでのアルバムです。複雑なことを考えそうになりますがその考えは封印することとします。
奥に広い店内
外観からはあまりわからなかったのですが、かなり奥に長い、広い店内になってました。結構贅沢な面積使いで、割とゆったり目の雰囲気でしたね。ぎゅうぎゅう詰めの花見より、ゆったりとんかつを食えという啓示だと思います。
少し待った後にカウンターに案内されます。呆然としてたら案内されたので、そんなには待たなかったと思います。
メニューは3つのランク
机に着くとメニューが置いてあります。いくら破り捨ててもすぐに新しいメニューを持ってきてくれるので破るのを諦めてメニューを素直に見ることにしました。メニューを見て気付いたことがあります。ランチメニューは主に3種のようです。3つのランクって感じですね。
ロースかつとヒレカツにそれぞれこんな感じで3つのランクがあります。
■ロースかつ
- 夢の大地豚
- 山形豚
- 桜山豚
■ヒレかつ
- 夢の大地豚
- 山形豚
- 瑞穂のいも豚
一番高いのはちょっと敬遠して真ん中のランクのとんかつ、「山形豚」を頼むことに。「夢の大地豚」はちょっと頼むの恥ずかしいね、お店のオリジナルネームでしょ? とか思ってたら、れっきとした豚でした…。
※当時の情報なので、もしかすると現在は仕組みが変わっているかも知れません。
追加メニュー色々あるよ
そんなこんなで注文後にイベント発生。
プラス100円でドリンクはいかがでしょうか?
→いいえ
プラス100円でおろしゆずポン酢はいかがでしょうか?
→はい
…というわけで、ついつい追加メニューを頼んでしまいました。
愕然としていると、まずはサラダのドレッシングと漬物が運ばれてきました。
右から順になんとかドレッシング、なんとかドレッシング、なんとかドレッシング…
手前から順になんとか漬物、なんとか漬物、なんとか漬物…
丁寧に説明をしてくれましたが、引き続き愕然としていた私には全然記憶がありません。店員はそれでも憮然とせずに自然な笑顔で戻って行きました。
山形豚とんかつ
少しして、ついに、とんかつが来ました!
山形豚とんかつ 1480円
これが真ん中のランクのとんかつです。写真が少し暗くなってしまいました。
もう一枚撮ったらサラダが輝きました。白飛びとはこのこと。
そんなこんなでとんかつを食べます。
最初の一口は少し驚きました。なんとも形容しがたい、私が食べたことないタイプのとんかつだったのです。少しスモーキーというか、厚みのある味というか…なんだか不思議な美味しさでした。変な味ということではなく、おいしかったです。
肉の断面はこんな感じ。
ソースとおろしと塩と、色々試しながら残りを食べましたが、おろしが一番美味しく感じました。塩を勧める店はこだわった岩塩だったり、豚肉も塩が引き立つものだったりしますからね。詳しくはわかりませんが。
一番おいしかった場所は…
最後まで食べた結果、個人的には一番美味しかったのは最初に食べた一番左の部分、二番目は一番右の部分でした。真ん中らへんは普通に美味しい、くらいの感じでした。
サラダのドレッシングはどれでも好きなものにすればオーケーと思います。漬物は特筆すべきことはありませんが、3つもあると贅沢な感じはあります。全部は食べられないのでちょっともったいない気はしましたけどね。漬物は半分でもいいかも。
色々お代わり自由
ちなみに、内装もいい雰囲気で料理にも都度丁寧な説明があるこのお店ですが、なんとサラダもご飯も味噌汁もお代わり自由でした!
若干の高級感を出しながらも庶民の味方的サービスもあるという良いお店でした。加えて、オープンしてすぐだからってのもあるでしょうが、サービスも非常に丁寧でした。
ひとこと
というわけで、次は一番高い部位を食べようかな…と思いつつ終わります!
神楽坂には有名とんかつ屋のあげづきがありますが、こちらのお店にも頑張って欲しいですね。頑張れとんかつ。負けるなとんかつ。
by豚人間(ブーブー)
ブヒ
ぶー
桜山豚(オーシャン豚)とんかつを食べたので追記
先日またこのお店に行って、今度はロース豚カツで一番高い「桜山豚(オーシャン豚)とんかつ」を頼んだので追記します。今思えば店名の「さくら」って桜山豚から来てるのかも知れないですね。
お肉はこんな感じ。
桜山豚とんかつ 1680円
見た目にはあんまり差がない気がします。
ソースをかけると…
こうなります! おいしそう。
塩も試しましたが、ソースの方が合う気がしました。
結構おいしかったですが、真ん中のランクに「山形豚」とそこまでの差は感じなかったかな…というところ。油がまあまああってちょっと脂っこい感じがしたので、ゆずおろしがあると合いそうでした…が、今回はゆずおろしは頼みませんでした。
ちなみに、開店して少ししたからか、サラダに三つのドレッシングが付かなくなってました! まあ、大変なのでそれでいいと思います。
このようにドレッシングは基本一種。
ただ、注文するとほかのドレッシングも貰える旨が卓上に書いてありました。
ほか、前回は注文時に「+100円でドリンク付けられますがいかがでしょうか?」「+100円でゆずおろしを付けられますがいかがでしょうか?」的なことを聞かれましたが、今回は聞かれませんでした。忙しかったからか、あんまり需要がなかったからかわかりませんが、やっぱりオープン当初は色々手探りなのかもなあ、とか思いました。
ただ、相変わらずサービスは丁寧の一言です。店員さんを呼ぼうとカウンター席で少しきょろきょろしてたら、料理をする人が何かご入用でしょうか的なことを聞いてくれました。その他、対応が全体的に丁寧なのは相変わらずです。
ひとこと:再
神楽坂には最強のとんかつ屋「あげづき」があり、比較的安くて庶民派空間な店であれば「おかむら」があるので、ここは豪華でサービスも良い…という差別化をしてるのかも知れません。
なんにせよ今後に期待です!
2017/5/17更に追記:ロースかつ定食
ランチロースかつ [140g] 1280円(税込)
久しぶりに再訪。もしかすると微妙にシステム変わったかも知れない。
とりあえず、ランチロースかつというのを頼んだ。
で、運ばれる際に「岩塩がおすすめ」と言われた。以前はそうは言われなかった記憶…岩塩だったかもわからない。で、実際、岩塩で食べると前よりもおいしく感じた。
肉もパサついてるわけでもなく、とろとろなわけでもなく、ほどよく塩が染み込む肉。ただ、ソースはソースで合う。全体的に前よりもうまく感じた。
2017/8/6追記:特製醤油メンチかつ丼
特製醤油メンチかつ丼 920円(税込)
写真がうまそうで、つられて頼んでしまった。茶漬けセット付のものにした。
お茶漬けにあまり慣れていないのでちょっと食べ方が難しかったが、鰹節とメンチカツとわさびの組み合わせは少し新鮮で面白かった。
写真の見た目でハードルが上がっていたので、「すごくうまい」とはならなかったのが実際ではあるものの、ランチには良いと思う。
↓私が行った、様々なとんかつ屋たち
このほか、様々な部位を食べ比べできる、高田馬場の「とんかつ ひなた」なんかもお勧め。