料理初心者は何から作る?一人暮らしで始める料理ジャンル難易度ランキング【三文】 - フリーBGM&自主映画ブログ|"もみじば"のMOMIZizm

グルメ・食 三文 享楽

料理初心者は何から作る?一人暮らしで始める料理ジャンル難易度ランキング【三文】

2017年3月22日

どうも。
長年、多くの飲食店を食べ歩いている、ライター三文享楽です。
ラーメンやトンカツ、寿司と多くの外食を行ってはおりますが、コンビニ弁当も好きですし、カップ麺にレトルトカレーも好きです。

 

それだけではありません。

家で作られる料理だって大好きです。

私は人より大量に食べます。食べて飲むことが大好きなのです。

そして、ここへきて、私自身の料理熱が再燃してしまったのです。

一人暮らしでつくれる創作料理の、料理ジャンル別の難易度順メニューとして参考になるようにまとめました。

 


料理熱再燃の発端は

小学生の頃、野菜の皮を剥いたり切ったりと料理の手伝いはしていました。

高校時代では、フードデザインという料理の授業をとってみたこともありました

それ以来、ずーっと料理は作らず、自分では何の生産することもなく、

 

ただ偉そうに人の作る料理だけを食べて、

偉そうにグルメ記事かなんだで語って今に至ります。

「お店で食べる料理を批評するだけでなく、自分でも作ってみよう!」

 

そんな崇高な心意気なんてあるはずもなく、ただなんとなく久々に料理を作ってみたら、ハマってしまっただけなのです。

そうです、ただの食いしん坊なおっさんが料理作りにハマっているだけのお話です。

 

何をまとめる?

ええ、今更、こんなおっさんが料理レシピを記事にしたところで、世の中にごまんと出回っているレシピ記事群にかなうはずもなく、書いたところで、誰かの受け売りになってしまいます。

それに、記事など書かなくても、私が愛用している

クックパッドやレシポンといった料理のアプリに及ぶはずもなりません。

されど、私はそうした料理アプリを使うよりも以前に、「初心者ってどんなものから作れるの?」という漠然とした疑問もありました。そこで、今回は初心者が挑戦しやすい調理方法と代表的な料理を簡単な順番でどんどんご紹介してまいります。

 

 

初心者おすすめ料理ジャンル【難易度易しい順】

炒めもの【難易度★】

最も料理らしい王道の調理方法ですね。

 

焼ける時の音や臭い、自分の動きなども含めて、料理をしていることを実感できる調理方法です。

いえいえ、気分だけではなく、やはり目に見えて焼け具合などの過程が把握できるところもやりやすい点にあがります。

 

そして、その場にとどめておいて焼くというよりも、焦げ付きの心配がなく、常に自分で料理を支配できることとなります。

例えば、肉と野菜を炒めるだけ。

豚肉とキャベツもやし炒め(ソース味)

豚肉とピーマンもやし玉ねぎ炒め(しょうゆ)

ブロッコリーと卵とミニソーセージ炒め(胡麻油とオイスターソース)

チンゲン菜とベーコンのシンプル炒め(塩コショウ)

 

肉と王道の野菜を炒めるだけで、立派な料理となるわけです。

塩コショウもよし、醤油もよし、ソースもよし。

シンプルな調味料で味がつくわけですし、焼き肉のタレや特製のタレだけでも十分な料理ができるのです。

 

ほうれん草とベーコンのソテー(バター)

豚肉とナスとズッキーニといんげん炒め

ブロッコリーとシーフード炒め(オーロラソース)

ほらほら、こうした違う調味料でもどんどん種類は増しますよ。

単純な調理方法だからこそ、組み合わせの種類も無限大。

 

豚肉とナスの甘味噌炒め

青椒肉絲

麻婆豆腐

こうした本格中華も炒めるという調理方法だけで十分に仕上げることができるわけです。

いやいや、そうはいったって難しそうではないか?材料は何を用意すればいいか分からないし、味付けの方法も分からない。

そんな心配はありません。

便利な時代ですよ。

スーパーに行けば、ご丁寧に「~の元」という調理手助けボックスが売っているわけですから。

そこには、必要な具材、調理方法、そして入れればいいだけの味の袋が入っているのです。

 

これを使えば料理初心者でも簡単に本格的な料理が作れるはずです。

そして、思いがけずできた自分の料理の味に自信がつくことでしょう。料理をまだあまりされたことのない方でしたら、料理の面白さが分かるように、こうしたところから始めるといいと思います。

 

最もシンプルなのはこちら。卵を落としてかき混ぜるだけ。

スクランブルエッグとコロコロウインナー

 

そして、炒めを繰り返し具材を多くすれば、ここへ到達できるでしょう。

チャーハン

大根の葉チャーハン

ガーリックライス

 

茹で【難易度★】

これがどういうことか分からないことはないでしょう。

だって、ゆで卵。

これを食べたことのない方なんて、なかなかいないはずです。まして、茹でがなにか分からない方はいないでしょう。

 

ほうれん草のおひたし

 

そう、これなどは菜っ葉であるほうれん草を茹でただけ。これで葉菜を食べられるようになるわけです。

他の方法による調理に使う野菜の下処理にしろ、麺類調理に使ううどんやスパゲティにしろ、この茹でるという調理過程がなくてはなりません。

これができなければ、既成商品のレトルトカレーを温めることすらできないでしょう(電子レンジがあるといえば、ありますが)。

 

茹で上げられたブロッコリー

そうです、野菜の下処理はそれだけで大変なもの。この過程があったから、先にご紹介したブロッコリーと卵とミニソーセージ炒めが調理できたわけです。

 

ほうれん草ならば、根本の土をひたすら洗う。ブロッコリーならば房についているかもしれない虫を塩水にさらして退治する。

そして、清潔な状態にした野菜に熱を加えて調理する。これだけでもなかなかに骨折りな調理方法なわけです。

 

しかし、

炒めに同じく料理の基本。

お湯を沸かして具材を入れるだけなのですから、この調理方法のスキル会得は必須です。

 

焼き【難易度★】

炒めるのとは違うものとして、あえて分けて書きました。

そうです、ホルモン焼き、焼きトウモロコシ、イカ焼きと肉野菜炒めが違うのはお分かりでしょう。

熱を通している具材をあまり動かさずに熱し続けるのが焼くという調理方法なわけです。

で、なぜ、これが炒めや茹でより難しいのか。

それは直に火やIHといった熱源と接することにより焦げるリスクが高まるためです

薄い肉をフライパンの上で動かして火を通して炒めるというのは大抵誰でもできますが、集めの肉をしっかりと火を通して焼くというのは熱源と調理されているものの焦げ具合を理解していなければなりません。つまり、焦げないように混ぜつつ熱を加える炒めよりは難しいはずです。

 

焼き餃子

 

これには蒸すという過程も入る気はしますが、基本的には焼くという調理方法です。

 

焼き魚(ほっけ)

焼き魚(さわらの西京焼き)

 

これだって焼き物です。家庭ではグリルの中で熱するわけです。

当然、コンロの上でテキトーに火を通しながら炒めている肉や野菜より、焦げないか気を遣いながら火の通り具合を確認していきます。

 

こちらだって、炒めよりも難しいと思います。焼けてきたら丸めていくだけですが、

そこでは常に、今ひっくり返したり丸めたりしていいかを意識しなければなりません。

玉子焼きと焼きソーセージ

 

焼きも慣れてくれば、こんな料理ができます。焼き物に乗せる味付けを刻んで混ぜて作ります。

鶏肉の香草焼き

 

揚げまでいかずとも油を多めに焼けば

さつまいも焼き

 

そして、こういう、

大学芋

ホットケーキ

甘いものも作れるようになります。

 

サラダ【難易度★】

意外とメンドーなので、この順番となりました。

だって、野菜洗って、切って、盛り付けて、コクもないのを作るってのが若干やる気が起きにくいではないですか。

これは私め、三文がなによりも肉好きで揚げ物好きだからかもしれませんが。

エビとアボガドのサラダ

まあ、こんな風に、レタスなど葉っぱを洗って並べて、ミニトマトやきゅうり、トウモロコシの缶詰などを混ぜます。

 

カニカマと豆腐のサラダ

段階が上がれば、アボガド、ボイルエビ、シーチキンなどを入れていくのもありでしょう。いずれにしろ、できものを混ぜるでもなく、盛り付けていくイメージ。混ぜてみて全体の調和の味を図るまでもなく、濃い味があればそれと中和するくらいの薄めの野菜を投入する。そのくらいでオッケー。

 

サラダを作ることに面白味を覚えていったのならば、そのうちマカロニサラダやポテトサラダなどに手を出していくのもありだと思います。

こちらは、あらかじめ茹でたり蒸すなどしたりして下処理をしてから、他との調和をはかっていくので、だいぶ難易度は上がります。難易度というか…

手間がかかるようになります。

和え物【難易度★】

火を使わなくてもやりやすいのがこちらのいいところですね。

しかし、火を使わないということは、素材のそのものの味がよく出るということでもあり、そこが難しさにつながります。

買ってしばらく置いといた生野菜をそのまま混ぜたって当然に新鮮さは薄れ、美味しさに問題が出てくるわけです。

きゃべつとのりの胡麻油和え

きゅうりとわかめの酢の物

 

こちらには、なますとしても活躍している酢漬けの代表格大根などを入れてもいいですな。

柚子で風味をつけて美味しさが際立ちます。

 

ほうれん草のごま和え

ブロッコリーのごま和え

今は便利ですよね。ごま和えを作る時でも、ごまを炒って、すり鉢ですりつぶすなんていう必要がなくなったのですから。

ただ、ほうれん草を茹でて、市販のつぶれたごま、そして、醤油、砂糖、お好みにあわせてみりんや麺つゆを付け加えれば、もう簡単にできてしまうわけです。事実上、調理するのはほうれん草の下処理だけで、あとは和えるだけ。これなら簡単です。

 

チンゲン菜の大量しらす和え

次第にこうした極端な創作料理も作れるようになるでしょう。だって、自分の好みの物を和えるだけなんですから。食材の味の一つ一つを理解すれば、あとは足りない味、食べたい味を追加して和えてみる。

それが和え物の楽しみ方です。

蒸し【難易度★】

さて、これまたピンキリのものがやってきました。

料理初心者の方って蒸す料理と聞いて、何を思いつきますか?

茶碗蒸し、シューマイ、蒸しパン

…思いつくものは、まあまあ手がかかりそうなものが多いと思います。

 

しかし、蒸すというのも炒めや茹でといった調理の基本かも知れません。他の調理方法に移る前段として、蒸すという調理方法によって下処理を施すことがあるものです。それでいて、他の調理方法によって下処理をしてから、蒸すという調理方法で料理する場合もあり、料理をするようになってくれば、次第にかけがえのない調理方法となってくるはずです。

 

大根とベーコン蒸し(ニンニクとポン酢で味付け)

 

大根とソーセージ蒸し(ポン酢で味付け)

 

大根とミニソーセージ蒸し(ポン酢、唐辛子、しょうが、にんにくで味付け)

 

普通に食べるだけで、簡単にこれくらいのバリュエーションは作れます。これだけならば、

ガス火なりIHなりで調理するよりも楽です。

だって、電子レンジ可能な蒸し器に皮を剥いて食べやすく切った野菜を入れて、肉関係の味が出るものを一緒に入れて、

あとは、水入れて電子レンジへ入れるだけです

フライパンや鍋といった調理器具を洗う手間も省け、非常に楽です。

 

そして、私は時折、ブロッコリーやほうれん草などの野菜の下処理にも用います。

なかなか火の通りにくい野菜をこうした処理によって楽に調理できるのもまた大切な下処理です。

 

これが発展すれば、そのうちせいろによる調理ができるでしょう。

エビシューマイ、肉まん、蒸し鶏

想像するだけでも、数々の旨そうな料理が思い浮かびます。

次につながる上級者への調理方法として、早くから蒸すという方法に慣れておいた方がいいと思います。

トースト【難易度★】

これまた奥が深いものです。

日本語に訳すと、「焼く」というよりは、「こんがりと焼く、あぶる、火に当てる」というような意味。そうなってくると、鉄板全体に熱を通して、片面から焼いていくよりも、難易度があがるイメージは沸くはずです。だって、

部分的で、火力も強そうじゃないですか。

 

トースターを使えば調理自体は簡単ですが、これも奥が深いものです。

肉そぼろのせトースト(マヨネーズがけ)

シンプルなところでいえば、こうしたものから。

トーストの最もオーソドックスなところでいえば、トーストした食パンにバターやマーガリンを塗る(砂糖や塩などで味を調整するもよし)調理法でしょうが、このようになにかを乗せてトーストしてみれば、組み合わせは無限大なものです。

 

鮭フレークのせトースト(マヨネーズがけ)

うーん、バリエーションは本当にたくさんありますな。

上にのせるにふさわしい食材×調味料の数だけ、種類がある

と思うとドキドキしていまいますな。もっとも、これは料理全般に言えることではありますが。

 

ピーマンや玉ねぎを炒めておく。食パンにケチャップを敷き、それらとサラミ、チーズをのせてトーストする。はい、あっという間にピザトーストのできあがり。

うーん。これを想像するだけで、本当に興奮しますな。

 

トーストは調理法はシンプルでも、組み合わせが無限大にありそうなので、それなりな難しさ。

 

混ぜる、冷やす【難易度★】

さてさて、女性陣がやるのはこういうジャンルでしょうか。

すみません、今までお菓子作り系がなくて。ええ、こういうのです。

ええ、キレイによそってこういう風に。

そうなのです。

アイスクリームです。

 

なかなか踏み込めない領域に思えてしまいますが、これが実は簡単。

泡だて器を用いて長時間かけると思うと、大変なのですが、電気でできるハンドブレンダーなどを使えば材料も少なく割かし簡単にできるものです。

私は地元の電気屋でこれをつい先日に9,000円で買ったので、こちらの方がお得な気がします。

あー、損した!

 

冷凍庫で冷やすという作業が必要になりますが、ある程度まで用意すれば冷やすだけになります。

結果的にやることも少なく、焼くや揚げるといった技術も必要ありません。道具をそろえてやる気があればできます。

大漁のアイスクリームを食べたいときにもこっちの方が安上がりだったりします。

 

↓ここまでは基礎的な技術ばかり。

↓これから★★~★★★★★の応用編へ!

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