とんかつと魔法瓶の区別が25才までつかなかったことで有名な私ですが、最近はとんかつをぼちぼち食べ歩いています。
牛とはまた違う、脂身のうまさ、そして衣のうまさがいいんですよね。
とんかつの名店は結構行列がやばいので行けていないところもまだまだありますが、食べてもないのに書いてあるまとめサイトよりもずっと信憑性があると思ってもらえれば幸いです。
東京のお勧めトンカツ屋をまとめて紹介!
さっそく行きましょう。
ランキングではないです。単にうまい店を紹介していく形式です。このレベルならあとは好みの問題ですね。だって、どれもうまいからね。
贅沢食べ比べ! 「とんかつ ひなた」@高田馬場
外観からしてうまそうなとんかつ屋。
ここの店の凄さは、食べ比べコースがあること。豚の様々な部位のとんかつを食べ比べできる贅沢コース。グルメ通にはたまらない。グルメ系のうんちくにムカついてしまう人でも、実際うまいので行ってみる価値大あり。
食べ比べ(全部位)コース 3500円(税込)
様々な部位のとんかつが食べられる、食べ比べコース。
- リブロース
- ロース
- ひれ
- しきんぼ
- らんぷ
- とんとろ
ほかに、
- ご飯(希望するとソースかつ丼にできる)
- チャーシュースープ or 豚汁
- 付き出し
- お新香
これらが出てくる。
こちらはリブロース。
それぞれ店主が食べ方や特徴を説明してくれる。
リブロースはこの向きのまま、「舌に肉の断面が乗るようにして、そのまま何もつけずに食べてください」とのこと。
なんと、塩で食べる通なとんかつ屋はいくつか知ってましたが、何もつけないで食べるとは…さすが名店。で、実際これが何もつけなくてもうまかったわけです。
そのほかもすべて絶品で最高でした。安くはないですが、コース料理と考えると特別高くはないかも知れません。
詳しい情報はこちらに書いてるのでどうぞ。
塩でとんかつを教えてくれた店。「あげづき」@神楽坂
11:30からランチ開始なのですが、11:20くらいにはこのように行列ができる店。
11:15から並び始めれば早めに入れるが、とんかつの揚げ方もこだわっているので、結局とんかつにありつけるまでは並んでから30分くらいは見た方がいいでしょう。
しかし、そうまでして食べる価値があるかと言われれば、完全に”アリ”ます。
並ロースかつ定食(ランチ) 1350円(税込1458円)
※ごはん、キャベツおかわり自由
これがロースかつ。肉がピンク色。ひなたとは衣の食感がまた違う。もちろん肉も違うが、あげづきは衣のサクサクというか、ホロホロというか、その食感が素晴らしいのです。
もちろんソースでも美味しいのですが、初めてここで塩でとんかつを食べたときは悶絶手前でした。うまい。
どんなうまいもの食っても悶絶はさすがにしないので、悶絶手前と言うのは最高レベルのリアクションです。
上質な脂身に溶け込むわけですね。うまい。
このうまさにしてはコスパもかなりいい方だと思うので、ぜひぜひ行ってみてください。
詳しくはこちらをどうぞ。
老舗風の新進気鋭「かつ好」@人形町
人形町の少し裏通りに入ったところにあります。
老舗風ですが、できたのは2016年頃のよう。
こちらもまたブログ用に来たので、高いですが5000円のコースを食べました。
まず、角煮的なお通しが出ます。
あまじょっぱくてうまい。豆も美味しい。
で、コースの途中に車海老が出るんですが、それが非常に美味しい!
衣と海老が一体となっているというか、ホロっとしながらもサクッとしていて美味しい。
中の海老も天ぷらではないので生ではなく、それがまた新鮮でおいしい。やわらかくも繊維を少し感じるような食感。
とんかつの揚げの技術はほかの食材に適用しても美味しいんだな、と感じさせられる一品です。
もちろんとんかつも美味しい。二人で行ったので、ロースとヒレをそれぞれ頼みました。
↓ロース
↓ヒレ
車海老で感動してしまったので、こちらでは感動はできなかったのですが、当然美味しいです。
ヒレは脂身はだいぶ抑え目でした。そしてこの店は塩、わさび醤油、ソースと、色々な調味料を出してくれます。
粋な味を味わえる人形町の名店です。
更に詳しくはこちらをどうぞ。
まとめ
とんかつはやはりうまい。肉もうまいけど衣もうまい。それぞれうまいし、その組み合わせもうまい。
という、意外と奥が深い料理だなと思うこの頃です。
気軽に行けない感じもあるかも知れませんが、ぜひ機会があれば食べに行ってみてください。