ぽねーーーん。
こんな音が今の私の頭の中では鳴り響いてません。鳴り響いてなくてよかった。そう思う今日この頃です。
さて! ラーメンやらカレーやらの記事をまあまあ書いてる私ですが、今回はラーメンというか、「台湾まぜそば」の記事です。
麺屋「こころ」という台湾まぜそばの人気店で、台湾まぜそばを食べてきましたので、その台湾まぜそばの紹介記事です。全国にちょいちょいありますが、ちゃんとしたお店です。ちなみに今回は神楽坂に行ってきました。
ああ、台湾まぜそば。
そもそも”台湾まぜそば”って?
だいぶ羅列しましたが、そもそも台湾まぜそばとはなんなのか? という人のために簡単に説明。
台湾まぜそばとは?
台湾ミンチ(唐辛子とニンニクを効かせた醤油味のピリ辛ミンチ)を極太麺に乗せた、汁無し麺の一種です。
引用:麺屋こころ 公式HP
こういうことです。
油そばのちょっと辛いやつという認識で一生を終えても特に問題は起きないと思います。ラーメンなのにスープがないのが油そばです。つまり、汁無し麺です。逆にややこしいですかね。
ちなみに、台湾まぜそばと言いつつ、発祥の地は名古屋です。名古屋の中華料理屋が始めた台湾ラーメンの影響という説があります。
そんな台湾まぜそばの具はこんな感じ。
代表的な具は台湾ミンチ、生の刻んだニラ・ネギ、魚粉、卵黄。好みでおろしニンニクを入れ、よくかき混ぜて食べる。
つまり、
- 唐辛子
- ニンニク
- 醤油
- ニラ
- ネギ
- 魚粉
- 卵
上記+麺ということなので、ガッツリ感というか、B級グルメ感が出てますね。体力つきそうな感じ。濃いです。
そんな台湾まぜそばの名店で有名なのが「麺屋 はなび」なのですが、そこの出身の店主が始めたのが、「麺屋 こころ」なのです。その神楽坂店の紹介を今からしようと、そういうわけです。
やっと本題ですね。
麺屋「こころ」 神楽坂店
こちらがその台湾まぜそば屋。
- 麺屋 こころ 神楽坂店
- 03-5579-8782
- 飯田橋駅から245m
- [平日]
11:30~15:00(L.O) 18:00~22:30(L.O)
[土・祝]
11:30~20:00(L.O)- 定休日:日曜日
神楽坂を一本脇に入ったところにあります。以前このブログで紹介した「膳楽房」というお店の近くです。
白い戸を開けると、中は狭いです。…が、清潔感のあるスタイリッシュな雰囲気もあります。
とにかく食券を買いましょう。
今回買うのは「台湾まぜそば」。最もスタンダードなメニューです。
買ったらカウンターに座ります。カウンターオンリーです。
カウンターもこぎれい。
ラーメンの写真パネルが壁に飾られています。
全体的にちょっとオシャレ。近くに東京理科大学があるからか、学生も多かったですね。でも、サラリーマンも多かった。あと、ブロガーと自主映画監督もいましたね。ええ、私のことですとも。ええ。
で、数分待って運ばれてきました。
台湾まぜそば 食レポ
台湾まぜそば 780円(税込)
こちらが例の品です。
なんの色調補正もしてないのにこの輝き! 卵ってほんと、どんな料理も3倍増しくらいにみせるようなあ、と思いますね。ほんと。
卵以外はネギ、ニラ、にんにく、ミンチと、かなりのスタミナB級グルメっぷりですね。これらを一つにまとめるのが卵の役目。
というわけで、まぜます。まぜそばなんでね。皿の底にたまっているタレや卵、具を麺によく絡ませます。
写真だとちょい汚いですが、実際には混ぜると食欲そそられます。
で、味はというと…
しょっぱうまい!
という感じです。しっかりした太麺に卵やミンチが絡んで、まろやかさもありつつ、タレのしょっぱさ、にんにくのパンチが加わり、結果的には濃い味のスタミナ料理という感じです。ちなみにピリ辛。
うまいですが、自分としてはちょっとしょっぱすぎかも。でも食べられなくはないですね。なんか少し薄められたら個人的にはなおよかった。
見た目から予想ができる味ですが、名店出身だけあって、スカスカしたB級グルメではなくて、ちゃんとした満足感はあります。まあ、とりあえずうまいけどちょっとしょっぱかった。でも完食!しました。
でも、台湾まぜそばはこれで終わりではありません!
追い飯
そう、”追い飯”があるのです。
なにそれ? こんな感じです。
ちょっとまた汚いので小さい写真にしました。
要は、まぜそばの残ったタレにご飯を入れて、混ぜて食べるわけですね。B級グルメ丼といった感じです。ちょっとしょっぱいくらいのタレが中毒性あってハマるわけです。
これは無料で、追い飯頼まずに帰ろうとすると、二回くらい「追い飯は大丈夫ですか?」と聞かれます(全員にではないかもだけど、聞かれてる人がいた)。つけ麺のスープ割よりもきっと重要ポジションなのでしょう。実際、これ目当ての人もいそう。
まあ、これでもなお少ししょっぱいんですけど、そもそも台湾まぜそばに薄味を求める人なんていないわけです。どことなくタイ料理的なエスニックさのある麺料理を食べ、その後さらに白飯でかきこめるわけだから、ハマる人はハマるでしょう。
総合的に言うと、
うまいし中毒性もあるけどしょっぱい…が、それが良さでもある。そして、意外に店内は小ぎれい。
そんなところですね。
後日追記:カレー台湾まぜそば
カレー台湾まぜそば 810円(税込)
基本は台湾まぜそばですが、カレー粉が入っている。これが結構味を支配しており、台湾そばとはちがう味で楽しめる。
ジャンクな台湾まぜそばにはかなりマッチしていてうまい。台湾まぜそばもですが、まあまあ味が濃いので、濃いのが好きならお勧めだし、薄口な人にはあまりお勧めできない感じです。
濃い味ににんにくとカレーのパンチ、そしてたまねぎの少し爽やかでなおかつ刺激にもなるシャキシャキ感。まぜそば好きの人はぜひ行くといいと思います。
更なる追記:濃厚担々麺
濃厚担々麺 780円(税込)
担々麺。これが、単なる担々麺ではなく、「油そば屋で出す担々麺」という感じになっているのがいい。
ジャンクさが強めなのか、調味料多めなのか、玉ねぎの力なのか…
油そばの技術を使った感があります。台湾まぜそばと言った方が正しいですかね。
油そばにスープがあったらこうなるのかも、と思うようなピリッと来る刺激と味付け。
ワイルドな味でうまかった。
麺も少し太め。
まんべんなくある刺激・調味料に玉ねぎのシャキシャキ感が加わり、そこにこの麺とくると、やっぱり油そばを思い出すのであった。
ちなみに、イレギュラーかも知れないのだが、最後にご飯(追い飯)もしてくれた。担々麺にも追い飯が合ってた。味濃いからね。
意外とお勧めの一品。
ひとこと
台湾まぜそばを食べたことない人にはぜひ、追い飯までセットで味わってみてほしいですね。にんにくは抜きにもできるので(にんにくいりますか?と聞かれます)、匂いは気にしなくて大丈夫です。
これが好きな方には、台湾まぜそばではないですが、池袋にある油そば屋「武蔵野アブラ学会」もおすすめです。こちらの方が味は濃くないかもですが、ガッツリな味わい、油感には存分に応えてくれます。甘みのあるタレがgoodです。
ほか、今までに行ったラーメン屋の記事をまとめた記事なんかも書いてます。
実は家で食べれる台湾まぜそばもあります。マルちゃん。