三文 享楽 作品まとめ 小説・エッセイ等

三文享楽短編小説アクセスランキング@回転オトエフミ【三文】

2017年11月30日

本屋さんに行くと便意を催す現象のことを「青木まりこ現象」と言いますが、

このことを知った時に、「え、私もだけど。これ私の名前にならないかな」と思った人間がこの世に何人いるのか気になっているのは、そう、

回転オトエフミで小説を主に更新している三文享楽です。

 

改めて、自己紹介させていただきますが、私かつては小説家を目指しており、長編や短編含めて50回ほど賞レースに応募したことのある人間です。

その結果については、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

私の名前、上述した三文享楽の名からリンクしている私のプロフィール記事に明記されています。

 

さて(プロフィール記事から戻ってきてくださった方、見捨てないでいただき、ありがとうございます)。

三文小説しか書けないこんな私めといえど、やはり自分の書いた小説がどのように思われているのかは気になるものです。単純な感想はもちろんのこと、どういう小説がどれだけ読まれているかというのはもちろん興味深いものです。

 

ということで、このブログに私が参戦した当初から更新していた短編小説38編の中で、ある統計をとってみました。


アクセス数が多いランキングです。

 

ええ、もちろん、アクセスランキングすなわち人気ランキングということではございません

単純なアクセスのランキングです。公開が早ければ当然にアクセスは多いですし、私や管理人がリンクをたくさん貼っていれば、それは当然にアクセスが多いです。

しかし、公開が早くもなく、それでいて我々がリンクをあまり貼っていないにもかかわらず、アクセスが多めの小説というのもあります。

 

これは読んでみて面白いから再来してくれるなり、タイトルやサムネイルが興味深かったから初めての方も読んでみたくなったなり、少なからず理由があって起きた現象だと思います。

これを「なんかしら現象」と名付けても良いです。

 

そこで!

今回はこうした不平等ながらも2017年11月4日時点での公開済短編小説38編のうち、上位20位までのランキング記事とさせていただきます。

不平等なりにアクセスが多い少ない理由をそれぞれ解説させていただきました。

併せて読んでいただき、興味がある小説をご覧いただければ幸いです。

 

三文享楽短編小説アクセスランキングベスト20

1位 ハエトリ草(公開1番目・リンク多)

当然と言えば当然かもしれません。

私がこのブログに最初に公開した短編小説です。

一番早くに公開したのだから最も公開されている期間が長いということです。

 

また、私や管理人が色々なところへリンクを貼っている小説でもありますから、更に当然です。

しかし、裏を返せば、私が最初に公開したかった短編でもあり、最もリンクさせて読んでいただきたい小説でもあるわけです。

ええ、おすすめということです。

 

これだけハードルあげるのもなんですが、まあ、作者の主観的な思いとしていただければと思います。

是非どうぞ。

 

2位 前科アリの人々(公開2番目・リンク多・小説朗読)

こちらもまた当然と言えば当然かもしれません。

1位のハエトリ草に続き公開した第二作目です。

リンクもハエトリ草に次いで多くしています。

 

私が次に推したかった短編であり、公開順的にもリンクの多さてきにも2番目に読まれているべき小説です。

ということでおすすめレベルでもランキング2位のこちらの短編小説。

読んでいただければと思います。

 

ちなみに、回転オトエフミのサイトとは全く関係のない方で、136さんという小説朗読をしている方がこの世にはいらっしゃいます。

その方にこちらの小説が選ばれ朗読していただくことがありました。

たくさんの小説を朗読されてきた方の目に留まった小説ということにもなります。

全く知らない方にピックアップしていただいたとなれば、やはりなにかしらの光るものがあったのかなと思ってしまうものです。

 

 

3位 ちょっといいかい(公開16番目・時空モノガタリ・リンク多)

まあ、こちらもおすすめとしてリンクを貼っているので、納得できる作品であります。

 

といっても、2位と3位は2倍近くの差があり、1位と2位が断トツのアクセス数という結果も出ています。

私としてのおすすめ的にも確かに1位と2位はおすすめしたいところですが、こちらも面白いものです。

しっかりと完結しているようなものになっています。

 

4位 鬼は外(公開19番目・リンク多・小説朗読)

こちらの公開は割と遅いものの、リンクを多めに貼っているので、この順位であることもやはり納得はできる作品です。

公開を遅くしたのは自信がないからではありません。リンクを多めに貼っているとおり、私のおすすめ作品だと思っています。

 

自信作ですが、先にどんどん自信作を公開していって後が尻すぼみのクソ小説ばっかっていうのも嫌だったので、バランスよく公開し、この順番で公開したものです。

 

ええ、要するにリンク多く貼って、実際にアクセスいただけたとおりであり、

こちらもまた読んでいただければ幸いです。

 

ちなみに、こちらの小説も136さんに小説朗読されています。

リンクが多かったものではありますが、全く知らない方にピックアップされたということになります。

 

5位 重さん(公開8番目・時空モノガタリ)

さてさて、リンクを多く貼ったわけでもないのに意外に読まれていると思った作品の登場です。

特にこちらの短編小説を優先的にリンクさせたことはありません。

 

ほぼ公開させただけで放置していたものです。

公開も8番目と決して早くありません。

ということで、考えてみましたが、こちらは時空モノガタリという小説投稿サイトに私が初期に応募したもので、私の小説にしては珍しく時代物かつ人情物です。

 

SFではなく、単なる人間の動きを描いたもので、わりとオチも簡潔な完結にはなっているものだと思います。

評価していただいたわけではありませんが、こちらの小説にアクセスが多く、好んで読んでいただいたとしても分からなくない作品です。是非どうぞ。

 

6位 胎マン(公開4番目)

まあ、妥当ですかね。

特にリンクも貼らずに、最初の方に公開したからこの順位。リンクを貼った『鬼は外』などに抜かされてこの順位。妥当な順位です。

 

と箸休め小説の様に言っても、4番目に自信作の合間に入れたくなるくらいのものなので、ハードなSFとは違い、適度なものなはずです。

よろしければどうぞ。

 

7位 掃除屋ジェフ(公開7番目・時空モノガタリ)

7番目に公開して、7番目に読まれている。

しかし、上位にはリンクを多く貼られ、抜かすべくして抜いていったやつもいる。そう考えれば若干人気なのかなと思えますが、まあ大方妥当な順位です。

 

しかし、目をつけるのは時空モノガタリであること。

こちらSF要素なく、完全なハードボイルドとして書いたものです。

やはりきれいにまとまっている作品だとは思っています。時空モノガタリの中でもわりと読まれている方でした。

 

8位 クリック衝動(公開5番目)

妥当な順位なので特にコメントはありません。

 

こういうのが逆にクリックしたくなる方、クリックしなくてもいい、クリックしない方がいいと分かっているのにクリックしたくなる方、そういう方向けの話です。

 

おっと、あまり小説の解説をしては、ネタバレになってしまいますね。

 

↓私は危うくネタバレさせるところでした。もしかしたらボコボコにされていたかもしれません。そんな時、このように強くなっていれば大丈夫かもしれません。

 

9位 服部武雄(公開12番目・時空モノガタリ)

公開の順番に対してこの順位。

わりと人気出ているのかなあと、勝手に喜んでいます。

 

完全な歴史小説です。

時空モノガタリの方でも結構読まれています。

あまり書かないタイプの短編がわりと読まれていると嬉しいものですね。

 

読んでいただける見込みがあるのならば量産すればいいわけですが、それができないのは私にそういった実力と知識がないから。えーんえーん。

 

ということで、三文享楽には珍しいタイプの小説です。どうぞ。

 

10位 掃除穴(公開9番目・時空モノガタリ)

まあ、妥当な順位です。

そして、時空モノガタリ系がやはり多いなという感想。

 

これはSFなのですが、外すことなくこの順位に入ってきてくれました。

以上がベスト10となります。

 

11位 ブーツのために(公開3番目)

いやはや、公開順に対して大きく順位を落としていますなあ。

フェチ作品であり、まあ別に読まれていなかったとしても仕方ない作品です。

 

しかし、こちらの作品、時空モノガタリにもアップしています。

タイトル部分にそれが記載されていないのは、他の時空モノガタリ掲載作品と違って、こっちに先に公開され時空モノガタリの賞レースではない自由投稿部分に試しに掲載してみたものだからです。

なんとそこでは私の作品の中で最も読まれているものです。

 

どういうことなのでしょうかね。

向こうだと冒頭部分が軽く読む事ができるからでしょうか。

時空モノガタリにはスケベが多いだなんていう暴論はあるはずございません。

ということで、こちらの記事にも軽く冒頭部分を引用させていただきますかな。

世の中の女性のブーツを全て嗅ぎ回りたい、と思う男性は如何ほどいるだろうか。

拙い野望ではあるが、ケイもそのうちの一人である。

ケイが他人と違うのは、その野望を叶えるためだけに、職を選んだということである。もちろん、ブーツの臭いを嗅いでいればいいだけの仕事なんてあるわけがない。

もしそのような仕事があるならば、誰もが幼少期から必死に勉学に励み、東大に入り、留学しインターンを行うであろう。そして、その仕事に就くためだけに全てをなげうつのだ。しかしそんな状況にないのは、やはり臭いを嗅いでいるだけでいい専門職が存在しないからである。ケイはどうしたか。最もブーツに触れ合える職場を考えるようにした。

『ブーツのために』冒頭

はい、ではどうぞ。

 

12位 引っ越し置き人形(公開6番目・小説朗読)

順位を落としている小説のうちの一つです。

しかし、前述した小説朗読の136さんに目をつけていただき、朗読していただいたものでもあります。

 

それを発見した当時、私としてはそれほど自信作ではなかったので驚きましたが、朗読を聞き改めて読み直してからというもの、割と良い作品に思えてきました。

 

ということで、小説朗読に選んでもらった作品としておすすめします。

 

13位 録音機(公開13番目・時空モノガタリ)

はい、ということで順位妥当タイプ。

同時に時空モノガタリの安定さを証明したタイプ。

 

あまりに妥当過ぎて、平々凡々、予定調和など色んな四文字熟語がでてきました。

↓そうした四文字熟語を名前に使いたくなった。ていうか、変な名前に改名したいとか思っていたら、こちらの記事をどうぞ。

 

14位 コーヒー牛乳(公開21番目・時空モノガタリ)

これまた時空モノガタリにして大きく順位をあげたタイプです。

そして、私にあまりない人情物です。

 

女性の友情というものを描いてみたくて書いた作品です。

既にランクインしている服部武雄と同じで、あまり書かないタイプがよく読まれていて嬉しいものです。

 

15位 席替え(公開33番目)

こちらもまた大きく順位を上げている作品です。

リンクを多く貼っているわけではありませんが、回転オトエフミ管理人の紅葉葉秀秀逸に気に入ってもらっておすすめしてもらったため、少しは順位に影響しているのかと思っています。

 

しかしそれにしても順位は上がっており、嬉しいところではあります。

 

16位 ウサギ罠(公開11番目・時空モノガタリ)

時空モノガタリにしては、順位を落としてしまいました。

 

17位 補正システム(公開22番目・時空モノガタリ)

時空モノガタリにして、順位が上がりました。

 

18位 自身制裁(公開30番目)

正直、なんでこの作品がこの順位にくるのか分からない驚きです。

公開も遅ければリンクもほぼ貼っていません。

 

タイトルでクリックしていただいたのでしょうか。

色々と謎は深まりますが、読み直して考察しております。

勉強になるものです。

 

19位 喫煙所から(公開34番目)

こちらもまたなんでこの順位か分からないものです。

タイトルが検索にヒットしたのでしょうか。

 

あるいは、回転オトエフミに来てくださった喫煙者の方に興味をもっていただけたのでしょうか。

 

あるいは、こうした固いイメージからのドタバタナンセンス系に興味をもっていただけたのでしょうか。

 

こちらもまた謎は深まり、考察しているものです。

 

20位 ウソ話(公開17番目・時空モノガタリ)

まあ、時空モノガタリにして、大きく順位を外さないといったところですかね。

妥当というよりは、こういう作品でもこの順位にしてもらえるんだという驚きです。

 

ランキングを経て

さて、ランキングはこれくらいまでとさせていただきます。

あまり低い順位のものを発表しても誰も興味なんか持たないでしょうから。

 

という理由もありますが、まあ、公開が遅かったのでアクセスはまだあまり集まっていないといったようなことです。

その中で、18位となった『自身制裁』や19位となった『喫煙所から』には、色んな興味が沸くものです。

 

逆に言うと、7番目や8番目などわりと早くに公開したのに、ベスト20に入っていないというのがあると分析することもできます。

しかし、そんなことをしてなんになるんです。

敗者をさらしてなんになるというんです?

 

僕みたいな劣等者は、小学生時代にテストの点数を公開されては困るような人間なのです。そっとしておいてほしいのです。これ以上、傷口をえぐらないでほしいのです。えーんえーん。

 

といっても、調べようとすれば、簡単にこのサイト内をあされば分かるものです。

調べ上げて、指を差して笑っていただくくらいならいいのですが、クソ作品としてばらさないでください。彼らがかわいそうだからです。

 

三文ぼやき

こういう自作の統計をとって分析するだなんて一種の自慰行為みたいなものだとも思います。しかも、それを恥ずかし気もなく公開までするのだから、こわいものです。

 

しかしまあ、自己分析というのは大事なことですもんね。

私という人間の自己分析なんか全く面白くないし、自己分析をしないといけない時なんか苦痛でしかないのですが、自分の創り出した小説の分析というのは面白いものです。

 

回転オトエフミに公開されている動画のアクセスを確認したり、自分の書いた三文ブログ記事のアクセスを確認したりするのも、日々の楽しみではありますな。

しかし!

ここで私の習性をあげます!

 

私は反省もせず、結果をなんの反映もさせません!

 

そうです、人間としてクソなのです。がーはは。

だから、何篇小説書いても賞もとれなかったわけですし、日々の生活からして残念な人間なのです、がーはは。

 

こりゃ、困った、あ、それそれ♪

 


 

↓創作や読書に時間をとられて飯を作る時間が無くなったらこれ。

↓カップ麺だって楽ちんです。

↓創作はストレス消化。

↓なんと、私が書いた長編小説