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商業映画『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』にCGスタッフとして参加しませんか? → 「はい」という話


こんにちは、もみじばです。

素人丸出しの状態から自主制作映画監督の道を進み始め、大作2本、小作十数本をつくってきた私。

一番最初のしょぼい技術力に比べれば、最近は相当なる上達をしたものです。

▲最初のしょぼい技術の頃

▲最近の上達したやつ

役者が同じでもこの差! もちろん役者もうまくなってますが(プロではなくただの友人なので元々はほんとに素人)。

 

…で、去年の春頃、私についにお仕事の依頼が舞い降りてきたのでありました。

!!

 


「漫画原作の映画のCGスタッフとして協力していただけませんか?」

詳しいことを細かくは語れませんが、とりあえず私が熱心に低レベルな動画編集技術から這い上がって技術力を蓄えてきた様子を、動画編集スタジオの方がこのブログで知ってくれたのでした。

それでブログの問い合わせフォーム経由で私に声がかかったと。

「漫画原作の映画のCGスタッフとして協力していただけませんか?」

※原文とは違います

驚きました。なぜ私に?

正直「詐欺じゃねえか」とか「金払われるのか?」と怪しみましたし、そもそも「俺のレベルじゃ無理じゃね?」とか「予算なくて詰んでるプロジェクトなのでは…」とも思いました。

更に、まずは会うまではその原作が何なのかは教えられないという話でしたので、余計に怪しみました。

 

しかし、大分迷ったものの、予算が超潤沢にある映画で私に声がかかるわけもないですし、様々な事情が重なって非常レアなことに私に声がかかったということを考えると、ここで断ったら二度とこういうチャンスはない、と思えたわけです。

そして私はこの決断を下しました。

「OK」

と。

お会いした方がすごく丁寧な方だったことも理由の一つです。

 

商業映画にCGスタッフとして参加する私

そんなこんなで私がCGスタッフとして参加することになったのが、映画『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』なのでありました。

原作はジャスミン・ギュさんの描く漫画「Back Street Girls」 です。これ、ツイッターで衝撃のコマが回ってきたことがあって、印象に残っていた漫画でした。

冒頭のあらすじ

大きなミスを犯したヤクザ三人組(男)が、ボスに許してもらうために「なんでもします!」と言ったら、ボスがなんと衝撃の一言。

「アイドルになれ」

…てなわけで、ヤクザ三人は性転換して女性アイドルグループとして活動することになったのであります。

アイドルと

ヤクザ(極道)のギャップが面白いわけです。

 

そんなほかに類を見ない設定の漫画が映画になると。なんだか予算がハリウッド並じゃなくても面白くできそうな設定ですし、こりゃ映画にするのもいろんな工夫が生まれて面白そうだなと思いました。

 

撮影に立ち合い

実際の撮影に立ち会いに行かせていただきました。

当然ですが、自主映画とのスタッフ数の差に驚きましたね。恐らく予算潤沢なわけではないであろう邦画でもこれだけの人数かと。

そして、現場には様々なスタッフがいて、各部門で予算のせめぎ合いや、どこまで小道具をこだわってCGの手間を減らすか、逆にどこまでCGによって撮影時間を短縮するかなどの暗黙のやり取りがあることがわかりました。

更に、スタッフの皆が「この作品をよくしよう」としているのがビンビンブンブン伝わってきました。監督はもちろん様々な手を試しますし、カメラマンの方も色々な案を出しますし、私以外のCGスタッフの方も色々なアイディアを出します。私ももちろん加わりますが、周りは完全なるプロなので、やはり言動の的確さ、自信は違うなとは思いましたね。

 

で、そういった現場の空気やせめぎ合いがあるので、たとえCGを使用するシーンが非常に少なかったとしても、CGスタッフが立ち合うか立ち合わないかでCG作業の量や、やりやすさも変わり得ますし、他スタッフとの連携具合も変わるんですよね。(その日は途中からずっとCGありのシーンだったので分量が少ないわけではなかったですが)

プロフィール等には書いていますが、私は現時点で普通のサラリーマンなので、撮影立ち合いには休みを合わせて行きました。そして、23時くらいまでかかりました。うひゃー。

長くも楽しく、地味でもある撮影立ち合い

というわけでかなりハードでしたが、それでも非常に刺激的したし、刺激とは真逆の地味な大変さも経験できました。

  • 待ち時間が鬼長い
  • まあまあ寒い
  • 立ち合い初参加だと話せる人も少数なので、ポジション取りが難しい

まあ、そんなしょぼいことはどうでもいいのですが、リアルな部分なので書いてみました。

とにかく、立ち合ったおかげでCG作業がかなり減らせる結果が出たりと、色々と収穫のある日でした(予算と納期の兼ね合いもあるので、CGなしでいけるところはなるべくなしで…という方向性だった)。

 

編集作業

…で、ここからはとにかく作業です。

アイドルの顔が性転換前のヤクザの顔に「うにゃ~ん」と変わるような漫画的描写がたくさんあり、最初は私はそういうのもやる予定だったのですが、色々あってもっと地味な作業が多くなりました。ワイヤー消し系ですね。

たとえば、このシーンも消したものがあります(最後、若干手直しはあったような雰囲気でしたが…)。

人間の単純な合成もありましたが、全体的にかなりコツコツとやる作業が多かったなあ、という印象です。

私の技術力が自主映画のレベルで言うと十分通用すると思うのですが(見せ方自体も私が決められるというのもあり)、1コマ1コマ拡大してチェックを行うような商業映画だと、あまりエフェクトっぽいCGは技術が足りていなかった、というのが大きな理由です。

なので、「私でなければできなかった」ような類のCG制作はしていないのですが、CGスタッフとして参加したのは事実であり、作業としては緻密に色々とやりました。私がいなくてもどうにかなっていたとは思いますが、さすがにもっと大変だったのだろうとは思います。

夜中に電話やメッセンジャー、時には会ってやりとりをして、そして編集をチマチマやり続けたのも貴重な体験でした。協力してつくる、という雰囲気でできたのは依頼してくださった方の人徳かなと思います。

 

目指す場所

しかし、この仕事をする中で私は改めて気付いたことがありました。

「自分は動画編集や動画加工がしたいわけではなく、物語を描きたいんだ」

と。

もしくは

「面白い演出がしたいんだ」

と。

なので、私が動画編集の技術を上げてきたのは動画編集のプロになりたいからではなく、私が撮れる映画のレベルを上げるため。更に言うと、私が考えている物語をより面白く映画に落とし込むため、なのだなと、改めて思いました。

別にアイデンティティーを求めて自分探しの旅をしてるわけではないので、最初からそれくらいのことは自分で自分を理解していましたが、本当に改めて分かったなという感じでした。

 

そして映画『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』は、漫画原作を活かしつつ、監督が思い描く面白い物語に映画として昇華されたものなわけです。

私はそこに、スタッフとして加わったわけです。

それは、私が考えている物語を自分で私が思う映画にする行為とはまた違い、地味ながらチーム制作としての面白さがあるものでした。私自身のやりたいことはまた別でしたが、こういうのもこれはこれでいいなという部分はやっぱりありましたね。

 

ああ、そんな苦労した映画もついに2/8に公開となります。

見に行こう。

映画『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』公式サイト

そして、あなた。あなたも見に行きましょうね!

 

 

まとめ

…と、色々書きましたしかなり大変でしたが、一つ言えるのは、

「やっておいてよかった」

これに尽きます。

 

そしてそんな私個人がつくった自主映画最新作は『リアル自宅警備員』というSF映画です。

自主制作ならではの独特な設定、そして引きこもりから繰り出される迫力兵器のギャップが楽しい作品です。といって、引きこもりというテーマを扱うので、繊細なドラマ性もある贅沢な物語に仕上がりました。

一度騙されたと思って、予告を見たら本編が気になることと思います。

 

自主制作SFムービー『リアル自宅警備員』予告

本編はこちら

ゴクドルズと合わせて、ぜひギャップの楽しさをご堪能ください。

映画『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』予告

2/8公開なので、私も今から楽しみです。

では。行動する人には、一定のスキルがあれば何かしら声がかかるということかな、と思いますので、皆さんも色々やってみるとよいのではないでしょうか!

そんなポジティヴな言葉でこの記事は終わります。

 

ー完ー







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劇場版「自宅警備員」公開中

▼規格外SFムービー 劇場版「自宅警備員」公開中!

引きこもり達が高度な技術を持ちリアルに自宅警備をする
という近未来世界を描いた自主制作映画。

外"と"中"の二つに分断された世界で、
《国家VS自宅警備員》の規格外なバトルが勃発する。

まずは予告をどうぞ。

予告編

次は本編を見てくれると相当嬉しいです。

本編

気に入ったらシェア・拡散していただけると更に嬉しいです。

紅葉葉 秀秀逸プロフィール

 ▼記事を書いた人:もみじば(紅葉葉 秀秀逸)
「サラリーマンには創作活動ができないだろうか? いや、できる」の反語を実証する
20代リーマンクリエイター。独学のプロ。リーマンだって"好きなことして生きていく"。
座右の銘:「ラー油の上」 年齢:鳥

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