ぶらり神楽坂の旅を観光していることで無名な私ですが、はいどうもこんにちはという感じで今日もまた行ってきました。神楽坂。
本通りを少しそれたところにこそ、流行り廃りに影響されないお店があるもの。
そんなわけで、裏道というほどではないけど神楽坂のメインストリートではない道にあった中華料理屋を今日はご紹介。
「紅龍(ホンロン)」で担々麺&半チャーハン&サラダ食べ放題!
本日は二階にある、神楽坂の小綺麗でオシャレなイメージとはちがった、おっさんうけのよさそうな中華料理店に行ってまいりました。
道に面しておかれる看板は、中華のはっきりした味の輪郭を思わせるような、うまそうな写真が。
特に担々麺が気になります。
階段の途中にも写真があります。なんとなく動物園やら植物園らの展示を思い出しました。なんとなーく
そんななんとなくな感情を抱いたまま階段を上ると…
こういうことです。動物園でもなければ植物園でもありませんでした。水族館でした。
いえ、中華料理店でした。龍だけど虎を思わせるような、ハッとする黄色ですね。そして、ホンロンと読むらしいです。ちっちゃくカタカナで書いてあります。
「紅龍」店内は…
そんな黄色に恵まれた環境の中、店内へと入っていきます。
入ると目の前に大きな仕切りがいきなりあってすこし変な感じでしたが、サラリーマンたちで結構席は埋まっていました。
すぐに席へと案内されます。
こんな席です。おっさんが適当な格好で入って気楽に食う。そんな感じの店。
心の中ではもう頼むものは決まってますが、一応メニューを見ます。
ふむ。
ほう。
ほほう。
私が心の中で決めていた担々麺セット…正式名は特製麻辣タンタン麺。
なんと文字サイズが大きくされているではありませんか! これはつまりお勧めということに違いありません。
決意した背中を更に押された私は担々麺セットを頼みます。
特製麻辣タンタン麺セット 食レポ
料理が来ます。結構すぐ来ました。
この担々麺、これが本場では普通なのかは知りませんが、ちょっと面白いです。写真でも薄々気づいてはいたのですが、真ん中に辛そうなものが盛られているのですが、逆にそれ以外の周りの部分はちょっと透明なスープになっています。
…といっても、この写真だと全くそれが伝わらないですね。周囲の部分をすくってみると、ちょっと透明感が強いのです。
つじたの辛味噌ラーメンは崩し辛味噌みたいな風になっていましたが、あちらは崩す前から味噌は全面にありました。こちらは、崩さないとあんまり味もしなそうな感じに見えます。
⇒関連:飯田橋の名店「つじ田」はつけ麺だけじゃなくて味噌ラーメンもうまいぞ!
辛味噌じゃなくて普通の味噌の記事です。
というわけで周囲の透明なとこのスープを飲むと…まあ、辛くはありません。味もしないわけではないです。…が、物足りない。
というわけで、早々に崩すこととしました。
崩すとこんな感じになります。
この辛いものがあるところは刺さるような感じの尖った辛さ(激辛ではない)になり、あまり混ざってないところはそうでもない、という感じになります。
結構がっつり混ぜないと全体に辛さが根付いた感じにはならなそう。
でも、これはこれで担々麺としてのうまさがありました。胃がホットになる刺激があります。とろみがある濃厚な辛さとは違う感じです。
半チャーハンの出番
辛すぎということもないですが、まあまあ辛いので、セットの半チャーハンが助かります。
こちらはパラパラ系のチャーハンではなく、完全にしっとり系でした。普通の味といったところです。日によって違うかも。
担々麺スープに浸して食べたりすると結構いい感じでした。
サラダ食べ放題じゃ
そして、更にサラダも付きます! というか、サラダバーです。
たくさんとってもいいのですが、とりあえずこんなもんで。サラダと半チャーハンで辛さを紛らわせつつ完食。
ごちそうさまでした。
追記:湖南チャーハン
その後、湖南チャーハンというのも食べた。
見た目通り、少ししょっぱく、湿り気のあるチャーハン。
なかなかうまい。
焦げ系や黒系の食べ物が結構好きな私としては、見た目も込みでなかなかうまいメニューでありました。
まとめ
値段は720円。担々麺と半チャーハンとサラダとその他杏仁豆腐やらもあったので、コスパは悪くはありません。最近の日本のラーメン屋はラーメンだけで1000円近かったりしますからね。
特段おいしい!ということもないのですが、まあまあ美味しくて、まあまあ安くて、サラダも食べ放題、接客も意外と丁寧。
という感じで、雰囲気も小洒落たのが苦手な方には逆にちょうどいい適当さです。気軽に入るにはサラリーマンにはお勧めですね。
以上、担々麺人間がお送りしました。
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