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藤井四段で話題の7大タイトル戦とは?名人戦?棋聖戦?【三文】

2017/06/19

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♪吹ーけば~、飛ぶよーな 将棋~の駒に~♪

はい、村田英雄の名曲『王将』で登場しました三文です。このブログのゲストライター的な人間でございます。

 

以前、このブログの管理人くんが三文は競馬の記事なども書くと言って競馬記事を書きましたが、実は紹介してもらった記事に他にも書くと紹介してもらっていたのが、そう、将棋なわけです。

なんで将棋なのかと問われれば、そう私は高校時代に将棋愛好会に所属するほど、将棋が大好きな人間なわけです。いまだに地元の将棋大会があれば出場するくらいにプレイヤーとして将棋を愛好しております。

 

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将棋好きなら知っておきたい7大タイトル

本当の将棋好きなら、実戦だけで戦法も自発的に生み出すものだ。プロの将棋なんて知らなくてもいい、やって楽しむ趣味程度でいい。以前の私も含め、こう思って将棋を指されている方も多いと思います。

けれども、どうでしょう。

たとえば、職場で年配の上司に「お、将棋を指すのか。そうか、今度やろう。そういえば、最近棋聖戦が始まったけど、どっちが勝つかな」なんていう話題になったときに、将棋のタイトル戦を全く知らないとなると、本当に将棋好きなの?みたくなります。

もちろん、他人のためにやる将棋ではありませんが、将棋をプレーする者と自称するくらいならせめて7大タイトル戦くらいは知っておいた方がいいと思いますので、今回はそれを記事にいたします。

 

(実際のとこ、私は25歳までタイトル戦についてほとんど知らなかったので、何度も恥をかいておりました。その経験も踏まえての最低知識です)

 

将棋のタイトル戦まとめ

1~3月    棋王戦

2~3月    王将戦

4~6月    名人戦

6~7月    棋聖戦

7~9月    王位戦

9~10月   王座戦

10~12月  竜王戦

 

こんな感じなのです。

どんな競技にも遊戯にも、大会があればその時期というものがあるものですよね。

 

それぞれどんなタイトル戦?

棋王戦

1日制の5番勝負、持ち時間は各4時間です。5番勝負のうち、先に3勝した方が勝ちとなるわけです。

4時間の持ち時間を使って勝負し、それを最長で5戦も1日のうちで行うのだから、メンタルと頭脳がすっげえものですよ。

棋王戦ならではの特徴としては、将棋の棋戦には珍しい敗者復活制度があります。

そして、アマチュア名人も女流名人も予選に出場できます。

 

ちなみに、主催は共同通信社です。

共同通信社は、一般社団法人であり、非営利の通信社ですね。

 

様々な記録

最年長記録は、あの谷川浩司さん(当時42歳)となっています。

そして、驚くべきは最年少記録を作った羽生善治(当時20歳)さんです。

 

1991年に南芳一棋王を倒してからというもの、

12連覇という偉業を成し遂げたわけです。

1回タイトル保持者となるだけでもそれはすごいことなのに、12年にわたって棋王であり続けていたというのだから、メンタルの維持を考えても驚嘆すべきことだと思います。

 

現在では、渡辺明さんが連覇を続けています。

ここ最近「異色の棋士」や「コンピューター将棋」などと言われています千田翔太さんが先日挑戦しましたが、5番勝負の末に惜しくも敗退してしまいました。

 

こうしたタイトルの変遷と戦歴もあって、永世棋王の資格をもつのは、羽生善治さんと渡辺明さんの二人となっています。

原則として、永世棋王の称号を得られるのは引退してからなので、まだ資格をもっているということですな。

 

王将戦

2日制の7番勝負、持ち時間は各8時間です。

いやいや、棋王戦の4時間持ち時間の5番勝負でもとんでもない時間の塊に思えるのに、2日かけて7番勝負まで行うというのだから、気の遠くなるような話ですよ。

ちなみに、優勝賞金がタイトル戦の中でも安いです。当然ですが、勝負の時間が長い方が賞金が高くなるなんていうことはあるはずがないのですな。

 

主催はスポーツニッポン新聞社と毎日新聞社です。

おもいっきり、将棋という盤上での勝負なのにスポーツニッポン新聞社が主催側にいるというのも面白い話ですね。

偉業な記録

さてさて、こちらの王将というタイトル。

将棋の歴史を語る上では絶対に外すことのできないであろう棋士、大山康晴さんが王将という名にふさわしいくらいの記録を作っています。なんと、

最多獲得期数が20回

というのだから、これはもう王将そのものじゃないですか。

 

最長連覇についても9連覇

という偉業を成し遂げています。

ちなみに、59歳という最年長記録までもっているのだから、更なる驚愕。

 

その歳でというと失礼になりますが、59歳になってもタイトル戦に出場し、重圧の中でタイトルをかっさらうというのだから尊敬する以外にありませんな。

 

名人戦

2日制の7番勝負、持ち時間は9時間です。

いやいやいや、更に伸びましたよ、持ち時間が。9時間ですよ、9時間。朝8時からでいえば、夕方の5時まで。8時間の労働時間を超えているではありませんか。それをぶっ続けで考え通し、7番勝負まであるのですから、常人では考えられない脳の構造をしているわけでしょうな。

それほどまでに頭の回路がもたないですよ、普通。

 

名人という称号はもう江戸時代にはあり、将棋界では最も歴史があり権威のあるタイトル戦です。挑戦者はA級順位戦で成績を残していなければなりません。

順位戦は対局料を決める指標ともなり、棋士にとってはプレッシャーがたいへんかかります。

 

さて、こちらは2007年度から、毎日新聞社と朝日新聞社の共催となっています。

これほどの権威あるタイトル戦です。やはり、強大な新聞社が2社で共催するほどの壮大なものなのですな。

2005年度からは、大和証券グループから協賛を受けています。

うーん、タイトルの権威にふさわしいほど、おおがかりなタイトル戦なわけですな。

 

そうそうたる記録

こちらの名人戦。

そうそうたるメンバーばかりが名を連ねていますな。

ここ最近では、森内俊之さんと羽生善治さんが入り乱れていましたが、佐藤天彦さんが台頭し、2期タイトルを続けています。

 

記録としてはスゴイものばかり。

ここでも名を残すのは先ほど王将戦でも出てきた大山康晴さん。

なんと最長獲得期数が18期、

13連覇という最長連覇記録も保持しているのです。

そして、63歳において最年長挑戦という記録まで出しているのだから、ハンパねえですわな。

 

生涯現役とはまさにこのこと、驚愕の記録ですよね。

ちなみに、藤井聡太さんとの勝負でも話題になりました加藤一二三さんは、このタイトルにおいて20歳の最年少記録を出しています。

もう記録を出す人は、いつどの時代にいても輝いていますよ。素晴らしい!

 

↓知識よりも実戦が我慢できなくなった!そんな時はまずこちらから。

 

棋聖戦

1日制の5番勝負、持ち時間は各4時間です。かつてはタイトル戦が年2回ありました。

ようやく最初の棋王戦と同じくらいの時間のものがやってきましたな。私もゆったりとした気分でブログを書けるというものです。

 

ちなみに、ただ単に「棋聖」というと、江戸時代の将棋のプロ天野宗歩を指したりします。

私も初めて読んだ小説のせいか、棋聖=天野宗歩という感覚は確かにあります。

「棋聖」といえば「棋聖忍者・天野宗歩富士見の玉将」は素晴らしい小説ですよね。

 

そしてこちら、棋聖戦の主催は産経新聞社となっております。

新聞のネタになるというのもあって、やはり新聞社主催のタイトル戦が多いものですな。

将棋好きにとっては、こういうスポンサーがいて、ありがたいものですよ、本当に。

お前どの立場で言ってんねん!というツッコミを言うならば、おそらく今です。

 

永世棋聖

そして、現時点で永世棋聖なのは、大山康晴さん、中原誠さん、米長邦雄さんのお三方。

永世棋聖の資格を持つのは、

羽生善治さんと佐藤康光さんとなっております。

 

歴代のタイトル保持者を見ても、この5名の方々が本当に活躍されていますな。

最多獲得期数の記録は大山康晴さんと中原誠さんの16期となっております。

最長連覇は羽生善治さんの9連覇。

 

そして…

最年長記録がまたしても、大山康晴さんの54歳です。

すげえです。歳を重ねてもなお勝ち続けるモチベーションってスゴイですよ。

 

王位戦

2日制の7番勝負、持ち時間は各8時間です。

出ましたよ、この量。二日で7番勝負。ええ、そうです、一日の労働レベル8時間を最長で7セットもやるわけですよ、こりゃ厳しい!

8時間かけて一つの勝負を本気で続けるというのがアマチュアにはなかなか考えにくい世界ですわな。

 

しかし、シード枠が少ないというタイトル戦でもあります。

本当にじっくり考え込んで盤上の将棋に全てをかけられる方であれば、ひっくり返せるかもしれません。

若手が下剋上しやすいタイトル戦なのです。

 

北海道新聞社、中日新聞社、西日本新聞社、神戸新聞社、徳島新聞社が主催となって行われるタイトル戦です。

多いですねえ。そして、やはりのオール新聞社!いやはや、気持ちいいくらいに新聞社がやってくれてます。

 

永世王位

そして、これまた永世王位は大山康晴さんと中原誠さん

永世王位の資格をもつのは羽生善治さんとなっております。

 

最長連覇は大山康晴さんの12連覇!そして、最年長は大山康晴さんの48歳であります。

ここへきて、最多獲得期数は18期の羽生善治さんとなります。

こちらもホントすごいですよねえ。連続で12連覇っていうのも驚異的なものですが、18期もタイトルと獲得しているというのも、これまた常人ではなしえない偉業です。凄すぎです。

 

王座戦

1日制の5番勝負、持ち時間は各5時間です。

棋王戦や棋聖戦と同じようにそこまでも長すぎない部類ですな。もう感覚がおかしくなっているのは分かりますが。

だって、午前の8時に勉強なり仕事なりを始めたとしてぶっとおしで午後の1時までずっとやるみたいな感覚ですよ。ずっと将棋をやっているわけだから、一教科の模試をやり続けるなり、設計をひたすら続けるなり、そんな感覚ですな。それを…5回。ああ、こわいこわい。

 

主催は、日本経済新聞社!

いやあ、ホント、新聞社のオールスターですな。

あの日経まできたわけですよ。

 

恐るべき羽生善治

そして、このタイトル戦。あの羽生善治が19連覇していたことで有名です。

19連覇ですよ、19!

常人がこんなこと成しえますか?

当然に永世称号である名誉王座の地位の資格を得ているわけであります。

 

ちなみに、こちらは中原誠さんが名誉王座となっています。

が。

羽生さんの偉業はこれだけの説明で終わらせることはできません。なんと、

最多獲得期数が羽生善治さん24期

最年少は羽生善治さんの24歳、最年長は羽生善治さんの46歳、

いや、総なめやんけ!!!

 

ここへきて、羽生さんの圧倒的な実力、揺るぎない実力、他の追随を許さない完封たる実力。

凄すぎです。

 

↓圧倒的な強さの前に、自分もなにかやり始めねばと危機感に陥った方はまず戦法から。

 

竜王戦

棋戦の中で優勝賞金や対局料がずば抜けて高いです。

2日制の7番勝負、持ち時間は各8時間となっています。

これまたまた、長期戦の大タイトル戦!8時間労働×7戦!うへへっへ、ハイになってまうわい。

 

竜王戦と名人戦のタイトルこそ、棋士なら欲しい格の高さを誇ります。

そして、アマチュアでも参加できます。

つまり、

我々アマチュアも格式高い棋士になれるのです!

 

主催は、読売新聞社!ついにきました、読売新聞!

もうコンプリート感マックスでなんか気持ちイイですよね。別に私の努力などみじんもありませんが。

 

永世竜王の資格

ここへ来て、あのお方の名前がお目見えできます。

永世称号である永世竜王はまだおらず、永世竜王の資格をもつのは、渡辺明さんなのです。

 

そうです、竜王戦では渡辺明さんが連覇を続け、

竜王と言えば渡辺明

と言われるくらいに名を馳せています。

 

渡辺明さんといえば、そう。2016年11月時点で、50戦を行い唯一羽生善治さんに勝ち越しているのです。

いやあ、ここまでの記事を読んできたならば、それがどれだけスゴイことかが分かるでしょう。

これは非常に偉業なわけですよ。

 

↓改めて有名どこの棋士かを確認する場合はこちらから。

 

 三文ぼやき

このような記事を書いておいてなんですが、

テレビで将棋を見る気が起きないという方っていらっしゃると思います。

実際に人とやるから楽しいのであって、別に人のを観戦する気はない。勝ちたいわけではなく、勝つまでの戦いを楽しみたいのだ、というのもあるでしょう。

 

前述しましたが、私も以前はそうでした。

人の対局見ているなら早く自分も戦いたい、そんな感情です。

 

私としては、そういう場合は見ることもないと思います。

やりたいように将棋を指して、どうしても勝てない壁を見つけ策を練ろうとおのずから考えた時、改めてプロの対局を見ると得られるものがある気がします。

 

実際、昔は人の将棋を見ることなど決してなかった私が、今は毎週日曜日のNHK『将棋フォーカス』を録画して、研究に使っています。

他の方に研究し尽された戦術というのを知るのが楽しいのです。

そうすれば良い循環で、ひたすらに将棋を研究し、実戦をし、また研究と繰り返したくなるでしょう。

 

その時まで、ただただ将棋の駒に賭けるのみ!

 


 

↓慣れてくれば、こういう戦法だって挑戦してみたくなるはずですよ。

↓将棋の寄り道にこんなボードゲームはいかがですか。

↓強くなるのは詰将棋からとよく言われます。



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三文 享楽プロフィール

genimg▼この記事を書いた人
当ブログのライター、三文 享楽。小説の連載と、一部記事の執筆を担当。
抜本的少子化対策』の著者であり、自主映画『抜本-BAPPON-』の主演であり、元芸人。
毎月22日頃に小説を公開している。ぷー

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