どうも、ブログ界の中ボス的存在をこのラスボスまとめ記事で名乗っているもみじばです。
そんな紅葉な私は、ドラクエがきっかけで作曲を始め、音楽素材として配信し始めるくらいのファンです。
さて、そんなドラクエファンの私が、この記事ではドラゴンクエストシリーズ歴代の中ボスを一挙まとめまくります。まとめたくなったからまとめる、ただそれだけです。
ちなみに、ラスボスは以下の記事でまとめているので、この記事に載せるのはあくまで中ボスのみです。
この記事に書いてあるのは、
- 各ボスごとの小ネタ
- 思い出、印象深さ
- 戦闘時の強さ、感想
こんなようなことです。
攻略ネタもたまに入れてますが、基本はファン向けの記事です。
中ボスみたいに道中の敵の方が印象深いことってあるものですよね。映画でも悪役が魅力的だととりあえず面白くなったりします(いいことかはさておき。)。
中ボスを全部振り返る=もはやドラクエのストーリーを全部振り返るとか、思い出を振り返るに近いですから、ドラクエの追体験を楽しめることと思います。
また、こんだけすべての中ボスを画像と解説・感想付きでアホみたいに1ページにズラーッと書いてる記事は世の中にふたつとしてないので、雑誌の特集みたいな感じで楽しんでもらえると思います。
では。
- ドラクエシリーズの歴代中ボスまとめ
- 「ドラゴンクエスト1」の中ボス
- 「ドラゴンクエスト2 悪霊の神々」の中ボス
- 「ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…」の中ボス
- 「ドラゴンクエスト4 導かれし者たち」の中ボス
- 「ドラゴンクエスト5 天空の花嫁」の中ボス
- 「ドラゴンクエスト6 幻の大地」の中ボス
- 「ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たち」の中ボス
- ゴーレム
- チョッキンガー
- マチルダ
- 炎の巨人
- デス・アミーゴ
- マシンマスター
- デスマシーン
- あめふらし
- どうくつまじん
- スイフー&あらくれ&ぶとうか
- イノップ&ゴンズ(2回目)
- マンイーター
- ネペロ(闘技場1戦目)
- ガルシア(闘技場2戦目)
- トンプソン(闘技場3戦目)
- ナプト(闘技場4戦目)
- ドンホセ(闘技場5戦目)
- ネリス攻略(闘技場6戦目)
- アントリア
- さんぞく軍団
- さんぞくのカシラ
- ボーンライダー
- セト
- あやしい男
- いどまじん
- ウルフデビル
- タイムマスター
- グラコス
- キングスライム
- ギガミュータント
- グラコス5世
- りゅうき兵(2回目)
- ボルンガ
- やみのドラゴン
- ヘルバオム
- チビィ
- ヘルワーム
- メディルの使い
- ゼッペル
- やみのまじん
- ヘルクラウダー
- ボトク
- ガマデウス
- バリクナジャ
- オルゴ・デミーラ(1回目)
- 炎のせいれい
- ネンガル
- 「ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君」の中ボス
- 「ドラゴンクエスト9 星の守り人」の中ボス
- 「ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族」の中ボス
- 「ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて」の中ボス
- まとめ
ドラクエシリーズの歴代中ボスまとめ
ドラクエの中ボスを集結させました。なかなかのボリュームで、ドラクエの歴史を感じますね。私もこれくらい歴史ができる作品をつくりたいものです。
中ボスカウントする上での、簡単なルールはこうです。
- リメイク版ではなく、原作でカウント
- 同じボスでも何回も戦う場合は都度カウント
- 強制敗北イベントのボスは含めない
- 9の宝の地図のボスは含めない、追加ストーリーのボスも含めない
- 中ボスなのか際どいキャラは、ボス感があるかを独断と偏見で判断(例:7のダーマ神殿のフライングデビルは強いけどザコ敵として扱う)
※10は多すぎるので保留にしてます。
これら以外は、本編ストーリー上で出てくる中ボスは網羅してるつもりです。
抜けがあったら教えてね。
また、基本、クリア後の人が見る想定で書いているので、道中のネタバレはそれなりにありますのでご注意を。
「ドラゴンクエスト1」の中ボス
中ボス数:3
第一作目なので中ボスの数もさすがに少ないです。多くの日本国民にとって、当時は初RPGなわけですし、全クリアまで10時間未満でもいける規模と考えると妥当な中ボス数ですね。
ただ、各ボス戦に工夫があるので、なかなか面白いです。
ドラゴン
記念すべき初中ボス!(厳密にはドラクエ1は自由度が高いので、初とは限りませんが。)
ドラゴンクエストでの最初の中ボスがドラゴンというのは非常に明快でいいですよね。「勇者が王女(姫)を救うためにドラゴンと戦う」というこの超王道展開は意外と燃えます。
テリーのワンダーランドでもドラゴンは出てきますが、勝利後はローラ姫をお姫様抱っこする演出があります。
上の画像では、ファミコンのグラフィックなので若干わかりにくいですが、勇者がローラ姫をお姫様抱っこしています。
容量の都合でカニ歩きしかできなかった1でも、このグラフィックを用意しているこだわりは凄いと思います。
ゴーレム
メルキドを守るボスですね。シリーズ最初の作品にして、ここで早くも「特定の道具を使わないと倒すのが困難なボス」が登場します。ただ、道具を使わなくても困難なだけで倒すことはできる、というところがいいですね。
近年のドラクエだと絶対に使わないといけなくなりそうなので、そういう自由度は昔の作品の良さだと思います。
あくまのきし
ドムドーラの町で特定のマスを踏むと急に出てくるボス。人によっては普通のザコ敵のエンカウントと勘違いするかも知れません。「ロトのよろい」を守っています。こいつが着てるというわけではなさそうです。
なかなか強いです。
「ドラゴンクエスト2 悪霊の神々」の中ボス
中ボス数:8
中ボスと呼べるほどの存在感でもない敵も多いですが、2作目にしても早くもイベント戦が大幅に増えています。
パーティーバトルを導入したのが本作からですが、「戦闘の深みが増し → ボス戦で深みを味わってもらおう」ということで増やしたのかもしれません。
グレムリン(1回目)
2回も中ボス(というかもはや小ボスレベルだけど)として戦うことになるグレムリン。1回目はルプガナで、町娘をいじめているという、いかにもザコな雰囲気で出てくる。
たいして強くないのでボコそう。
グレムリン(2回目)
大灯台で「紋章のある場所に連れてってやる」的なことを言う怪しいじじいに付いていくと戦うことになるボス。たいしてストーリー性はないけど、宝箱の前に急にいるぽっと出のボスでもなく、なおかつどこか自由度を感じるこの演出はけっこう好きです。
しかも結局紋章くれるから嘘ついてないという。
ベビル
この記事書くまで…というか、書いててもなかなか思い出せなかったのですが、なんか牢屋に閉じ込めらている二匹のモンスターです。
容量の問題でグラフィックを使いまわすためにグレムリンの色違いなんでしょうね。グレムリンが二回出るのも節約で、だけどさすがに3回は出せないから最後はひとつ色違いにしたと…
制作者の苦労が垣間見えるというものです。
キラータイガー
コロシアム好きのいかにも中世の狂った王様(デルコンダル王)によって戦わされるモンスター。
勝つと月の紋章をもらえます。あのピンクパンサーが凶暴化したような見た目。
じごくのつかい(海底の洞窟)
ドラクエ初の宝箱の前にぽっと出系ボス。のはず。
海底の洞窟で、じゃしんのぞうを守っている。その役割がよく似合っているので、宝箱の前にぽっと出の割には印象に残ってますね。
逆にダンジョンは妙に長くて大変だった記憶ですが、その抽象的な記憶以外は印象にないです。ダンジョン見つけるまでのイベントは印象深いんですけどね…。
ちなみに、別途ローレシアの地下につかまっているじごくのつかいもいますが、そちらは戦わなくてもクリア可能でおまけ感が強いので中ボスにカウントしていません。また、リメイク版ではローレシアにいるのは、あくましんかんに変更になっています。
アトラス
ここからがドラクエ2の真の中ボスたちですね。
鬼のダンジョン、ロンダルキアを抜けた後、鬼のザコ敵たちを潜り抜け、その後に出てくる鬼の中ボス。もはやドラクエではなく鬼クエですね。いや、別にこいつら鬼ではないんだけどね。
とりあえずここから先の中ボスは強い。そして、なにもないところで急にエンカウントする方式でボス戦に突入するのでビビります。
こいつは単純に195という数値を誇る攻撃力が強いパワー系のボス。三戦の初戦にふさわしいタイプだと思います。
バズズ
こいつも強い。メガンテ使うのはラッキーな場合もあるかも知れないですが、ザラキは勘弁してほしい。
ちなみに、このブログでちょいちょい紹介してるドラゴンクエストモンスターズ+という超面白い漫画では敵として大活躍します。この漫画は本当にドラクエファンには一度、できれば3回くらい読んでほしい。
ファンがニヤリとする要素満載で、かつ普通にそれがなくても盛り上げ方がうますぎて面白いです。お勧め。
ベリアル
ベリアルと言えばイオナズン。あと、シドーだけではなく、こいつもベホマを使うから恐ろしい。
アトラス、バズズ、ベリアルの三獣士を倒したら、やっとラスボス。しかし、こいつらがいるおかげでラスボス戦がより盛り上がっているのは間違いなし。中ボスとしての役目を存分に発揮していますね。
「ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…」の中ボス
中ボス数:9
9という、ドラクエ2の8よりギリギリ多い中ボス数ですが、その壮大な設定・ストーリーの割に意外と中ボスが少ないのがドラクエ3。しかも、2回戦う敵が2つあってこの中ボス数。
ただ、その代わり存在感の薄い中ボスはいないですね。ダンジョンの奥に急にいる、必然性の感じられない中ボス戦は3にはないです。7は個人的には好きなドラクエですが、いなくてもいい中ボスも若干いたので、そこは3のよさなのでしょうね。
個人的には強さとインパクトから、ピラミッドのひとくいばこも入れたいですが、我慢しました…。
カンダタ(1回目)
ドラクエの盗賊と言えば「カンダタ!」と答える人がほとんどでしょう。
しつこさ、「ゆるしてくれよ な! な!」という名言に代表される憎めなさ、半裸にマスクというヤバイ風貌などなど、さまざまな要因が重なり、地味な人気キャラとして、その後のドラクエシリーズにちょこちょこ出てくることになります。
戦う前にひとつセコイことをやってくるのも印象深くなってる要因ですね。
戦闘力はどうかと言えば、攻撃力がほどほどに強く、子分をたくさん引き連れているので、ほどよく苦戦します。最初の中ボスとしてちょうどいい強さです。スマブラにアシストフィギュアでもいいから出てほしいものです。
カンダタ(2回目)
なんか来てる服が変わります。服を何枚か持っていても全部この変態スタイルなのかと思うと、こいつの変態っぷりをうかがい知れます。
再びこいつを倒すと、ゲームの終盤、ラダトームにて改心している様子を見ることができます。ただ、時系列はどうあれ、その後の5ではまた悪人として出てきますし、いろんなドラクエにちょこちょこ出てきていて、そのどれも反省を感じない態度だったりはする。
やまたのおろち(1回目)
「やまた」じゃないじゃん、と思ったこともありますが、好きなモンスターです。ジパングのヒミコに成り代わっている邪悪な竜です。11でもちょいこいつを連想させるボスがいました。
リメイクのSFC版だと5つの首が動きます。3のスーファミ版はグラフィックも音質もかなり好きですね。
「もえさかるかえん」がまあまあ強いので、負けることもあると思います。そして、まあまあ苦労して勝つと、背後に「たびのとびら」が現れます
…が、これを無視してリレミトとかで帰るとなんと、勝ったことになりません!! そして、何回も倒したからといって、「くさなぎのけん」は何回も手に入りません。
私はそのミスを犯しました。みなさん、気を付けましょう。
・ファミコン版
・リメイク版
▲それぞれ、赤丸内のたびのとびらに入らないと倒したことにならない。
やまたのおろち(2回目)
2回目はヒミコの宮殿内で戦うことになります。
周りがぶっ壊れないか心配ですが、気にせず戦い、気にせず勝利すれば皆に感謝されます。1回目のやまたのおろち戦に勝利すると「くさなぎのけん」が手に入るので、それを装備するとちょっと楽です。
ボストロール
ドラクエシリーズではもはや、ぱふぱふに次ぐ定番とも言えそうなほどよく出てくるタイプのボス。
つまり、王様に化けたモンスター系のボスということです。こいつはサマンオサの王様に化けています。ラーの鏡がドラクエ定番アイテム的な雰囲気があるのは、2と3で連続で出たというのが大きいでしょうね。
おまけ話(王様に化けるモンスターまとめ)
ちなみにモンスターが王様に化けていたパターンはたくさんあります。てか、すぐ上で紹介したやまたのおろちもヒミコに化けてますよね。
そのほかには…
- ドラクエ5のラインハット国王
- モンスターズ2のノースデン国王
- ジョーカー3のポーラパークのイエタス
- ヒーローズ2のオレンカ王
- さらには現時点で最新作の11では、重要なあの王様が…?
と、たくさんあります。11のホムラの里でも若干近いと言えなくもない展開もありますね。
このネタは堀井雄二さんお得意のパターン…というか、外伝でも頻用されているので、困ったら使えて外すことのない便利な展開なのでしょうかね。
こんな記事を書いている人もいましたが、王を殺さずに化けて国を乗っ取るという手法はドラクエの魔物界では慣れた手口のようです。
バラモス
趣味:バシルーラ
好きなもの:はらわた
ラスボス級の存在感を持つ中ボス。意外にもマホトーンが効くので、それを利用すると多少楽ができるボス。
バシルーラを使う、見た目の通りいやらしいやつ。その風貌から、ジャガイモキングとの呼び名もある(ない)。
彼(彼女? ではないよね)に関しては語れることは多すぎますが、語っても普通過ぎるのであまり語らないでおきます。周りに貼ってるバリアで戦闘前に微妙に体力削ってくるケチさが、カリスマ性のなさなのでしょう。
キングヒドラ
ここからはゾーマの前哨戦3連発です。2でいう、アトラス、バズズ、ベリアルですね。でも、前哨戦3連発に関してだけ言えば、2の方が人気というか印象深い感じがします。演出は3の方が凝ってるので、難易度の問題でしょうね。てなわけで、こいつはあのオルテガを殺した敵でもある、にっくきキングヒドラ。大怪獣感の強い名前。
攻撃力が高め。実際の戦闘の印象よりも、オルテガを殺すイベントの印象が強いですね。リメイク版だとムービー的な感じですし。
オルテガ好きには以下の記事もおすすめ。
バラモスブロス
ラダトームの町でモブキャラが「バラモスなんかゾーマの手下の一人にしか過ぎない」とか言ってたのを思い知らされるボス。
え、色違いいんの!? という驚きの中でのバトルとなります。
はげしいほのお、イオナズンといった全体攻撃があるので、けんじゃのいしがあってもちょいキツめです。
バラモスゾンビ
なんか攻撃力がバカ高いので、それが印象に残ります。またバラモスかよ、という驚きもありますね。
ロトの紋章なんかだと結構かっこいい見た目になってます。
星のドラゴンクエストには、「バラモス・改」とかいうやつも出るようです。
とにかく、こいつを倒すとついにあのカリスマ的ラスボス、ゾーマ様との対決です。中ボスたちが物語を盛り上げるのはここまでです。
スポンサーリンク
「ドラゴンクエスト4 導かれし者たち」の中ボス
中ボス数:19
4は章仕立てなので中ボスは当然増えるもの…と思いますが、さらに武術大会と四天王がいるので、なかなかの中ボス数です。
3からいきなり10も増えています。4は音楽の種類も大分増えてますし、バラエティに富んだボリューミーな作品ですね。
ピサロの手先
第一章のラスボスともいえる中ボス。塔にいます。ライアンとホイミンのコンビネーションを見せつける絶好の戦い。ギラがちょっと怖い。
個人的にはこいつよりも、こいつを倒した後、マップ上で話しかけるとルーラで逃げていくミニデーモン?の方が印象的。そんなのなかったっけ、、なかったらごめんなさい。
カメレオンマン
またこいつかという感じの風貌。テンペを苦しめる生贄オタク。
第二章のボスなので、アリーナ、クリフト、ブライでボコります。
あばれこまいぬとセットですが、そっちはお供なので別カウントはしていません。
特に印象のない、ほんとに単なるちょっとしたイベント戦の敵というイメージ。
ミスターハン(武術大会)
初戦の相手。特筆すべきところはない。こいつよりも、11の似た名前のハンフリーの方がずっと印象的ですね。
ラゴス(武術大会)
FC版だとブーメラン、リメイク版だとクロスボウを使ってくる、なんとなく卑怯な遠距離攻撃野郎のイメージがあるやつ。同名の盗賊がドラクエ2にいます。10にもクエストで出ます。
なんとなくグラフィックがエストポリスとかそういう、スーファミのほかのRPGっぽい気がします。
ビビアン(武術大会)
魔法キャラ。あんな露出の多いセクシーな装備では危険なのではと思うものの、ドラクエは男でも武闘家系だと露出多いし、5の頼れる戦士パパスもなぜか片乳首を出したまま戦うしなので、気にしても無駄でしょう。
11にも出てくる。
サイモン(武術大会)
通常攻撃とやくそうだけの面白くない行動パターンのくせに強い、困ったやつ。
さしたる印象はないです。
ベロリンマン(武術大会)
こいつは印象的ですね! 11でも存在感を発揮しています。
なんといっても、どう見ても魔物な上に、分身までするのだからまさに化け物。
分身したやつの内、1匹だけが本物でそいつにしか攻撃が通らないというギャンブルゲーを強いられるのですが、これがなかなかいいアクセントになっていると思います。
バルザック
こいつはベロリンマンの色物的な印象深さとは違って、本筋のストーリーと絡んで印象深いタイプの中ボスです。第四章なので、ミネアとマーニャで戦います。
せいじゃくのたまを使うと倒しやすくなるというギミックがあったり、その後、進化の秘宝を使用して強くなったバージョンと戦うことになったりと、嫌でも記憶に残る敵。
個人的にはドラクエライバルズで、敵を倒すと能力が上がるという面白カードだったのでそこでも印象深いです。まあ、そのバルザックはバルザック+の方なんですけどね。
裏切り小僧
裏切りの洞窟に出てくるうらぎりこぞう、というわかりやすい敵名。
マーニャ・ミネアに化けて裏切った感じで襲ってくる、5章最初の中ボス。演出は凝ってるけど、どことなく自分の中では影の薄いボスです。4は何度もクリアしてないからかも知れませんが…。2週目以降、3章あたりでやめちゃうんですよね、どうも。
灯台タイガー
大灯台にて、ぽっと出する中ボス。特筆すべき点のないボス。
ピンクパンサーの中の人が見えちゃったかのような見た目。
ほのおのせんしと一緒に出てくる。
キングレオ(2回目)
2回戦いますが、1回目は負けイベントです。ドラクエ史上初の強制敗北バトルはドラクエ4のキングレオなのです。
いわば負けイベントという伏線があってからの復讐バトルなので、なかなかに印象深い中ボス。マーニャ・ミネアを入れて戦いたくなる敵です。
ただ、ドラクエモンスターズ テリーのワンダーランドにおける、「獣系最強のモンスター」という方での印象が強い人も多いかも知れません。
バルザック+
バルザック+は進化の秘宝によって強化したバルザックです。強くなって再び勇者たちの目の前に現れた…という少年ジャンプ的展開です。
ボスとしての強さもなかなかで、ドラクエ4の一つの重要なポイントなる敵。
バコタ
個人的ドラクエ3大盗賊である「カンダタ」「ラゴス」に並ぶキャラ。
3で登場した、アリアハンの牢獄に閉じ込められているアイツが返ってきた! と当時はファンも大熱狂だった…なんてことは全くないでしょうが、ドラクエシリーズではまあまあ有名な盗賊キャラだと思います。
4はラゴスとバコタが同時に出る、レアなドラクエです。カンダタも出れば勢ぞろいだったので残念!
ピサロナイト
ちょっと切ないあのイベントで登場する中ボス。ほら、ロザリー関連のあれ。
バトル中にせいじゃくのたまを使ってくるのが、彼の知的な性格を感じさせて面白い。
関係ないですが、私がよくやっているドラクエライバルズでは、ピサロのテンションスキルとして程々に活躍してくれる。まあまあ弱い。
エスターク
ドラクエ歴代中ボスの中でも、最もストーリー的に最強感を放っているのがこいつ。
地獄の帝王の二つ名を持ち、エスターク=ダークドレアム説を始めとする、色々なドラクエシリーズのつながり的議論(ときに妄想)を大きく助けている存在でもあります。
その辺の人気も背中を押してか、10の「災厄の王」というモンスターがエスタークによく似ていたり、ほかにもモンスターズでグランエスタークというモンスターが出てきたりと、意味深な雰囲気を出すときに使われがち。
しかし、いつも寝起きを勇者たち一行にボコされるという、悲しい立場のボスでもあります。
もちろん、ゲーム中も非常に強い中ボスです。進化の秘宝絡みで、ストーリーの本筋にも絶大な存在感を放っていますし、バラモス・ムドー・ドルマゲス・ウルノーガに次ぐラスボス感のある中ボスと言えるでしょう。人によってはそれらよりも上と思うかも知れないですね。
アンドレアル
闇の世界にあるデスキャッスルの結界を守る四天王シリーズ。
倒そうとしてもわんさか増えていく…そんなイメージのボス。戦い方はカリスマ性がないですが、なんとなく人気はまあまあある気がする、そんなやつ。死ぬときに「ぐふっ」と言う。ぐふっ
ギガデーモン
セリフにカリスマ性がなく、戦い方にもカリスマ性がない小物感満載の中ボス。クライマックス付近にしてはかなりしょぼいボス。
「よくぞ ここまで たどりついた!
てきながら あっぱれな やつ!
「そうじゃ ほうびを やろう。
おまえの うしろの ゆかを
しらべるがよい。
こんなことをほざいて、後ろを向いたらリメイク版だと実際に不意打ち状態から戦闘開始になってしまいます。
FC版だとグラフィックはバルザック+と全く同じですが、存在感の差は大きい。
ヘルバトラー
戦闘前に「オレさまが せいばい してくれるわ!」とかいう、ももたろうでも言うのが恥ずかしいようなセリフを放ちます。
そんなに印象にないですが、5で最強格の仲間モンスターとして人気を博しているのも、ここでの地道な認知活動があったからでしょう。関係ないか。
エビルプリースト
四天王を倒す順番は自由ですが、こいつが最後の方が盛り上がると思います。
なんといっても、リメイク版ではこいつは(…ここから特にネタバレですが)ピサロを貶めた裏ボスとして君臨しますからね。
ファミコン版だとピサロに忠誠誓ってる設定なのですが、ロザリー殺害を裏で仕組んだことは変わらず、印象深い中ボスには変わりありません。ただ、ファミコン版のロザリー殺害はピサロを真の魔族の王にするため…というのが正しい解釈のようです。
とにもかくにも、戦闘も厳しい戦いになりますし、全体的に存在感のある中ボスには間違いありません。
「ドラゴンクエスト5 天空の花嫁」の中ボス
中ボス数:15
4よりは中ボス数が減りますが、印象深さではトップクラスのゲマ・ブオーンがいるのがドラクエ5ですね。
おやぶんゴースト
レヌール城での主人公とビアンカの思い出を強力なものにしたのは彼です。
彼こそが恋のキューピッドと言っても過言ではないでしょう(ビアンカを選ぶ場合)。
城の中でもちょっとした演出があるので、意外にも記憶に結構残る中ボス。
また、初めてのボス戦なので、初めて「ピシイ!」という攻撃音を聴く戦闘でもあります。
ザイル
彼はドワーフです。
春風のフルートを盗み妖精の世界を冬にし、結果的に人間界の春も遠のかせた張本人。…ですが、こいつを倒した後すぐに出てくる、ゆきのじょおうが全ての黒幕なわけです。
「いつの時代、どんな世界でも子供をそそのかす悪人はいる」という教訓を我々に教えてくれる素晴らしいボスなのであります。ああ、素晴らしくて拝みたい。
リメイク版だと仲間にできますが、あまり仲間にしても活躍しないと思います。
ゆきのじょおう
ドワーフをそそのかす悪い女王。いかにも悪そうな髪型と目の色とファッションです。
ストーリー的には印象薄いというほどではないですが、そんなに印象深くもないです。つめたいいきを使ってきて、ほどほどに強いです。
ニセたいこう
はい、王様に化けるパターンのボス出ました。ラーのかがみが必要な点も、ボストロールと同じです。
このボスの見た目やキャラ自体はギャグ感ありますが、ラインハットでのイベント全体を通してはシリアスかつちょっと感動的です。このボスを好きだという人は少ないかも知れませんが、まるっきり記憶にないという人も少ないでしょう。
にしても、基本、化けるやつはブサイクなことが多いですよね。多分、真の姿が化けてる対象よりも美しかったりかっこよかったりすると「モンスター感」が出ないからだと思いますが、世の中やっぱり顔が大事である感を国民的RPGからも感じるこの頃でありました。
ようがんげんじん
結婚イベント絡みで出てくる中ボス。
メダパニで混乱させたら、混乱して逃げ出してしまって驚いたことがある記憶。ほんとに逃げ出すか、ちょっと調べてもわかりませんでしたが、混乱が効くのは事実です。
ようがんまじんはモンスターズにも登場して人気がある感じですが、こいつはマイナーモンスター感があります。色も溶岩っていうかなんかブルーベリーだし。
カンダタ
ドラクエ3で憎めないキャラとして人気を博したカンダタが、ここで再登場!
深読みするファン的にはアレフガルドとのつながりやらロト伝説との時系列やらの手がかりにしたくもなるのですが、ファンサービス的に出てるだけの可能性はかなりあります。
そして、3のときとちがって、このタイミングで出てくるこいつは結構憎める役を担っています。そして、個人的には見た目と名前を裏切らない守備力の硬さを誇る、右隣にいるシールドヒッポ氏も結構印象深いです。
オークLv20
デモンズタワーでジャミの手下として行く手を阻む中ボス。
モンスターが仲間になってレベルが上がるドラクエ5だからこそのボス名という感じですね。敵の名前にLvが記載されているのは初の例。
Lv20で想像する強さよりはちょっと強く感じる気がします。邪魔してくる一人程度の存在感ですが、名前のインパクトは強め。
キメーラLv35
またLv表記あるボスか! と思いながらも、今度は20から35になっているので、1.5倍身構えることになります。キメラではなくてキメーラ。
全体攻撃多め。オークLv20とセットで思い出すボスですね。
ジャミ
ここからは、ドラクエ史上でも最も憎い敵であり、その分逆に人気もある中ボストリオです。
ドラクエ2のアトラス・バズズ・ベリアルや、3のキングヒドラ・バラモスブロス・バラモスゾンビとかもトリオですが、それらとは違って、ストーリーに重く深く絡んでくる中ボスです。
ドラクエ5を名作と呼ぶファンが多いのは、パパスという最高の父親キャラと、ジャミ・ゴンズ・ゲマという最悪(誉め言葉)の悪役キャラがいるからでしょうね。
ジャミはゲマを筆頭に、子供時代に主人公の父親パパスを殺します。ジャミ自身はパパスをなぶり倒しただけで殺してはいませんが、まあ、殺したようなもんです。
ここで生まれるのが、あの名言ですね。
そして青年時代前半では、せっかく奴隷生活を抜け出して結婚した主人公の人生を再びめちゃくちゃにします。嫁が赤ちゃんを出産したその日に、その出産した嫁を誘拐し、さらには助けに来た主人公を石にしてしまい、それでも飽き足らず嫁すらも石にしてしまう最悪野郎です。
リメイク版ではゲマをさらに目立たせるためにその出番がゲマにとられてしまっていますが、それでも赤ちゃんをさらってる時点で十分むかつきます。
戦闘も一工夫必要な演出があるので、印象深いボスとなっています。
ちなみに小ネタですが、デモンズタワーでのジャミ戦は、仲間モンスターだけで挑もうとすると上の画像のようになり、戦闘できません。
ゴンズ
ドラクエ5の中ボス、ひいては歴代ドラクエシリーズの中でも印象深い方の中ボスがゲマ、ジャミ、ゴンズだと思いますが、その中だとゴンズは大分印象が薄い方になります。
幼年時代にパパスをなぐりまくるその描写から、プレイヤーのゴンズへの怒り・憎しみは結構なものがあります。が、ゲマやジャミのように特殊な演出はなく、セリフもたいしたことは言わないし、ステータス的な強さもさほどではないため、あくまでも「ゲマの手下」という認識で終わります。
ジャミはリメイク版だと存在感が少し薄まりはするものの、赤ちゃんをさらいますし、戦闘時の特殊演出もありますし、セリフ的にもゴンズより知性があります。
ただ、むかつくことに変わりはないので、青年時代にこいつと戦闘になる際は、力の限り「たたかう」コマンドを押しましょう。
ゲマ
ゲマ。
ゲマです。
ゲマですよ。
パパスに「ぬわーーっっ」とかなんとか言わせたあいつです。
ゲマーーっっ
ボブルの塔での戦いは、強制敗北ではなく、ちゃんと勝つことができます。当時のプレイヤーはみな、こぶしを握り締めながらプレイしていたのではないでしょうか。こぶしで十字キーを押していたに違いありません。
とにもかくにもこいつに関しては語るところありすぎるのですが、とにかく残酷です。悪役としては最高ですが、プレイしてるときはとにかく怒りと憎しみが芽生えます。ゲームでそんな怒ったり憎んだりしてもしょうがないのですが、パパスへの感情移入がうまーくされたところで非道な方法でパパスを殺すわけですから、そりゃそうなりますわな。
もちろん印象深さはかなりのもの。というか、こいつのせいもあってラスボスのミルドラースの印象は非常に薄いものとなっています。
ゲマを倒した後、少しやる気なくなるくらいのものです。
ゲームの途中でネクロマンサーが出てきたときは、思わずムダにMPも使いまくって全力でぶっ倒したものです。
スーファミ版だとカラーリングもゲマと全く同じなのです。リメイク版では色違いになりました。
むしろ、なぜスーファミ版でゲマと見た目が同じなザコ敵を用意したのかは謎です。遊び心でわざとやってるのかも知れませんね。
ゲマが憎い敵となる瞬間…つまりパパスを殺すシーンは、リメイク版だと色々と演出が強化されています。せっかくなので、動画を貼っておきます。
セリフも行動も一貫してゲスなのがゲマ。「子を想う親の気持ちは いつ見てもいいものですね」なんてひどいセリフですわな。
そんなゲマを超える印象深さの中ボスは今後もなかなか生まれないのではないかな、と思います。いやあ、存在感でかい。
ブオーン
存在感というか、こいつはサイズがでかいです。
印象深いというか、インパクトがあります。インパクトだけで言えば、ゲマよりブオーンの方があるかも? 登場時の演出がなぜか妙に凝っていて、すごいインパクトを我々プレイヤーに残します。
PS2のリメイク版でも、スーファミの演出を超えるくらいこれまた登場演出が凝っていました。
戦う時期はけっこう自由ですが、いつ戦ってもなかなかに強く、早めに戦うとまったく歯が立ちません。巨体に見合った強さと言えます。
また、リメイク版ではブオーンならぬプオーンが仲間になるようになりましたが、あまり出番はないのが残念なところ。
画像はドラクエ5ではなく、ドラゴンクエストスーパーライトですが、なかなかにかわいいです。ラマダ
主人公の母親であるマーサに化けている嫌な奴。母親がおぞましい巨大な魔物になる場面は想像するとなかなかに厳しいものがありますね。主人公はほんとに辛い人生なものです。
ただ、その分、クリア後の幸せ感はすごいですけどね。
見た目に反してベギラゴン、マヒャドといった呪文を使ってくる。更に、はげしいほのおも吐く全体攻撃のスペシャリスト。全体回復しながら戦いたいところ。
イブール
立ち位置的には本来、けっこうな存在感を放ってしかるべきなのに、なぜか妙に印象の薄い中ボス。
奴隷時代にずっとつくらされていた神殿の教祖との決着という、ストーリーの伏線的にはかなり大きいのになぜこうも印象がないのかは謎。
リメイク版だとゲマがこいつにとどめを刺す。それによって、リメイク版だとゲマが目立つ分、さらに「イブールって誰だっけ?」というプレイヤーが増えているだろうことが予想できます。
ああ、悲しき教祖。戦闘前にわざわざ馬車内の敵も呼び寄せる正々堂々っぷりなのに、その事実自体忘れ去られている、気がします。ああ、非常に悲しき教祖。
ゲマ(2回目)
リメイク版の中ボスは入れないというルールなのですが、ゲマだけ例外でちょっと触れておきます。
原作のスーファミ版でも十分憎い敵ですが、リメイクでは最後、マーサが祈りをささげているところに現れて殺そうとして瀕死のダメージを負わせるというイベントが加わっています。父親を殺し、母親も瀕死にするという、親の仇の鏡のようなやつです。
ぜひ全力で倒してやりましょう。
しつこくそして印象深く憎い中ボス…敵役として、悪役としては本当に素晴らしいキャラですね。
「ドラゴンクエスト6 幻の大地」の中ボス
中ボス数:26
ドラクエは6、7でボリュームがグッと上がっている気がします。
中ボスの数も、6以前の最多中ボス数を誇るドラクエ4の19よりも結構多いです。
4にもいた四天王がいて、しれん関連で3稼いで…という風に考えても多めです。その代わり、印象に残る中ボスと記憶にすら残らない中ボスの差が出始めているようには思います。
特筆すべきは、ラスボスよりも印象的なムドーですね、やはり。5でいうゲマのようなものです。ただ、ムドーは中ボスとして印象的というよりも、ラスボス的な風格があって印象的という、ゲマとはまた違うタイプです。
とうのへいたい
試練の塔の試練的な感じで登場する。ドラクエ6は試練が多い。
こやつは印象深いほどではないですが、最初のボスなので覚えてはいる存在。
「どうだ わしを たおしていけば だいぶ 近道ができるぞ」
とか言われるのですが、なんだかんだ絶対にこいつとは戦わなくてはならないという、謎の輩。
ネルソン
同じく試練の塔の敵。
敵グラだけ見ると同一人物じゃねえのか、という感じですが、こいつの方が全然強いです。でも、そんなに覚えてはないです。そして、マップ上のグラフィックは全然違います。
「はい」と答えると一瞬にして鎧を着る早業を見せてくれる。
ブラディーポ
個人的に、ドラクエシリーズ歴代中ボスの中でもかなりの上位でどうでもいいボスに入るやつ。それがブラディーポ。
夢見の洞窟の最深部にいて、ゆめみのしずくを「うめー」とか言って飲んでるやつ。それがブラディーポ。こいつはぽっと出の最たるボスな気がします。
別にストーリー的にはこいつがいなくても何の問題もないです。で、特別強くもないし、セリフも微妙。演出も特にないと…。ボスなしだと味気ないというのはわかりますが、もうちょい個性が欲しかったですね…。
でも、逆にそのどうでもよさから、そろそろ「ブラディーポ」がなんとなく面白い存在になってくるときが来るような気もしなくはないです。小梅太夫的な感じで。
ちなみに、6でボス専用曲「魔物出現」が流れるボス戦はこいつが初。でも風格はない…。
ホラービースト
ブラディーポはそのしょぼさゆえになんだかんだ記憶には残ってたのですが、こいつのことは私は完全に忘れていました。
アモール北の洞窟のボス。洞窟最深部の宝箱に潜み、宝箱を開けたイリアに取りついたという、結構嫌な魔物。取りつかれた状態でイリアの相棒ジーナを襲い、それに反撃したジーナは……
という、結構ストーリー的には深いのですが、このボス自体の印象はありませんでした。
アモールのイベント自体は印象的なんですけどね。夢と現実という世界観・システムが活かされた感動的なものでした。
ポイズンゾンビ
6のくさったしたい系統は何故かポージングが変わっています。
↑旧来のくさったしたい系統のポージング。
まあ、それは関係ないのですが、こいつも全然印象にないボスです。ただ、演出自体は面白く、月鏡の塔で鏡の中に写っている主人公たちが実は主人公ではなく…という軽いイベント的なものがあります。
ドラクエ5のレヌール城のうごくせきぞうに近いですね(あっちは戦わなくてもいいということもあって中ボス扱いにしませんでしたが)。
ビッグ&スモック
倒さないでもクリアできるので入れるか迷いましたが、ちゃんとした演出・流れもあって中ボス感があるので入れました。少なくともボス級モンスターではあります。
トルッカの町の身代金イベント関連で出てくる山賊。ビッグが親分でスモックが子分。
ラゴス、バコタ、カンダタに続く新たな盗賊系ですが、こいつらは本作にしか出てきません。ドラクエは盗賊はシリーズをまたがりがちですが、山賊は1作のみ登場パターンが多い気がします。というか、山賊はそんなにいない。
二人のビジュアルがインパクト強めなので、なんとなく記憶に残るボス。
ムドー(夢の世界)
こいつは夢の世界バージョンのムドー。こいつを苦労して倒したらこいつは実は夢の世界で、現実のムドーは別にいる!という衝撃の事実がわかります。
現実世界のムドーよりは若干弱めですが、強さも申し分なし。
最初はラスボスかも? というくらいの気持ちで戦うほどに存在感のある中ボスです(主人公たちのレベルが低いしマップも残ってるので、ラスボスじゃないと薄々気付きながらではありますが)。
私としてもこいつは当然のようにめちゃくちゃ印象深い…というか、5のゲマ同様にこいつの印象なしでクリアすることは不可能な存在です。3のバラモスは言うても姿を見たりしゃべったりするのは戦闘のときだけですが、ムドーはオープニングから超印象的な感じで出てきて、その後もストーリーに深く絡んで来ますし、ボスの存在感としては最高です。
ただ、そのせいでラスボスの印象が薄くなっている…という点はドラクエ5と同じわだちを踏んでいますけどね。でも、5よりは6のラスボスの方が存在感は上だと思います。
また、四魔王の中の一人ですが、その中でも圧倒的にムドーが印象的&人気ですね。
ムドー(現実世界)
「夢よりもはるかに恐ろしい現実というものを見せてやろう。」という名言を放ち、戦闘に入る現実世界のムドー戦。強いです。現実さん強いっす。ちーす。
というわけで、夢の世界以上にこちらのムドー戦は印象に残ります。
そして、ほのおのツメとゲントの杖の印象も同時に強まります。これらの道具、強いっす。道具さん、ちーす。
現実はせこいやつが勝つということなのか、多数決が現実だということなのか、なんかきりさきピエロを2匹従えているムドー。
そして、こいつを倒すと「ぬおおおー! かっー!」というイマイチなセリフを放ち、辺りを夢的な異空間にし、更なる強化ムドーとして第二戦が始まります。形も色も変わりませんが、攻略サイトだと「ムドー第二形態」という感じで書かれている場合もあります。
「こおりのいき&いなずま」という鬼畜コンボを「ほのおのツメ&ゲントのつえ」というチート道具さんで乗り越えれば勝利です。
こんな感じで強敵なムドーさんなのでした。
そして現実世界のムドー戦では、専用戦闘BGM「敢然と立ち向かう」が流れます。この曲の人気が非常に高く、ストーリー上の存在感も相まって中ボスの中でかなりの人気を誇っているのがムドーさんなのでありました。
私は当時小学生でドラクエ6を持っておらず、友達が「魔王ムドーたおしたよ」とか言っているのを「魔王武藤」だと聞き間違えており、なんか世界観変わったななどと思っていました。懐かしい。
モンストラー
こいつは中ボスとしてというか、選択肢によっていろいろな結末になるイベントのボスなので、その全体的なストーリー・展開が強く印象に残ります。
ネタバレしますが、こいつはアモスなんですよね。リメイク版の仲間会話機能でなぜか非常にヤバイキャラと化したアモスくんです。
詳しくは自らの目でどうぞ。とりあえず、じひびきの印象が強いです。
ガルシア
アークボルトの兵士。魔物討伐の選定試験として戦うことになります。
ドラクエ6は試練的なイベント&デビルアーマーの色違いボスが多いですね。
まあまあ強かった気もしますが、本当にたいした印象も思い入れも生まれるようなタイプのボスではありません。
スコット&ホリディ
こちらは魔物討伐選定試験の第二戦。
よく覚えてませんし、またデビルアーマーの色違いです。ですが、お互いにかばったりするような凝った戦いをするのは面白いです。覚えていたわけではないですが…。
ブラスト
第三戦目のボス。感想は2戦目までと同じです。
ただ、こいつはかなり強いです。なので、人によっては強く記憶に残っているかも知れませんね。息子にも慕われる強気父親です。
個人的にはなんとなく名前を覚えてるくらいです。
ジャミラス
ムドーに続くの四魔王のひとり。こいつのことはしっかりと、ハッキリと覚えてます。
ネット界隈でもよくネタにされるボスですね。教祖様万歳的なことをさせて、小さい動く島で悦に浸っている鶏君です。
「ジャミラス! ジャミラス!」と”しあわせの国”というフレーズがネタに使いやすいのでしょう。
しかし、こいつのデザインというかイラスト、かっこいいですよね。
7以降は怪しいですが、6までは鳥山明先生が描いたモンスターばかりのはずです。
戦闘はあまり覚えてませんが(あまり強くない)、一連のイベントは強く記憶に残るタイプのボスです。
しれんその1
洗礼のほこらに登場する中ボスその1。ドラクエ6は試練が多い。
メラ、ギラ、バギ、イオといった弱ーい呪文を使ってきますが、マホトーンで封じると「はげしいほのお」を吐いてくるという嫌な奴(封じなくても吐くが、確率が一気に上がる)。
それだけでも個性強めですが、さらにこいつはメダパニダンスを使ってきます。SFC版ではミレーユが混乱にかからないキャラなので、彼女を入れていれば楽に戦えるかも知れないですね。
…と、色々書いたものの、個人的にはそんなに記憶にも印象にもないボスです。
しれんその2
高い攻撃力で仲間を集中攻撃してくる輩。最初からマホカンタ状態。このグラフィックのモンスターの定番的なとくぎですが、「あやしいひとみ」で眠らせてくるのがうざったいですね。
ドラクエスーパーライトにもこんな感じの行動パターン&ステータスのやつが出てきていたこともあり、どことなく印象に残っています。
しれんその3
純粋に強い敵。ルカナンが厄介。
次に紹介するキラーマジンガほどではないですが、ネットでも「ムドーより強い」などと話題になることもある…はず。
名前が「しれんその〇」な時点でなかなか愛着はわかないし、バックボーンを感じないので、個人的にはあまりなんとも思わないボスです。
キラーマジンガ
やっとですね。最強のトラウマボスとしてネット上で大人気、様付けで呼ばれることも少なくない、”最強の中ボス様”です。海底にいます。
ただ、本来は別に倒さなくてもいいおまけの存在なので、ボスに分類しない攻略サイトもあります。私は分類しました。スイカが厳密には野菜だとかそういう話と同じくらい、厳密に中ボスかどうかなんて定義はどうでもいいのです。
さて。
破格の攻撃力、鉄壁の守備力(さらに低確率で戦闘開始時にマホカンタ)、神速の二回攻撃による圧倒的実力もさることながら、登場の仕方がずるい。
「もしこの先の宝がほしいなら この私をたおしてゆくがいい。」
なんていう、ありふれたセリフを吐く、ありふれた兵士グラフィックのこいつに対して「はい」と答えたが最後。なぜかキラーマジンガが出現するのですからね。しかも数も増えてるし。
兵士「
という表記になっているように、システムメッセージすら「こいつは兵士だ」と思わせ、プレイヤーを油断させにかかっている性質の悪い演出です。そして、それが功を奏して?数多くのプレイヤーを全滅に陥らせ、強く記憶と思い出と印象に残ったボスです。
超難易度のFC版ドラクエ2が結構人気なのと同じような原理ですね。
ちょうどここにくるときは転職システムで強化されてる頃で、プレイヤーが調子に乗っている時期なのもこれまら性質が悪いんですよね。6の人気はこいつのおかげで1~2割上がっている気すらします。
リメイク版でこの兵士グラからのキラーマジンガは修正されてしまうかと思いきや、そこはスクウェア・エニックスと堀井雄二氏も空気を読んだようで、変更なしのままでした。なぜか、ほっと胸をなでおろしたプレイヤーも多いのではないでしょうか。そして、なでおろしたままぶっ殺されて全滅コースというわけです。
にしても、兵士が二人いて片方は一緒にガーディアンが出たりもするのですが、そいつはほとんど話題にならないのも面白いところ。そっちも相当強いんですが、やはりキラーマジンガ先生の前では霞むのです。
ミラルゴ
こいつはなんか結構覚えてます。
魔術師の塔最上階にいるミラルゴおじさんです。
塔の入り口の扉でインパスを使わないと中に入れない…というイベントがあって、そっちの印象でついでに覚えてる節はあります。
グラコス
こいつも4魔王の一人。
4魔王の中で言うと、ムドー、デュラン、ジャミラス、グラコスの順に存在感がなくなっていくと思います。モンスターデザインとキャラ的にはいい感じなので、もっとしょぼいポジションで登場したら存在感ある方になっていたかも?
その辺があってか、6の中ボスとしての存在感はあまりないのですが、この後のシリーズにもちょくちょく登場します。
ずしおうまる
中ボスじゃないとは思うのですが、村人がこいつと対等に渡り合っているのがすごくて印象深いので入れちゃいました。ライフコッドでのイベントですね。
このシーンはネットでも時折ネタにされています。
クワとカマ強過ぎるだろと。
まおうのつかい
こいつも中ボスに入れない攻略サイトも多いようですが、イベントが非常に凝ってるので入れました。
主人公が主人公と合体し…
という、ネタバレシーンの敵です。ここも熱い展開ですね。少年漫画のようです。
ちなみにこいつはイベントの展開次第で強さが何パターンかあるのですが、弱体版に5回負けると更なる超弱体版と戦うことができるようです。実際に戦ったことはありませんが…。
ヘルクラウド
ちょっとFF感のあるような中ボス。城がボスなのです。夢の世界を束ねるゼニス王の城が、デュランによって操られ、主人公たちの前に立ちはだかるという、熱い漫画的な展開です。
そして、ゼニス城はひねくれた解釈をしなければ後の天空城なので、主人公たちは天空城と戦うという、なかなかに面白い展開であります。まあ、それはクリア後じゃないとわからないことですが。
戦闘中はステータスとかぶってしまうお茶目な城です。
スーファミの演出ゆえに想像力をかきたてられて燃えるイベントですね。
今まで建物と戦うことはドラクエではなかったので、印象にはかなり残りました。
テリー
これは超印象深いでしょう!
ゲマとかと比べるとまた別ですが、これもかなり記憶に残る中ボス戦です。
ただ、スーファミ版だとグラフィックがフィールド上のグラを拡大しただけなので、テリーと戦うまでのこの展開の熱さをかなり削ぐのが残念な点です。
リメイク版だとそこは(当然ですが)改善されています。
このシーンは、その後に発売されるドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドでも再現されることになるわけですが、あっちはあっちでかなり熱いんですよね。そして、ちょっと深い。
この中ボス戦はいいバトルだと思います。6はFFに代表されるスクウェア系RPGを意識したのかなと思えるような、凝った演出、熱い展開のちょっと漫画的なイベントが多いような気がしますね。デュラン
ムドーと比べると印象はさすがに薄れると思いますが、かなりカリスマ性のあるボス。
純粋に強いやつとの戦いを望む武人タイプ。もはや孫悟空タイプ。
テリーをけしかけるのもこいつだし、知恵も力もあるタイプ。パンツ一丁+マスクのその姿もかっこよく見えてくる。同じパンツ一丁+マスク族のカンダタとは大きくカリスマ性において差を開きました。
強さも申し分なしで、負けると武器を取られるという、ドラクエ史上かなりレアな演出もある恵まれたボスです。
テリーのワンダーランド、通称テリワンでも彼は更にカリスマ性を放ちます。なかなかにいい中ボスだったと私は思いますね。ストーリーのところどころに出るわけではないにしては、かなり存在感あると思います。
アクバー
まあまあ人気がある気がするボスです。アクバー。悪魔ーってことなのかな。
牢獄の町で革命を起こして拷問&極刑好きっぽい独裁者を倒すという映画的な展開もあり、印象にまったく残っていないという人は少ないのではないでしょうか。
最後の方のボスとしては風格もまあまああって、全体的に平均点よりは結構上な中ボス。ムドー、デュランのように注目されることは少なく、ジャミラスのように演出で話題になることも少なく、グラコスのように存在感のなさをいじられるほどではなく…という感じなので、逆に影が薄いかも?
でもやっぱりいざ注目してみると結構いい中ボスなのが面白い、そんな存在です。
ズイカク&ショウカク
ネタっぽい名前と見た目な割に、かなり鬼畜なことをする中ボス。ドラクエ6ラストの中ボス。ラスボスではないです。
特殊空間に閉じ込めた大賢者マサールに、弟のクリムトが処刑されるシーンを永遠ともいえるほど長い間見せ続けるという、R18なひどい拷問をする二人。画像出典:ドラクエ6 『ズイカク』『ショウカク』戦
どちらもいかにも頭悪そうなのですが、その割にやってる拷問はなんか知的なボスがやりそうな内容で、なかなか不思議なキャラ。
ここでもまたアクバーみたいなカリスマ性のある知的な奴が出てくるとそれはそれでくどいので、これはこれでよかったのかも知れません。なかなか珍しいタイプの中ボスだと思います。ドラクエ6は以上です。
スポンサーリンク
「ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たち」の中ボス
中ボス数:44
7は最も本編がボリューミーなドラクエとして名高いような悪名高いような感じですよね。堀井雄二本人も「あれはちょっと長すぎた」的なことをなんかの生放送で言って会場が笑っていた記憶です。私はかなり好きなドラクエです。
中ボス多すぎて、まともにまとめるにはなかなかきついですね。ドラクエ7以前の最多中ボス数を誇るドラクエ6と比べても、2倍に迫り兼ねない勢いです。
迷いましたが、オルゴデミーラ1回目は中ボスという扱いにしました。一応色も違いますし…。
ゴーレム
ドラクエ1での印象もあり、何かを守るのが似合うゴーレムですが、今回はウッドパルナのイベントで「東の塔」の扉を守っています。
一番最初のボスなので特別強くもなく、行動パターンも攻撃をしてくるのみです。
でも、7は戦闘できるまでが長いということもあってか、はたまたウッドパルナのイベントが結構秀逸で記憶に残るからかわかりませんが、こいつのことはよく覚えています。私にとって、印象はなぜだか薄くはないボスです。
チョッキンガー
こいつも、覚えてはいるボス。
見た目のせいでゴーレムよりもザコボスなイメージがついてしまうものの、意外とこっちは苦戦することもあります。防御力が高いので。
というか、そもそも私は7が好きで序盤を何度もやっている(長いので終盤までのっプレイ回数は3回程度)ので、それでこの辺のボスを覚えてるのかも知れません。
マチルダ
マチルダです。マチルダ。マチルダですよ。ウッドパルナイベントのラスボスです。
彼女は7のボスの中でもかなり印象深い方と言えるでしょう。これは私が序盤を何度もクリアしているからではありません。
ドラクエ4のピサロ以上にも思える悲劇のボスなのです。
なんと倒さないこともできるのですが、私はそれをわからず、当時はボコボコなぐって倒してしまっていました。マチルダ戦の選択肢はドラクエ史上でも最も多いのでは?というくらい豊富です。クロノトリガーのようです。
マチルダ戦での選択肢
- 戦わない(これができるのも知らなかった)
- 普通に戦って倒す
- 戦って逃げる
- 戦闘中に「木の人形」を見せて戦闘終了(これはこの記事書いて調べてるときに知った)
ゲーム的工夫も凝らされつつ、ストーリー的にもなかなかに悲しいボス戦(場合によっては戦わないけど)なのでありました。
炎の巨人
こいつも覚えてますよね。エンゴウのボス。
7は途中まではバランスかなりいい気がします。転職システムが解禁されるまでは…。
見た目の通り、火を吐いたり、つぶしてきたりでしたね。
デス・アミーゴ
オルフィーの西の洞窟にいる中ボス。人間を動物に変えるフェチです。
呪文が使えないダンジョンでの戦い、というところが面白いボス。リメイク版ではなんか使えるようになってて萎える。そういうコンセプト曲げるようなことはやめてほしい。
NPCの木こりが使う「やくそう」を祈りながら戦うのが楽しい。
現代ではこいつは心優しいおじさんになっており、その点でも記憶に残ります。現代・過去両方に登場する珍しいボスでもあるのですが、現代では戦闘はしません。心優しいのでね。
マシンマスター
フォロッド城のあいつですよ、あいつ。フォロッド城関連のイベントは個人的にかなり好きです。
こいつはいたことは覚えてますが、このあとにデスマシーンが出てくるので前座感が強く、大した印象はありません。
こいつを倒した後はデスマシーンをすごくドヤ顔で呼び出しますが、
こんな感じで踏みつぶされて死にます。
ただ、PS版はこの付近でフリーズする現象が多発していたので、それで記憶に残っているプレイヤーは多いことと思います。私もフリーズした記憶があります。
デスマシーン
現れるなり「ハカイセヨ…」というセリフとともに襲ってくる、強いボス。セリフの雰囲気や見た目がエスタークっぽいですが、こいつの色違いがエビルエスタークと名付けられているのも納得です。
関係ないですが、ハカイセヨってなんかスターフォックスを思い出すんですよね。なんとなく。
で、強さはというと、結構強いです。
そして、やっぱりフリーズに苦しめられたプレイヤーの方が多いことでしょう。こいつが強いとはいえ、強いこいつを倒した後にフリーズする場合もあるので、そちらの方が苦しいというものです。
他にもこの付近は、様々なパターンでフリーズが発生します。恐るべしドラクエ7! 当時7の評判が最初イマイチだったのはこのフリーズが一つの大きな原因だったように思います。
あめふらし
グリンフレークに出てくる嫌なボス。
戦闘自体はたいした印象ないですが、複数の過去世界(しかもすごく暗いイベント)に関わる存在なので、いざ思い出すと「ああ、こいつね」と記憶がよみがえるボスです。印象濃くはないですが、薄くもない。カリスマ性はないけどね。
にしてもセリフも見るとひっでえやつですね。大して強くないし見た目もザコっぽいところが余計に腹立つというタイプのボスです。このやろー
どうくつまじん
グリンフレーク付近の洞窟最奥部に出てくるボス。こいつは私の中では”ぽっと出ボス”のかなり上位です。
「宝物のウワサなど ただのデタラメ」とか言ってきますが、このイベント自体がグリンフレークのストーリーと全く関係ないので、イベント全体がぽっと出です。
本筋に関係ないイベントを自由にやれるのは本来はいいのですが、なんか中途半端感は否めないです。こいつを倒さないと手に入らない石板があるので、避けては通れない道になってます。
「なんか印象薄い奴いたな」という方向で私の中では記憶には残っている中ボスですね。
スイフー&あらくれ&ぶとうか
番外編です。ダーマの強敵。
本当は負けイベントは載せないルールなのですが、結構インパクトがあるのと個人的にダーマのイベントがかなり好きなので載せちゃいました。
ふきだまりの町で、力を奪われた主人公たちをメタメタにしてくる人間どもです。ドラクエで、魔物ではなく人間にここまでやられるのも珍しいですね。超強いです。
このイベントはドラクエ7の中でもシリアス&リアルなストーリ・世界観です。6の牢獄の町を更にブラッシュアップしたような感じがあります。ふきだまりの町をうまく統制するスイフーの人柄もなかなかに印象深いものです。
まあ、こんなところで。
イノップ&ゴンズ(2回目)
ゴンズというとどうにもドラクエ5のアイツを思い出してしまいますが、こいつもそれなりに存在感のあるボスです。
と言っても、名前と二回出てきたことを覚えてるだけで、いったい何のために戦ったのか、何をしてるやつだったかは思い出せない人も多いと思います。一回目が負けバトルなので印象に残っている感じですね。
2回目のバトルは、一部で大人気なフォズ大神官を助けた後に戦うことになります。負けた時の雪辱を晴らしてやりましょう。にしても、二回戦うところも5のアイツを思わせますね。あちらは一回目は正式には戦ったというか完全なるイベントですけどね。
マンイーター
小ボスみたいなもんですね。
ネリスに化けて出てくる気持ち悪いやつですが、バトル的には道中のちょっと強い敵程度な感じです。
そんなに語ることはありませんが、結構ひどいことしてるやつではあります。
ちょっと話外はずれますが、ダーマイベントは特技や呪文が使えないので、「奇跡の石」とかの道具を駆使するのが楽しいですね。
ネペロ(闘技場1戦目)
ここからはダーマイベントの闘技場の相手が続きます。4のコロシアムを思い出しますね。あと、テリーのワンダーランドも思い出します。
マヌーサ、マホトーン、メダパニなどを使う面倒な相手。ギラやヒャドも使ってきます。ドラゴスライム3体もそれなりに邪魔です。
なんとなく名前が記憶に残ってる敵ですね。
ガルシア(闘技場2戦目)
ドラクエ6にも同じくデビルアーマー系のグラフィックで「ガルシア」という名前のボスがいました。そいつも人間でした。
人間キャラをボスにするとき、とりあえずデビルアーマーが使いやすいんでしょうね。
サンダーラットを3体従えてますが、「まぶしいひかり」を使ってくるのが厄介でした。まあ、そんなに印象はないボスですね。ボスという感じもあまりしないですし。
トンプソン(闘技場3戦目)
こいつはマドハンドを3体従えていますが、見た目の通りこいつらは弱いです。
なので、印象もないです。
ただ、トンプソンはグラフィックが比較的インパクトがあるので、見れば「いたかも」と思い出せるくらいの存在感はあると思います。
ナプト(闘技場4戦目)
気持ち悪い見た目のやつらがぞろりと揃う4戦目。
ナプトのグラフィック、地味に好きなんですよね。大好きではないけど、このセコそうな感じと、少し奥の手を隠してそうな雰囲気(単純に片手を奥に隠しているからかも知れませんが。)がいい。
でもたいした強さではないですね。印象はそんなにない。
ドンホセ(闘技場5戦目)
悪役プロレスラー軍団みたいなやつら。
ドンホセのグラフィックもそれなりに好きです。大好きではないです。
こいつこそセコそうですよね。なんかあんまり似てるモンスターがほかにいなくて、味があります。もはや魔物というか、ただの空き巣ですね。
ストローマウス3体は仲間を呼ぶので注意。
ネリス攻略(闘技場6戦目)
ネリスです。彼女は結構印象深いと思います。
ドラクエの中でもなかなかに人間ドラマあるボス戦です。強さもなかなか。「マヒャド斬り」が印象的です。
ただ、ドット絵のモーションが難しいのか、人間系のキャラはアニメーションしないのが悲しいところ(PS版の話です)。
スライムナイト3体を従えているのは剣士という感じがしていいですね。
アントリア
ダーマイベントラストのボス。覚えてるけどネリスの方が存在感はありました。
ただ、二つの玉攻撃は個人的に中二心をくすぐられて好きでしたね(当時、中二ではないですが)。9のガナサダイが杖の玉を投げてきますが、こいつを思い出しました。
一連のダーマイベントのラストを飾るにしてはもう一歩更にインパクトがあるとよかったですが、気合いの入る中ボス戦でした。やっていることの非道さ、そして知的な戦略はドラクエボス軍団の中でも上位ですね。
結構凝ったストーリーの最後の戦いなので、一回変身くらいさせちゃってもよかったのでは、と個人的には思います。
さんぞく軍団
過去のダーマ神殿イベント終了後で、「さあこれから転職して強くなるぞ」というときに、戦闘になると思わないタイミングで戦闘になり、しかも見た目のわりに超強いという、かなり厄介な中ボスたちです。
そんなわけで、こいつらはドラクエ7の大量にいる中ボスの中で、最も話題に上がることが多いかも知れないくらいに印象の強いやつらです。
かくいう私も順当に彼らにぶったおされて、生き埋めにされました(負けると生き埋めにされるイベントが起きる)。
生き埋め演出も、こいつらの印象を強くしている一つですね。大抵のプレイヤーは一度負けるので、大抵生き埋めにされることになるので。
多分、多くのプレイヤーが負けイベントと勘違いしたものと思われます。
さんぞくのカシラ
強さは、先に戦っている山賊4人組とは比べ物にならない(弱いベクトルで)。
ただ、セリフは物語の核心を突いた内容が多く、ほどほどにカリスマ性は感じられるという、珍しいタイプのボスでした。
その後もイベントにかかわってきて、エンディングにも現れたりとそれなりに印象を残す存在だと思います。それなりに。
ボーンライダー
砂漠の城の地下で墓場を荒らしている輩。
いかにもなザコボスという感じで、逆に記憶に残っています。強さもセリフも全体的にザコです。
そしてなんと、負けても勝ったことになって話が進むらしいです。
セト
大地の精霊像を魔王像につくりかえてしまったボス。
まあまあカリスマ性を感じる規模のことをやっていますが、印象はそれほど強くないです。
むしろ、こいつのまえのボーンライダーの方が個人的には印象深いかな…なぜだかはわからないんですけどね。
あやしい男
クレージュイベント内のちょい役のボスという印象。
これまた私が地味に少し好きなグラフィックのモンスターです。ダーマ神殿の闘技場以来ですね。
ランプ投げ攻撃がダメージも大きいし腹が立ちます。
いどまじん
こちらもクレージュのボスです。
戦闘前は周りにうじゃうじゃとレッサーデーモンぽいやつがいるのに、戦闘になるといどまじん一人になる不思議なボス戦。
井戸の中に「いどまじん」がいて水を汚染していたという、覚えやすい役柄なので忘れてしまうことはないボスだと思います。井戸の中に「いどまじん」がいるのが謎で、そこが印象的です。
ウルフデビル
クレージュは地味に3体もボスが出るのですが、こいつが最後のボス。
ただ、そんなにインパクトのあるボスではありません。なんかあまり覚えてません。
ばくれつけんを使ってくるので、そこは脅威でしたね。
タイムマスター
リートルードのボスですね。
7の中ボス軍団の中で、こいつは意外と覚えてるプレーヤーがほとんどなのではと思います。
時がループしているというイベントの演出が結構面白かったのもあり、ボスの印象も結構あったと思います。マキマキという名前も堀井雄二っぽくていいですよね。ゲレゲレ以来です。やはり堀井雄二さんの言い回しは独特で面白い。
「時の砂」を使われるのもなかなかうざったくプレイヤーに印象付けられてるのではないかなと、思います。
グラコス
6に引き続き登場したグラコスさん。海のボスの定番感がこの時点で形成された気がします…が、8以降は特に出てこないんですけどね(10に出ますがおまけ的な存在)。
過去世界を水没させ、それによって現代に戻れなくされてしまうので、転職したてだったりすると大分苦労させられるボスです。
なかなかに記憶に残されるボスです。6のグラコスより存在感も威厳もありますね。
キングスライム
ボスとしてというか、イベントとして覚えてる感じですかね。
かよわきスライム(スラっち)たちが合体してキングスライムくんになって、主人公一行に立ち向かってきます。
普通は8体いないとだめなのですが、彼らは才能があるようで4体だけで合体します。
ギガミュータント
普通の中ボスですね。
強さも存在感もまあ普通です。あまり語ることがないですね…。
とりあえず倒すとスラっちが喜んでくれます。かわいいスラっち。
グラコス5世
初代と変わって5世のこいつは少し人間味が出てます。倒すとカンダタ的な情けなさを見せて命乞いのようなことをしてくるのです。
ただ、思慮深い一面もある様子。
強さはグラコス1世よりも少し強いくらいの感じです。まあ、こいつのことも忘れてしまう人は比較的少ないのではないかな、と思います。
りゅうき兵(2回目)
ブロビナイベントのボス。最初は超強いです。
1回目は負けバトル…というか、6ターン目で強制的に戦闘終了し、イベントが発動します。
こんな感じで「女神像」が力を発揮して、りゅうき兵が弱体化します。
その後は実際かなり弱く、まず負けることはありません。ちなみに無理やり負けても勝ったことになってしまうようです。砂漠の城のボーンライダーと同じですね。
こんな感じで凝った演出なので、印象はまあまああると思います。女神像はほかの大陸(レブレサック)でも出てきますしね。
ボルンガ
私の中で最もこいつが「だれやおまえ」的中ボスですね!
印象のなさが半端ではないです。確かにルーメンイベントで家の中で戦闘するシーンはあったので、それで思い出せましたが、むしろこいつよりもばくだんいわが印象に残るくらいです。ばくだんいわロッキー、彼(彼女?)はなかなかドラマチックなことをしてくれますからね。詳しくは…クリアしてみてください。
戦闘前に風呂に入っているコミカルなキャラなのですが、そこも完全に忘れていました。ドラクエ7は全ドラクエの中でも個人的にはベスト3に入るくらい好きなのにこのザマ…。
いやあ、圧倒的に彼が印象の薄い中ボスでしたね。歴代ドラクエシリーズ全ボスの中でもかなり上位だと思います。ボルンガファンがいたら本当に申し訳ないですが。
やみのドラゴン
ルーメンのボスですね。ルーメンは何回も滅びるので、ボスも何体もいます。そしてこいつは「もうどくのきり」が効くことが一部では有名なボスですね。
THE ボスという感じで悪くはないのですが、7では一癖二癖あるボスも多く、特別印象に残る存在ではありません。ドラクエ1や2の世界観で出てきたら印象に残っていた気がします。
ヘルバオム
ルーメンをこいつのねっこだらけにされるイベントがビジュアル的にもインパクトがあるので、こいつの存在も印象深いプレイヤーが多いと思います。
こいつの系統はモンスターズでも人気がある気がしますが、7以降のモンスターの中ではかなりいいデザインの敵だなあと思います(ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドが初出のモンスターです)。
スマホゲーのドラゴンクエストスーパーライトでも私はこいつを結構使ってましたね。
チビィ
ヘルバオムのねっこに引っ付いていた虫です。戦わない人もいます。
むしろ、流れ的には戦わないことの方が多いと思います。チビィを退治するか逃がすか、選択権がプレイヤーに与えられます。みなさん覚えてますかね。多分覚えてると思います。
そこで退治する方を選ぶと戦闘することになり、勝つとルーメンは滅び、現代でも廃墟のままです。さんざん闇のドラゴン倒したりヘルバオム倒したりしたのに結局滅びんのかよ! という気持ちになりますが、クリアには特に影響ありません。後味が悪いだけですね。
戦闘中の画像はいいものが見つからなかったので超粗いですが、そもそも彼とは戦わないであげた方がよいので、彼の戦闘グラフィックを見ないのがよいのでございます。
それでも倒すという方はどうぞお倒しください。ゲームですから、自由にやればよいのです!
ちなみに…チビィと戦ったくせに全滅しちゃったヘタレ主人公たちはどうなるかというかと、チビィを逃がした場合と同様のストーリー展開になり、ルーメンは救われます。うけますね。
また、何をどう選んでも、「チビィの形見」は手に入るのでご安心を。
ヘルワーム
ルーメン最後のボス。ボスと言っても、ちょいつよいくらいの敵がたくさん出てくる…という感じなので、「ボス戦!」という雰囲気とはまた違います。
ヘルワームとの戦いは主人公たちの力だけではなく、むしろチビィという勇者に助けられるわけですが…
こいつがチビィですね。プギャー!!的なことを言っている真ん中の茶色いスネオヘアーがチビィです。
虫ですね。虫が虫を退治してくれるわけです。
ルーメンのストーリー、なかなか深いです。
醜い虫が街を守るというのは、イケメンの勇者が街を守るよりもずっと深いですね。人間たちはチビィを排除しようとすらするんですからね、見た目の問題で。いやあ、ドラクエ7は映画的・文学的なイベントが多いというものですわ。そりゃプレイ時間長くなりますわな。
あ、ちなみに、チビィと戦ってチビィを倒してしまっている鬼畜プレイヤーな場合は、ルーメンの街は滅ぼされます。ありゃりゃ。
メディルの使い
藤原カムイ氏による漫画だとゲマを超えるような凄い大物(リメイク版4のエビルプリースト以上か)に描かれていますが、たしかに名前的にどこか黒幕感はありますね。
しかもこいつは実は「メディルの使い」ではなく、「メディルの使い」を騙った偽物。そして、本当の「メディルの使い」も実際のところ「メディル」という人の「使い」ではないらしく、単なる暗号的なものだというからまた複雑。
この辺の設定は面白いですね。
更にはゼッペルにマナスティスという究極魔法を使わせて大陸を吹き飛ばさせようとしたりと、設定だけは立派な存在。実際の戦闘としてはザコ。
ただ、なんとなく風格があるので記憶には残るボスです。
ゼッペル
一度、強ゼッペルと強制敗北バトルをさせられるので、それなりにインパクトのある中ボスでしょう。ストーリーも設定的には結構大規模ですし。
そのように、「マナスティス」という、どこか「進化の秘宝」を感じる究極魔法を巡るお話は面白いです。ただ、その後主人公が習得する、マナスティスに対抗する「マジャスティス」tぽい魔法が全然使い物にならないのが残念です。
そんなことならマナスティスを使わせてほしかった。
ゲーム的なストーリー演出でいえば、そこは素直に強い効果な方がよいと思うんですけどね…いてつくはどうより使えない。
ゲーム中でマジャスティスを超えるという超究極魔法「ギガジャティス」も同様に使いものになりません。時を超えて習得した究極魔法がどちらも使えないというのは、ゼッペルの印象ごと薄めてしまうできごとです。
あと、自分はプレイ中ずっと「ギガジャスティス」だと思ってました。7文字までという制限により、無理やりギガジャティスにしたんでしょうね。
とりあえずドラクエ7は強制敗北戦闘が多くて、それだけだとそこまで印象強まらないですね。ストーリー長すぎるといわれるだけあります。ボスも多すぎ! 好きなんですけどね、私は。
やみのまじん
なんかダンジョンのちょい高いところにいる中ボス。
もちろん記憶にないわけではないですが、この後に控えているのは、ドラクエ7史上最凶と言われるボスです。
それと比べれば印象はほぼないようなものですね。ええ、7の最凶ボスといえばあいつですよ、あいつ。次行きましょうかね。
ヘルクラウダー
はい、こいつです! ヘルクラウダー!
ほんとにヘルですよ。ヘル。キラーマジンガとはまた少しちがう、うざいタイプのトラウマボスです。
正統派的に戦っても「しんくうは」で全体90ダメージを食らわせてくる強敵なくせに、毎ターンかよというレベルで呼ばれるお供の「ベビークラウド」達。そして、問題なのは、そのベビーなクラウドたちから放たれまくる「ラリホー」の嵐なのですよね。
倒しても倒しても出てくる敵に眠らされて「しんくうは」連発されてはそりゃ勝てないですわな。しかもドラクエ7の難易度を大きく下げている「どとうのひつじ」が効かないのだからそりゃ苦戦しますよ。
まあ、私は当時常に「しのびあし」を使っていたせいであまり転職が進んでおらず、どとうのひつじを使えるキャラも1人しかいませんでしたが。
とにかく、こいつには全プレイヤーに近い数のプレイヤーが全滅させられていると思われる強敵です。私も何度も死にましたし、当時の友人も多くは全滅していました。全滅してない奴はヤバイやつなんじゃないかというレベルですね。
そんな、非常に印象深い中ボス。それがヘルクラウダーなのでありました。
…とか言いつつ、私はこいつが金色なことは忘れてました笑。こんな神々しい色だったんですね。いやあ、人間の記憶って頼りないものです。
ボトク
過去世界のレブレサックのボス、ボトク。
ドラクエ7を嫌う人も多く輩出してしまったほどに人間の嫌なところを過去、現代と時を超えて見せつけられるレブレサックですが、逆に一部の人にはけっこう高評価を受けている印象です。尖ったシナリオはそうなるんでしょうね。
ストーリー的には陰惨さや嫌らしい性格、戦略が印象的なボスですが、戦ってみると弱くてバトルの印象はないボスです。
イベント・ストーリーでの存在感は結構あるので、影が薄いというには弱い、そんなボスですね。バリクナジャに近いものがありますが、戦闘的には彼の方がさらに弱いです。
ガマデウス
意外に強い中ボスと言えばこいつ。「はげしいほのお」「氷の息」「甘い息」とブレス攻撃を吹きかけまくってくる。
つまり全体攻撃&全体状態異常ばかりやってくるということなのでそりゃ強いよね、という話です。
こいつの後に控えるボスが非常に弱く感じられるのは、こいつが中途半端に強いせいもあるでしょうね。
ガマデウスには威厳もなければ、戦闘曲も通常戦闘曲なのですが、単純に戦って強いという点でプレイヤーの記憶にはまあまあ残っている中ボスと思われます。
↑威厳がない
バリクナジャ
ネット上ではある意味大人気、バリクナジャくんです。
とにかく弱い。ベホイミを自分に使う時点で弱い雰囲気が出てますよね。DISK1の終盤でそんな焼け石に水な回復呪文使われても…という感じです。
一回行動な時点で弱いのに攻撃力も低い。加えて縄跳び攻撃のモーションがダサいのもまたネタにされる要因となってると思います。
まあまあ長めなコスタールイベントのトリです。オルゴデミーラを除くと、DISK1のラストボスでもあります。それでこの強さはかなり残念…。
ストーリー的には結構存在感があるので、こいつが違うグラフィックで能力も強ければもっと盛り上がったんだろうなあ、と思う次第ですね。でも、コスタールのイベント自体はよいものでした。
オルゴ・デミーラ(1回目)
珍しく二回戦うことになるラスボス。一回目は中ボス扱いにしました。
ドラクエ5のミルドラースならいざ知らず、ラスボスでもあるわけですから印象深いしインパクトも当然ありましたね。
神様と戦った直後で弱ってるからか、ラスボスの時とは色が異なります。
画像出典:ドラクエ7 主人公一人旅 vsオルゴ・デミーラ(1回目)第一形態は人間形態(ドラキュラ?)ですが、この配色はストリートファイターの2Pカラー感があって好きです。ベガみたい。
第二形態も色が違いますが、なんかこっちは虫みたいな感じがします。ラスボス時の緑色も虫といえば虫なのですが、こっちはなんかサナギみたいでイマイチです(わざとそうしてるんでしょうが)。
オルゴデミーラはキモイ見た目ですが、カッコよくも見えるので個人的には結構好きです。ただ、こっちの色はあまり…ですね。
とにもかくにも、強さもなかなかですし、ダンジョンも結構手ごわいですし、セリフの威厳もなかなかですし、ストーリー的にもかなり壮大さを感じる、Disk1ラストにふさわしい、盛り上がる決戦です。
まあ、人間形態はなんかラスボス戦の時はセリフがオカマ調になっちゃうんですが、これは聖書に出てくる性別のない悪魔をモチーフにしてるから…だったはずです。全体的にはオルゴデミーラは威厳ありますね。いいボスだと思います。
炎のせいれい
力試し的な感じで戦うことになる精霊。またもや訪れるエンゴウでの戦いというのは、ぼちぼち熱い展開な気がします。
4人いる精霊の中でこいつだけクリア前から戦うことになるので、それなりに記憶には残ると思います。戦闘面でもほどよい強さで、力試し感のあるうまい調整の難易度になっていますね。
ネンガル
ドラクエ7の中ボス、これだけたくさんいて多種多様さを見せていましたが、最後の中ボスはこいつなんですね。そんなにインパクトもかっこよさも存在感もないのが残念ですが、まあ事実なので仕方ないです。がっかりするほどしょぼいわけでもないですね。
口調がなかなかに衝撃的ですが、そんなにストーリー上の存在感はないので印象はそれなり。
思えばオルゴデミーラも途中でオネエ口調になるので、ドラクエ7はラスボスと最後の中ボスと2連続でオネエボスと戦うことになるんですね。ちなみにネット上の情報を見て気付いたのですが、オネエではなく普通に女性の可能性もあります。たしかにセレブなおばさま感もありますもんね。
最後は「クヤシーーーッ!!」とか言って消えていきます。威厳が本当にないので、これで7の項目を終わるのがなんだか気が乗らないですが、とにもかくにもこれでドラクエ7の中ボスすべてを語ったことになります。
まったくもって長いゲームですね…。まあ、好きなんですけどね。
「ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君」の中ボス
中ボス数:16
フィールドが広くなる分、少しボリュームが抑えられます。
そして、やはり8の中ボスといえばドルマゲスですね。こいつもムドーに近いタイプの風格です。
そして、8には中ボスというにはちょっと厳しい小ボスが多いです。滝の洞窟のおおきづち(戦わなくいこともできる)や、暗黒魔城都市の石像やらの細かい敵。これらは3のゾーマ城のうごくせきぞう的な扱いで、ボスではないと判断しています。すごく微妙なところですね…。
迷った末、暗黒の魔人のみ中ボスに入れることにしました。ラプソーン第一形態は中ボスと言うことも不可能ではなかったですが、ラスボス扱いとしました。
おおきづち
滝の洞窟にいる敵。ボスじゃない気もしてるのですが、印象的なので載せちゃいます。
道をふさいでいて、いかにも倒さないと進めなそうな雰囲気を醸し出しているのですが、普通にしていれば戦わずに済むという珍しいやつ。「ここを通りたければ私を倒していけ」的な鉄板のセリフを吐くのですが、「はい」と答えて戦おうとしても画像のようなセリフを吐いて戦わずに進めてしまうのであります。
そこでひねくれてしつこく話しかけると戦うことも可能で、それなりに強い…といった存在。このよくわからなさが堀井雄二のいたずら心の表れなのかなと私は今になって思うのでありました。(「堀井雄二はよく「プレイヤーにどういたずらしてやろうか考えてる」とインタビューで答えてるのです)
関連記事短文強烈堀井節!ドラクエシリーズの全名言を楽しめる「ただのしかばね」のような記事
ただ、このいたずらは成功していますね。現に、私はこのおおきづちのことを結構覚えていますし、大抵のプレイヤーの心に意味もなく残っていることと思います。こういう遊び心とプレイヤーの選択の自由がある寄り道イベントはゲームの醍醐味だと思います。妙に長く語ってしまいました。
ザバン
最初に戦うちゃんとした中ボス。ルイネロが落とした水晶玉を取り返すために戦う敵。
コミカルなキャラが最初のボスらしくていい。コミカルながらも主人公が表情にとぼしくてどこかシュールな感じになるのがドラクエ8のいいところ。グラフィックがパワーアップしてもドラクエはドラクエのままだな、と感じる点でもあります。
強さは意外となかなかで、やくそうとホイミをふんだんに使いつつ、主人公に呪いをかけようと無駄な行動をしてくれることを祈りながらの戦いになります。なかなかやるじゃん、ザバン。
オセアーノン
こいつもコミカル系のボス。
船に乗っていざ行くぞ! というときに出てくる輩。
強さはほどほどですね。当時の8はグラフィックが進化したことにみな感動しまくりだったわけですが(批判派ももちろんちょいちょいいましたが)、こいつは「グラフィックがよくなって迫力が出たぞ」ということをプレイヤーに伝えるためのボスなんだろうな、と思いました。
印象深いということもないですが、記憶には残るボスですね。
なげきの亡霊
旧修道院跡地の最後にいるゾンビ野郎。
一見すると無視して通り過ぎれそうな位置にいるのですが、本当にスルーしようとすると呼び止められて結局戦闘になります。
まあまあ強かった記憶ですね。特別子のボスが好きとか印象深いとかはないですが、こいつがいることで引き締まる、ちょうどいいボスでした。修道院にゾンビが出る、というところがいいんでしょうね。これでグラフィックが「あばれうしどり」みたいなやつだったらイマイチだったことでしょう。
トラップボックス
剣士像の洞窟最奥部にいる中ボス。「ビーナスの涙」を手に入れるためにはこいつを倒さなくてはならないのです。
ドラクエのこの手の宝箱系モンスターは痛恨の一撃とザキ系のイメージがありますが、こいつは痛恨の一撃を繰り出してきます。ボチボチ強いのと、宝箱系で新たなタイプのモンスターなのでそれなりにインパクトはありましたね。
関連記事 ひとくいばこにうごくせきぞう!ドラクエトラップモンスターまとめ大全
ドン・モグーラ
私はドラクエライバルズをやっていたのでそっちでの最強っぷりの方が印象的なのですが(テンションを上げるとモグラがボコボコ出てくる能力を持ってる)、本編でもジャイアンみたいなキャラで記憶に残ります。「芸術スペシャル」がふざけた名前のわりにうざいです。
そんなわけで、こやつもまたコミカルなボスですね。ドラクエ8はコミカルな敵が多いのかも知れません。
アスカンタ城というシリアスで暗く悲しくも感動的なイベントの中で出てくるボスなので、少し明るさを足そうという配慮かも知れません。
モグラを倒すと「月影のハープ」が手に入るので、それをイシュマウリ(ネット上ではヘチマウリとよくいじられている)に渡せばそこからはまた悲しくも優しい感動的ストーリーに戻るのであります。箸休め的存在ですかね。
アルゴングレート
王家の儀式のために戦うことになるボス。ダメ王子の典型チャゴスの行動にイライラしながらこなすイベントですが、このボス自体はかなり弱いので、「チャゴスのせいで負けた。チャゴス殺める」的なストレスはありません。普通にやってりゃ勝ちます。
しかし、アルゴングレートよりもチャゴス王子の方が印象的でしょうね。
チャゴス
この記事を書いていて思ったのですが、あの超バズりミュージシャン、岡崎体育に見えて仕方がありません。性格は全然違うでしょうが、結構似てる。
…と、それは脱線でした。
とにかくチャゴスはしょぼい! 一応戦闘には参加して攻撃してくれますが、1ダメージです。自分の攻撃がまさか1ダメージだとは思いもせずに自信満々かつ誇らしげに攻撃しているのではと思いますが、結果は1ダメージ。そんな妄想をしてしまうくらいにセコイ男、それがチャゴスです。
ドラクエ6でもホルス王子という腑抜けのために王家の儀式的なイベントがありましたが、ホルス王子は徐々に成長が見られたり、「根は悪くない」感がありました。その点、チャゴスは「根が悪い」感が満載で、なかなかに腹立つ野郎です。
なので、印象には残りますよね。ボスじゃないけど触れないわけにはいかない存在なので語ってしまいました。
ドルマゲス(変身前)
バラモス、ムドーに続く、「ラスボスか?」と途中まで思ってしまう系ボスが久々に登場です!バラモス、ムドーの流れを知っているドラクエプレイヤーからすると「今回もドルマゲスは中ボスで裏に黒幕がいるんだろうな」と思ってはしまいますが、序盤からずっとインパクトのある存在としてストーリーを牽引しているので、当時の私は「もしかしたらラスボスかも…」という気持ちも持ちながらプレイしていました。
ピエロ(道化師)系の重要ボスは意外とドラクエでは未登場だったので、より印象深かったですね。主人公を石化させる杖好き放火魔の彼は、始めてリメイク版ドラクエ5の特典ムービーで目にしたときはかなりかっこよく悪そうに見え、心打たれたものです。
そのハードルに恥じないどころか、きちんと超えてくる名悪役がドルマゲスでした。嬉しいなあ。
戦闘ではベロリンマン以来の分身戦法でプレイヤーを苦しませてくれます。
分身のおかげもあり、彼はなかなかに強いです。私は何度か全滅させられました。やっぱ、重要な敵はそれくらいがいいですよね。
さて、「悲しいなあ」がまあまあ有名なセリフのドルマゲスさん。3DS版では子安武人さんが声優をつとめていて、なかなかの好評を博しているようです。
私は8に関しては珍しく少ししかリメイク版をやっていないので、声に関してはライバルズの印象が強いです(ライバルズも子安武人さんが声優)が、確かにハマり役でした。声がなくても十分インパクトがあったドルマゲスさん。リメイク以降はより印象が強まったようです。
ドルマゲス(変身後)
当時、第一形態に敗れ全滅していた私。
学校で友達と話していると「第二形態強いよね」と言われ、さらっとネタバレをされることになったのであった。
なかなかにショックを受けた私は、その後、「ドラクエはネタバレされる前になるべく早くクリアする」ことになったのであった。
…まあ、ネタバレ関係なく、ハマっちゃうので一気にクリアしがちなんですけども。
で、強さは実際強かったですね! 第一形態以上に強いです。見た目も、8までのドラクエにはあまりいないタイプですし、技もキャラに合ってますし、全体的にドルマゲスは非常に印象深い中ボスです。
こいつを倒した後が本番、みたいな感じなのはバラモスやムドーと同じなのですが、序盤から中盤を強い力で牽引してくれる、カリスマ的なよいボスです。この後、ゼシカが杖に操られるというこれまた強い牽引力のイベントが起きるのが8の面白いところですね。
呪われしゼシカ
味方があやつられて敵になっちゃう…というのは漫画だとよくありますが、ドラクエだと意外にめずらしいです。11でもその手のイベントはありますね。
ドルマゲスが持っていた杖(=ラプソーンが封印されている杖)に操られているわけですが、血管が浮き出るのはドルマゲスにはなかった症状ですね。個人差があります、ってやつ。
倒すと再び仲間に戻ります。ゼシカなしだとザコ敵もちょいと苦労するので安心します。もう呪われないでね。
ボストロール
「かかってこーい!」
のこのポーズからわかる通り、ネタ的なコミカル系ボス。
別にやらなくてもいいおまけイベントのボスですが、「なんかトロルと戦うイベントあったなあ」となんとなくは記憶に残ってしまうボスですね。
一応イベントの内容を説明すると、サザンビークの大臣を食おうとしているところを主人公たちが助ける…というイベントです。「トロルの迷宮」というダンジョンでのイベントなのですが、大臣の家の鏡を調べると入れるという見つけづらいダンジョンなので、スルーしてしまう人も結構いると思いますね。
せっかくなので戦っておいて欲しいボスです。6のブラディーポとかより印象的ですよ。
ブルファング&レッドオーガ
竜骨の迷宮最深部にいるボスコンビ。
別に強さは大したものではなかったと思います。コンビなのでなんとなく記憶には残りますね。
更に、期間限定イベントのボスなので、戦わずにクリアすることも可能です。あまり書くことがありません…。同じく戦わなくてもいいボスで言えば、ボストロールの方がキャラが濃くて面白いですね。
キャプテン・クロウ
意外とあまりいなかった、純海賊風な敵。王道的なかっこよさと強さを持つボスです。
テンションシステムを活かしたボスとなっていますが(こっちがテンションためないとダメージ3割軽減される&キャプテン・クロウもテンションためて攻撃してくる)、そんなに深く考えずに攻略した人も多いんじゃないかと思いますね。
そこまでドラクエ特有のキャラクターや特徴はないので、大人気とまではいってない気がしますが、ほどよく人気もあって印象にも残るボスですね。
ただ、ジョーカーシリーズではなぜかヘタレキャラとしてキャラに磨きをかけている様子。苦労とかけているっぽい(?)。
レティス
レティスがアレだということはこの記事で隠すべきなのか悩みましたが…隠すとあまり魅力が語れないのでネタバレします。そういう記事ですし。レティスはラーミアなんですよね。ドラクエ3のほら、あのラーミア。わかる人からしたらかなり震える演出でした。「だからなに?」と思う人もいるでしょうが、予想外な展開でよかったです。
てなわけで、ストーリー的に、ドラクエ8でレティスのことを忘れちゃう人は10万人に1人くらいしかいないんじゃないかと思うレベルですが、強さ的にも印象的です。
なぜか妙に硬い。
守備力が異様に高い。
その他、攻撃も激しい超難敵なので、とにかく印象に強く残る存在です。
また、このときのボス戦とは別の話ですが、ラスボス戦ではレティスに乗って戦うことになります。ゲームの演出上仕方ないんでしょうが、ジゴスパークを使ってレティスの背中に槍を突き刺すのはネット民達大歓喜のネタとなり、大いに様々な某スレッドを盛り上げてくれました。
↑ジゴスパークの画像は見つからなかったので代わりに…。ラプソーンがヤンガスに放ったメラゾーマも、もはやレティスを狙ってるようにしか見えない。
今でもこのネタは健在ですね。
ほんと、レティスは色々と存在感があります。
妖魔ゲモン
神鳥の巣の中ボス。
決して忘れてはいないし、印象が薄いわけでもなければ特別弱いわけでもないですが、だからと言って特別な思い入れもない中ボス…といった感じです。
肩書・二つ名について
「妖魔」とかの肩書きや二つ名は、基本ダサいので好きではないのですが、9以降は多くのボスに肩書がつくようになってしまいます。10はネトゲなのでボスも無限のように出てくるから肩書きあった方が名前つけやすい&覚えやすいというのは納得できますが。
そしてゼルダのボスの肩書はなぜか許せるんですよね。ドラクエの二つ名はかっこつけようとし過ぎなのかも知れません。
ちなみに、こいつがドラクエ初の肩書きのあるボスでもあります。
とにかくレティスイベントの一連で出てくるので存在感はそれなりですが、平均的な中ボスな印象ですね。でも白黒画面での戦いはインパクトありますね。
魔犬レオパルド
犬です。犬がボスです。杖の力に操られるとみんな顔色が悪くなりがちなようです。
サヴェッラ大聖堂で、窓が破られている最上部にこいつがいる…というのは王道だけどちょっと燃える演出です。王道だから燃えるとも言えますし、燃えるから王道になったとも言えますね。…と、そんな王道議論は置いときましょうか。
おたけびと、凍える吹雪が嫌らしいボス。個人的には見た目によく似合った特技・呪文を使うボスは好きなのですが、こいつはよく似合ってると思います。
主人公が、”目の前で魔物に殺されるばあさんがいるのに無表情でスルーする”という、グラフィックが進化したばっかりにサイコパスな感じになってしまっていることで若干有名な「メディばあさんイベント」での仇を討てるのがこのボス戦でもあります。
そして、こいつが出るころには物語も大分終盤ですね。
マルチェロ
聖堂騎士団の団長という、ちょっとスクウェア製RPG感を覚えるポジションのボスです。
人間が敵というパターンは大抵記憶に残ります。何故かといえば単純で、モンスターがボスな場合よりも珍しいからです。
ドラクエ7並みに複雑でドロドロなドラマを背景に背負った存在で、イベントでも初期に登場して終盤でまた出てくるという、印象的なボスにするための工夫がばっちりされたボス。
ゼシカや犬同様に杖に操られるわけですが、全体的に演出が凝っています。ちなみに、杖に操られるのは戦闘後です。
ドロドロ部分は複雑なのでここでは割愛しますが、人間の傲慢さ、哀れさも感じさせつつ、最後は人間の誇り、尊厳も感じさせるその存在は記憶に残ります。
そういえば11でもちょっと似た輩が出てきますが、あっちは最後まで哀れな奴でした。
暗黒の魔人
ラストダンジョン(暗黒魔城都市)が襲い掛かってくるという、新しい演出のボス。
特にストーリーやドラマ性を背負ったボス戦ではないものの、単純にインパクトあるイベント演出なので記憶に残っているプレイヤーは多いと思います。私は残ってます。
見た目通り攻撃力が高いです。が、見た目に反して守備力は低いです。不思議なやつ。そして、こいつがドラゴンクエスト8の最後の中ボスです。ラスト中ボス。
モンスターズだと「魔神攻撃」という特性(ミスが多いけど当たると必ず会心の一撃になる)を持ってますが、魔人なのか魔神なのかはっきりしてほしいところ。
スポンサーリンク
「ドラゴンクエスト9 星の守り人」の中ボス
中ボス数:22
中ボスは、宝の地図やクリア後配信を除いてもまあまあいますね。
唯一2週目をやったことがないドラクエなので、正直記憶がけっこう薄いです。また、イベント自体もそんなに印象的なものがないような気はしています。ボス名の前になんかダサい二つ名?が入るのが逆に覚えにくくしている気もします。
ただ、当時友達とマルチプレイでドラクエをするのは恐ろしいほどの楽しさだったので、つまらないドラクエだったということは全くありません。データも1つしか持てないので、何度もやるタイプのゲームではなかったですね。
あまり記憶がない=もしリメイクが出たら純粋に楽しめるということなので、名前以外は調べないでまとめています。
ブルドーガ
9は1回クリアしてその後やっていないので、細かいところは本当に記憶が全体的に薄いのですが…こいつが最初の中ボスだったようです。
キサゴナ遺跡の最深部にいるボスらしいですが、全く思い出せません。何のために戦ったのか、調べ直しても記憶はよみがえりません…。
ただ、こういうグラフィックのモンスターがいたことはさすがに覚えてます。色違いの方が記憶に残ってますね。アイアンブルドー。宝の地図で散々見ました。9も後半はわかるんですけどね、こいつはドラクエマニア一歩手前のつもりの自分でもまったくわからず、悔しい限りです。
黒騎士レオコーン(なぞの黒騎士)
こいつはわかります! 特に、名前は鮮明に覚えてます。ドラクエにはそんなに騎士は出てこないですし、それなりにインパクトがあります。
そして、私がドラクエ8の「妖魔ゲモン」の項目で語っていた、あまり好きではない”肩書”が、この辺のボスから多用され始めます。なるべくならやめて欲しい気持ち。
バトルロードみたいに子供向けに振り切るときは使った方がいい気もしますが、本編では慎重に使って欲しいんですよね…まあ、単なる私の好みなんですけどね。
ただ、こいつの場合は、「なぞの黒騎士」として登場するという演出があるので、肩書があっても許せます。肩書を有効利用していると思います。
詳細は覚えてませんが、セントシュタイン城の北にあったルディアノ王国のうんぬんかんぬんというイベントで色々絡んでくる存在です。なので、少なくとも「あ、いたいた」くらいには覚えられてるんじゃないかと思いますね。
妖女イシュダル
個人的にはドラクエスーパーライトでの印象が強いモンスター。5体手に入ったからかなり強くできたんですよね…と、スーパーライト廃無課金だったころの話は置いときましょう。
こいつと言えば、やはり画像の通り「ぱふぱふ」なわけです。
小学生大興奮、中学生以上も中興奮のこの特技、いずれ時代の流れとともに廃止されるのではと思いきや、この記事執筆時点での最新作11ではむしろこのネタに妙に気合いが入る事態で、一定数のドラクエファンは胸をもみし…なでおろしたとか。
で、ストーリー的にはどんな存在だったかというと、あんまり覚えてないですが、前述の黒騎士レオコーンに一目ぼれした悪魔です。ルディアノ城で戦うボスのようですが、細かいことは忘れてしまいました。
レオコーンに一目ぼれしときながら、敵である主人公たちにぱふぱふしてりゃ世話ないものです。嫉妬させる作戦なのでしょうか。
病魔パンデルム
こいつの名前と存在は何となく覚えてます!
病気系のボスはドラクエにそんなにいないからですかね。パンデミックとかけてるのもわかりやすい。
病魔パンデルムはベクセリアを病気で苦しめた存在なわけですが、ベクセリアに関係していたのもうっすら覚えてます。
しかし、それと、なんか病気系の敵だろうというのを名前で覚えているだけで、ほかは記憶にないですね…セリフは以下のようにすごく特徴的なものだったようなのですが、それ申し訳ございません覚えてません。
オろかナる しンにュウ者ヨ。 ワれヲ ふたタビ封印せンと やッテキたカ……。
ソうハさセヌ…さセヌぞォォ! なんジに病魔のワザワイあレ!あレ!あレ!
ワれのジャマをスる者すべテひトシく死あルのミ!のミ!のミ!
9はクリア後が長すぎるのと、二回プレイするにはデータ消すかもう一個ソフト買うしかないんですよね。なので一回しかプレイしてないわけですが、終盤以外の記憶はやっぱり薄い。
逆に、印象深いと思ってる5や7、3のボスなんかは「何度もプレイしてるから印象深いだけ」って可能性ありますねこれは。
魔神ジャダーマ
誰だこいつ、と思ったら「ダーマ神殿」のボスでした。女神の果実を食べちゃったら邪悪になったみたいです。
さて、9と言えば転職システムです。つまり、ダーマは転職の重要な施設。でも、このボスについては記憶が薄いですね…。
言われてみればいた気がします。名前がまさに「邪」悪なダーマだってところがまたダサくて嫌ですね。9はすごく面白いゲームだったんですが、なんかグラフィックやネーミング、セリフが子供向け感強めな印象です。
DSで新たな若いドラクエ世代を開拓しようとしたのかも知れませんが、9の次が10でネトゲになったので、9でハマった子供たちのほとんどは離脱してしまったのではないでしょうか…。
強さもさほどではなく、これ以上私には語れることがないです。
ぬしさま(1回目)
ツォの浜で戦うボスです。くじらはドラクエだとそんなに多くないので、見た目は記憶に残りそうなやつです。
ネタバレですが、命を落としたオリガの父が女神の果実で蘇り、この姿になっているため、実は本物の「ぬしさま」ではありません。女神の果実はどこか進化の秘宝を思わせますが、あっちは生き返りはしないので、女神の果実の方がより強力なエネルギーがあるのかも知れません。
クリア後にクエストで再度戦うことになるらしいのですが、私は記憶にないorそこまでやっていない可能性があります。その2回目は本物の「ぬしさま」なようです。
そんなに覚えてないですが、存在感ありそうな雰囲気はあります。9はそんなんばっかで申し訳ない気持ち。でも覚えてないから仕方ない。上に書いてある詳しい情報はググっただけです。
石の番人
石の町のボスです。
石の町があったような記憶はありますが、本当になんにも記憶がありません。申し訳ないです。ただ、調べてみると、かなり切ないストーリーがありそうで、正直面白そうなイベントだなと思いました。
時間が経つと人って忘れてしまうものなんですね…。石でしかも番人、というところがゴーレムを思わせます。
妖毒虫ズオー
10の怪蟲アラグネや、11のアラクラトロを思わせる、クモ系ボス。実際には妖毒虫ズオーが先なのですが、私はどうしても9の記憶が薄いのでそういう風に思ってしまうのでありました。
サンマロウ北の洞窟にいるボスです。
画像の通り、糸をからみつけてくるのはこの手のボスのRPGでの定番ですね。ドラクエでは意外とクモのボスはこれまでいなかったので新鮮ではあるのですが、使う技は定番で特に驚きはないです。
こいつは石の番人ともちがって、実際そんなに印象深いボスではないと思います。多分。
アノン
あまりにもボスの記憶が蘇らないので、戦闘画面以外の画像を貼ってみました。
なんかこういうボスいた気がしてきました。10のプスゴンと混ざってる可能性もありますが。
グビアナ城の女王ユリシスのペットのトカゲが、女神の果実を食べてこの姿になった…という展開のようですが、そこまで詳細なことは思い出せませんでした…。
↑こんな一幕も。
戦闘的には炎を吐くという、予想のつく行動をしてきますが、とりあえず強くはないようです。そんなところで。
呪幻師シャルマナ
カルバドの集落に悪さをする中ボス。女神の果実関連のボス。
最初は美人に変装?してます。
もちろん右ね。左のことかと思った人はドラクエ5でルドマンと結婚しようと本気で思ったタイプの人でしょう。
化粧とかそういうレベルではない詐欺っぷりを見せるこのボス(5のニセたいこうを思い出しますが、あれは特別美人になってるわけでもなさそう)、倒すと最後はこんなみじめな姿になります。
スライムのようですね。それも、リアルに現実世界で売ってるタイプの。
まあしかし、私はこいつのこともほぼ覚えてません。変装してたことも覚えてません。9、全然嫌いじゃないんですけど、何度もプレイできてないのと、多人数プレイのインパクトが強すぎてほかのことあまり覚えてないんですよね。
あと、みんなでプレイしてるとセリフちゃんと読まないし。
…さて、言い訳したところで次のボスに行きますかな…。関係ないですが、私、言い訳って言葉あんま好きじゃないです。正当な理由なときも「言い訳」と言う文化ありますよね、日本。まあ、本当にしょうもない言い訳もありますけど。
…さて、関係ない話でまるで「呪幻師シャルマナ」の項目が充実してるかのような雰囲気になってきたところで、本当に次のボスに行きますかな。
魔教師エルシオン
こいつは覚えてます! ドラクエで学校が出てくるとは! と思った記憶があります。
「ファンタジー×学校」ってなんかアニメ感あるので、ドラクエも大分時代に寄せてきたなとか思いましたが、10も追加ストーリーで学園ものみたいになってたようですし、11でもメダル女学園が出てますし、意外とレギュラー化してきてるようですね。
エルシオン学院の創設者、エルシオン卿が女神の果実の力で魔物化したボスです。9の中ボスは途中、そのパターンだらけになりますが、まあそういうストーリーなのでそこは仕方ないですね。
にしても、昨今であれば、顔だけでパワハラ教師として謝罪会見させられそうな人相ですね。
大怪像ガドンゴ
はい、出ました、大怪像ガドンゴです! 大怪像ガドンゴですよ~
え、知らないんですか?? 大怪像ガドンゴですってば!
というわけで、こんなやついなかったと思う私でした。いなかったよね~こいつ。
どこで出たんだこいつ。大怪獣かと思ったら大怪像だし。
魔獣のどうくつのボスのようですが、魔獣のどうくつがわからん。
でも、洞窟の動画を見てみたら、なんとなくここで「こういうとこあったかも」と思い出しました。なんて渋い部分での記憶。
色違いで単なるザコモンスターのギリメカラは覚えてるんですけどね。宝の地図周りの記憶が強いですね、9はやっぱり。
てか、9は記憶がないのにムダに文章が全体的に長いですね、すんまへん。
グレイナル
これは覚えてますね、さすがに。ストーリー上も非常に重要な敵です。そして、ドラゴンです。ドラクエにとってドラゴンはやっぱり重要ですから。
かっこいいかは微妙ですが、炎も吐くし、”The 龍”です。ドラゴンというか龍です。
バルボロスと対を成す龍。王道でいいですね。
対を成すと言いましたが、正確にはアギロゴスと3つで一つなわけですが…この辺の設定は深過ぎるのでやめましょうか。
重要な存在でありながら宝の地図でも出てくるので、何度も戦うこともできます。
おまけのアギロゴス話
ちなみに私はドラクエスーパーライトで運良く手に入れたアギロゴスが、結構好きでした。デザインも個人的には好き。
9では姿は見せず、テリーのワンダーランド3DSで初めてグラフィックが明らかになるという、非常に珍しい存在でもあります。
ゴレオン将軍
ガナン帝国三将軍の一人。こういうので定番の怪力バカ的なポジションです。
いたのは覚えてますが、たいした存在ではなかったと思います。
カデスの牢獄のボスですが、同じく牢獄のボスであるアクバーの方がカリスマ性が数段上ですね。
9のボス、覚えてない割に長く書きすぎなので、こいつはこの辺で終わります!
ゲルニック将軍
こちらもガナン帝国三将軍の一人。
こいつは、まあまあ記憶にある気がしてますが、実際は色違いの「邪眼皇帝アウルート」の記憶と混ざってるだけだったりします。宝の地図のボスですね。
宝の地図はめちゃくちゃやりましたからね、そっちの記憶はまあまああります。「まさゆきの地図」とか懐かしいですね~。
…さて、話を戻します。ゲルニック将軍は意外とキャラ的には残虐・狡猾な雰囲気があって、4のエビルプリーストくらいの風格はあるので、もう一回プレイし直したらちゃんと記憶に残るかも知れません。手下を二人従えてるのもキャラにあってます。
手下がゴレオン級だったら、ゲマみたいなインパクトが出たかなと思いますね。だんだん中ボス評論家みたいになってきましたね、私。
ギュメイ将軍
ガナン帝国三将軍の最後の一人。
見た目も含め、けっこうカリスマ性を感じる中ボスです。モンスターズでも毎回それなりの強さを持っていて、私が一時期無課金でハマりまくっていたスーパーライトでも神速の剣技で、まあまあ猛威を振るっていました。
セリフや振る舞いも、見た目に反さず武人的な正々堂々としたところがあり、全体的に印象に残りやすいボスだと思います。
細かいところは覚えてませんが、この後出てくるガナサダイよりも存在感があったと思います。ボスでありながら、なんとなくライバル感があるんですよね。
暗黒皇帝ガナサダイ
名前の通り、ガナン帝国の皇帝です。
まあ、こいつのことを忘れることはないです。さすがに。これを忘れたら、ドラクエ9のすべてを忘れているクラスではないでしょうかね。それは言い過ぎかな。
人気があるイメージはないですが、恐らく名前がダサイのが大きな理由です。ガナダサイとよく言われてますが、ガナサダイのままでもダサイ名前な気がしちゃいますね。
でも一応、ドラクエ3でいうバラモスに近いレベルのボスですよね、こいつは。ただ、存在感やインパクトはドラクエ5のイブール程度ですね。そしたら忘れる人もいる気がしてきた。
なんかが封印されてる、失われた帝国のかつての王だったような…という記憶ですが、調べ直してみると、特になにも封印はされてませんでした。
こいつは、イザヤールを殺しちゃうシーンがあります(パパスを彷彿とさせる演出になってる気がします)。そこはインパクトあるはずなのですが、どうにも記憶にはなく…ドラクエファンとしてまだまだ甘いですね私は。
メラゾーマなところもゲマによるパパス処刑を彷彿とさせます。
パパスは、ここで「ぬわーーっっ!!」です。
そして、ガナサダイは複数形態あります。上の画像は第一形態。ちょい違いますが、玉を投げつけてくると、7のダーマ神殿のボス「アントリオ」を思い出します。
こちらは第二形態。この見た目は今見返すと、まあまあ好き。当時は微妙だったかな。武器持ってるのがあまり好きじゃなかったですね。10のラスボスを少し思い出します。
色々書きましたが、個人的には、カードゲームのドラクエライバルズで「ゾンビタイプを毎ターン強化」的な能力を持っていたのが好きで、そっちのインパクトの方が大きいですね。そういう長期戦とか夢のある能力のやつ好きなのでした。もうやめましたが。
ゴレオン将軍、ゲルニック将軍、ギュメイ将軍 (2回目)
ラストダンジョンでまたこの3将軍と戦うのですが、もう一回それぞれ項目を設けて書けるほどの記憶がないので割愛します。すんません。
ネットの動画を漁ったり、攻略サイトを調べてもどういう理由で2回目戦うのかわかりませんでした。なんかゾンビ的な感じで死んだけど無理やり復活させられてるんですかね?
どうにもわからないので飛ばします…。
闇竜バルボロス
ラスボスでもあるエルギオス第一形態撃破後、という珍しいタイミングで出てくる中ボス。
ちなみに、エルギオス第一形態についてはラスボス記事の方に書いてます。
9の中ボスの中ではかなり存在感があるボスです。グレイナルと対を成す龍で、ムービーにまで登場しているので、こいつのことはさすがに覚えています。
ドラゴンクエストで出てくる龍のボスはやっぱり重要な存在であることが多いですね。ま、そりゃそうですね。
強さはそこまでではないのですが、ストーリー上ではかなり重要な存在の彼はドラクエ9のラスト中ボス。もっと強ければもっとインパクトに残ったかな、とは思いますが、いい中ボスですね。
「ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族」の中ボス
バージョン1だけはクリアしました。当時はネトゲ慣れしていない人だらけだったので、ネット黎明期のようで面白かったです。
バージョン1に関しては、一応二週目も少しやっています。
ボスを数えるのが大変すぎるので、とりあえずなしで…。天魔クァバルナが当時は強くて印象に残っていますね。ほかも、記憶に残ってるボスはまあまあいます。
「ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて」の中ボス
ドラクエ7以来の多さです。クリア後世界が実質的におまけではなくて本編…という不思議な仕組みになっていることもあってボリューミーです。あと、ドラクエの集大成ですしね。
ここでは、完全なるクリア前の中ボスのみまとめています。
スモーク
ドラクエ2で初登場したモンスターが、なんと30年ぶりにドラクエに登場! 2では、こいつとサーベルタイガーがないがしろにされてる感があって、個人的に好き。マイナーモンスター感がいい。
…ですが、ついにここにきてドラクエ30周年記念作品でもある11の初ボスをつとめたのでありました。これでマイナーとは言えなくなった…かも知れませんね。
火の息を使ってきたり、なんか回避率が高かったりと、個性もほどほどにある、いい感じのボスです。登場の仕方も結構かっこいい演出で、「お~」と思わされます。
再登場してしまって嬉しい反面、少し寂しい気持ちもあります。好きだったインディーズバンドがメジャーになったような気持ちですね。そんな経験ないですけど。
いたずらデビル
名前が序盤の弱いボス感をしっかりと出しているタイプのボス。宝箱から出てくるという一工夫演出があるので、プレイしてあまり時間が経っていないとこやつは程々に印象深いです。
木こりを犬に変えちゃうという、ムーンブルク王女のトラウマを蘇らすようないたずらをするこのデビル、戦闘能力はさほどでもないのですが、序盤のボスにはそれくらいのやつも欲しいというもの。
いい中ボスです。小ボスと言いたくなるような、ちょいボスです。でも、いないと序盤が寂しい、そんなデビル。
イビルビースト
デルカダール神殿のボスです。レッドオーブを手に入れるにはこいつを倒さなくてはなりません。
2体で襲ってくる奴、大概小物説が私の中にあるのですが、こいつらも小物ですね。
残虐性や戦闘時の強さはそれなりですが、理念がありません。
3体セットのボスはゲマやらデスタムーアやらとツワモノ感のあるやつもいますが、2体というのは強盗みたいな小悪党なんですよね。5のカンダタ&シールドヒッポ、6のビッグ&スモックといい、威厳はない。
てなわけで、彼らも威厳はないのでありました。デルカダール兵を殺してレッドオーブを意味も分からず盗もうとした質の悪い強盗止まりなのです。次現れる時が3体で来な。
デンダ
荒野の地下迷宮にて、「果報はブチギレて待て」ということわざを披露してくれるボス。冷静にそのシチュエーションを考えたり、そのことわざを考えた人の脳内や、そのことわざを伝承していった文化の琴を考えるとじわじわ来るのは自分だけ? それとも万人がじわってる?
わかりませんが、そのことわざボケのセリフの印象が強いボスです。
ただ、ストーリー的にも実はかなり重要で、ネタバレになりますが、ベロニカの年齢を吸い取ってしまったと考えると、なかなかにすごい存在。
ベロニカが年齢吸い取られてなかったらなかったで、もしかすると大枠のストーリーに変化はないのかも知れませんが、キャラの特徴や面白さにはかなり差がついたでしょうね。
そんなデンダでした。
デスコピオン
強敵感が出てくる最初の中ボスがこいつですかね。序盤のボスらしいボス。「砂漠の殺し屋」の異名を持ちます。
砂漠にサソリ。ゼルダの伝説とかでもあるイメージですが、とりあえずゲームのボスとしても王道ですよね。
PVでもこいつが出るシーンがあったこともあって記憶に残りやすいやつ。2D版のグラフィックもよく似合ってる。
倒した後もイベントで一瞬活躍?するので、存在感はある方だと思います。カリスマ性とかはないので、あくまで序盤のボスとしてですが。
シーゴーレム
こいつは比較的ぽっと出のボスに近い印象ですね。特にこいつ自体に特徴もストーリーもなく、強さも普通なので、ゲーム的にとりあえずいるボスです。でも、いないと難易度的に物足りないのでいた方がいいとは思います。
その後、雑魚として普通にその辺でエンカウントもします(ステータスはちがいますが)。
まあ、こんなところで。
ホメロス(1回目)
大人気ホメロスさんです。いわゆる腐女子人気もすごいようですが、男からも人気あると思います。ちなみに36歳らしいです。
ドラクエではある種定番イベントである、「主人公の村焼き払いイベント」を行うのもこいつで、非常に憎い存在。
ただ、「主人公の村焼き払いイベント」はたいてい「主人公の村焼き払いイベントあるけど実はみんな生きてたよイベント」なことがほとんどなので、歴代ドラクエをやってきている人からすると「結局みんな生きてるんでしょ」と思ってしまう節はあります。(実際どうかなのは、プレイしてのお楽しみで…)
カリスマ性もありながら、漂うナルシスト感から漏れてしまう「なんだかんだ、ちょっと小物感」もまたよいです。
私は、カードゲームであるライバルズでの彼のピーキーな能力が好きでした(HP2以下の敵を味方にする)。
原作のキャラに合ってる能力だし、ゲームバランス的にも面白いカードでした。
…と、それはドラクエ11しかやっていない人には関係ないですね。
とにかく、ホメロスはゲーム序盤から最後までずっと出てくる、ある種ライバルキャラみたいなところもある存在です。実際、何度も戦うことになるわけですが、存在感は抜群です。
一度目の戦闘はダーハルーネの街で、カミュを人質に取られた状態での戦いとなります。実際のバトルでもなかなか強く、攻撃力が一撃死レベルで高いです。
武闘会ボス
数が多いのでいったん省略します。後日追記します。
省略しましたが、けっこう見どころのある敵が多いです。特にほらあいつ、人気なあいつ。ね。ハンフリー。
アラクラトロ
9、10に続き、蜘蛛ボスです。武闘会イベント関連で、グロッタ地下遺構にて戦闘となります。
こいつの周りに糸でぐるぐる巻きにされて動かなくなっている人間が繭になってたくさんぶらさがってるという、ドラクエ史上でも上位のグロい状況なのですが、そこは結構淡々と進んでいきます。
ぶらさがった人間からは”強者のエキス”を吸い取り、それでハンフリーを操っていたという、姑息な輩です。そして、アラクロトロ討伐後、この繭になっちゃってる人たちがどうなったのかは不明です。
「こんなにたくさんの人がこんな目に…!」みたいな演出や悲しい雰囲気も特になく、淡々としてる感じはFC時代のドラクエを思わせるような気がしてきます。
ちなみに、こいつはかなり強いです。わけわからんほど状態異常にされ、さらに強力な全体攻撃「死グモのトゲ」を放ってくるので、私は何度か全滅しました。マジで死グモです。
かなり強いし、ハンフリー絡みで存在感もあるので印象に残ってますね。
クラーゴン
ドラクエ8のオセアーノンにかなり似た構図ですね。本体と右足、左足、という感じで現れる、いわゆるデスタムーア形式。ヘルバオムのことも少し思い出されます。
ナギムナー村の漁を邪魔するモンスターなわけですが、クエスト「レッツ! 豊漁祈願」では、こいつ自体が食材になったりします。
ただ、3DS版の2Dモードだと、グラフィックの関係か、右足・左足の代わりに「だいおうキッズ」が一緒に出現します。
大砲ばあさんイベントを起こすと少しこちらが有利な状態で戦闘を開始できる、というドラクエにしては少し珍しいイベントとなっています。
メルトア
プチャラオ村で戦う、ホラーゲームや映画とかに出てきそうなデザインのモンスター。私はけっこう好きです。
設定もなかなか凝っていて、壁画がボスで、絵の中の世界で戦うというもの。
7でも絵の中に入る展開があるので完全に新しいわけではないですが、こちらはより、絵であることの意味が感じられるイベントになっていると思います。
自分を「至高の芸術」と称し、人間を「塗料」扱いして取り込んでいくそのスタイルはかなり狂気的で、短編RPGのラスボスを飾れるくらいにはキャラが立ってますね。
更にサイズも超でかく、ラプソーンも真っ青なレベルなのでインパクトはでかいです。そんなわけで個人的には11のお気に入りボスです。
ごくらくちょう
怪鳥の幽谷でシルバーオーブを守るボスとして登場します。
こいつはThe 中ボスという感じです。いい意味ではないです。単に中間地点に出てくる強さがボス級の敵という感じ。
あまり特筆すべき点はないです。
ドラクエ3で雑魚的として出てきてベホマラーをガンガン撒かれていた時の方が印象に残るレベルかも知れません。
セリフも「キーッ! なにをしにきた人間め!」とかいう、ショッカーもびっくりな雑魚セリフ。まあ、たまにはこういう雑魚いボスもいるとメリハリがあっていいとは思います。全ボス強い思い入れが生まれるようなゲームもすごいですけど、小物感たっぷりなボスとカリスマ性たっぷりなボスがそれぞれいるのはアリです。
という感じで、なぜか無駄にフォローを入れながらの紹介でした。こんなところで…。
ムンババ
ドラクエといえば、かっこいいモンスターばかりが売りではないですよね。どこか愛くるしいような、かわいさとかっこよさがあるのがよいところです。鳥山明氏のデフォルメの力や、堀井雄二氏のネーミングセンスが光る部分です。
トンヌラ、ゲレゲレに通ずるダサい名前がついに出てきました。
ムンババ。
ダサいですね。ゲレゲレなんかとはちがって狙いに来てる感はありますが、まあそれでもよいのです(堀井雄二はたしかSMAPのインタビューで「ゲレゲレが変な名前だとは思わない」的な発言をしていた)。
こいつは結構印象に残ります。名前は変だし、倒し方も一工夫しないと延々と勝てないしで、なかなか面白いボスでした。ゲレゲレに似てますね。
リーズレット
結構凝ったイベントのあるリーズレットは、記憶に残っている方が多いのではないかと思います。
シャールとのコンビっぷりも印象的です。
ドラクエで超定番の「モンスターが王様(女王様)に化けてるパターンのイベント」を、もうひと工夫、ふた工夫したようなイベントですが、結末はなかなかに意外…。
そんなわけで、戦闘よりもイベントの方が記憶に残る中ボスですね。
それにしてもドラクエ5にも雪の女王なんてのがいますし、堀井雄二氏の頭の中には雪=女のイメージがあるのかも知れませんね(単純に雪女から来てるんだろうけど)。
屍騎軍王ゾルデ
異変後のデルカダール城に居を構え、勇者たちを迎え撃つボス。魔王ウルノーガからパープルオーブを守るよう任されている。
恐らくだれがどのオーブを守るかは見た目で決めているに違いない。「はいお前は紫だからパープルオーブね」こう言われたに違いない。ルッキズムである。
そんなことはさておき、こいつはワンピースとかそういうバトル漫画に出てきそうな見た目ですよね。かっこいいといえばかっこいいけど、装飾とかが細かいからそこまでドラクエっぽくはない印象です。ドラクエの漫画に出てきそうです。
そんなこいつの最大の特徴は“分身”です。
ベロリンマンさながらに分身しまくって、主人公とグレイグを困らせます(この戦闘では二人での戦いになる)。まあ正しくは分身ではなく「ゾルデの影をつくりだす」のですが、分身みたいなものです。
強さ
強さはまあまあで、私はたしか最後勇者ひとりになって、HP赤の状態で会心の一撃が出て倒した記憶があります。記憶の改ざんだったらすみませんmm
攻撃力が高いので、油断してると死にます。
個人的にはちょうどいいくらいの風格の中ボスという印象でした。
ロウの修行
けっこう印象深いボス、ロウです。
・死んだと思った仲間が冥界で修業をしていた
・覇王斬でしかダメージを与えられない
・グランドクロス VS 覇王斬 という、秘儀対決
・しかも二人は祖父と孫
…といった感じで、なんだかジャンプマンガみたいな熱い展開が繰り広げられます。ふつうは子と父親が多いでしょうが、父親ネタはドラクエでは5を含め十分やりましたし、祖父と孫というのは面白いです。
ただ、このロウが妙に強く、油断すると…いや、もはやたとえ油断していなかったとしても負けることが多々あります。修行と称して孫殺すジジイはかなり鬼畜だと思いますが、獅子を崖から落とすを地でいってるのでしょう。
強さ的にもストーリー展開的にも印象深い一戦だと思います。
フールフール
ドラクエでいつからか定番と化した、うまのふんネタが仕込まれているこのボス。
正直、印象的にはこいつよりもフールフール関連一連のイベントで登場するシルビアたちではあります。シルビア率いる謎のお祭り神輿はインパクトが凄すぎます…。
ドラクエならではの堀井雄二節を意図的に爆発させたような雰囲気です。このシルビア団は個人的にもまさに「予想の斜め上」で面白くて好きですし、世間的にも好評のようです。
さて、肝心のフールフール自体はというと、それなりの中ボスです。たいして強くはないので、マホトーンにだけ注意すれば簡単に倒せます。
アホっぽい名前ですが、名前の元ネタはソロモン72柱(72の悪魔)のフルフルと思われます。ベリアルなんかもソロモン72柱が元ネタですね。こいつの話はそんなとこで。
嘆きの戦士
ドラクエではしばしば父親がキーとなる存在として出てきますが、11主人公の父親も同様です。
この嘆きの戦士は父親の主人公であるユグノア王、アーウィンの慣れの果てなわけです。スターウォーズじゃありませんが、父親との戦いというのは熱いものです。
ドラクエでもパパス、オルテガ、シャークアイなど、勇敢な父親がたくさん登場してきましたが、その父親と対峙し、戦うという展開は意外と初です(10の追加ストーリにあったらすみません)。
魔物たちに王国を滅ぼされた怨念は死んでもなお消えず、こともあろうか実の息子である主人公にその「おんねんの こもった 呪いの玉」を投げつけてくる鬼畜っぷりを発揮してくれます(画像はグレイグに向けて投げてます)。
ところで、私が全巻読了したマンガはたったの2つしかなく、ひとつは「ロトの紋章」、もう一つは「とっても! ラッキーマン」なのですが、その「ロトの紋章」に似た展開が登場します。
詳しくは触れませんが、マンガでも熱く、悲しい展開となっています。ただ、悲しさの中に愛も感じるのは、ゲームもマンガも同じですね。
こんな感じで、11は個々のイベントがそれぞれ凝っていてクオリティ高いのがよいです。
以下は、私が力尽きて紹介できなかった中ボスたちです。元気玉が現実にあれば書けるのですが…。
- バクーモス
- 呪われしマルティナ
- 妖魔軍王ブギー
- 覇海軍王ジャコラ
- 鉄鬼軍王キラゴルド
- 魔竜ネドラ
- 人食い火竜
- 邪竜軍王ガリンガ
- ホメロス(2回目)
まとめ
ドラクエはラスボスだけでなく、中ボスにも魅力的なやつが多いです。むしろ、中ボスの方が魅力的なケースもちょいちょいありますね。
正直、シリーズ後半の中ボスは数が増えたこともあり、ちょこちょこ存在感の薄い「とりあえず設置したボス」みたいなやつもいるんですが、それでもなお印象深いやつもたくさんいます。
ボスについて思い出していると、ドラクエの歴史を振り返るようで面白いのではないでしょうか。私は記事を書いていてテンション上がって、ドラクエの記念ブックを読み返したくなりました。
中ボス以上に深く書いたラスボスまとめ記事も書いています。
↓その他のドラクエ記事