こんにちは。今日もまたグルメランチ記事です。
グルメ記事ばかり書いている今日この頃ですが、グルメ記事は昼飯食べてそのまま移動中とかにも書けるのでよいのです。趣味の自主映画の編集やらをしてる時期は夜はそっちに専念したいというのもあるので、ランチ記事はちょうどいいのです。
時間は有限、最近特にそれを感じる私、ブログ管理人です。
と、唐突に自分の都合を語りだす有象無象になったところで、本題へ参りましょう。
ユーモア反骨心の塩ラーメン店「桑ばら」(旧店名「まるきゅうらあめん」)
今回紹介するのは、東池袋にある塩ラーメン専門店「桑ばら」です。
昔はここには「まるきゅうらあめん」があって、そこも塩ラーメン専門店でした。ブログに書く前に店名が変わってしまいましたね。
さて、店構えはこちら。このお店、何を隠そう自虐テイストユーモアで反骨心を見せてくるラーメン屋です。何も隠していません。
ほら、看板をご覧なさい。
当店、「塩そば」しかございません。
だそうです。
既に自虐テイストユーモアで反骨心を見せてくるラーメン屋な雰囲気が漂ってます。意図的に漂わせてますね。なにせ、看板なんてかなり意図的に書いて意図的に設計して意図的に設置するものですから。気付いたらいつの間にあった適当な看板なんてのはあんまりありません。あっても大抵潰れるか火曜日とかに回収されるでしょう。青い車に。
駄文は捨て置き、とにかくこんな感じで気になるお店ですが、気になるので入ることにします。店側の策にはまるとしましょう。
な、なんと…食券機周りにも反骨ユーモアが!!
すると券売機付近にも溢れ出るユーモラス自虐風アイロニー!
お客さんからのアンケートが貼り出されてるのですが、普通ここって
「おいしかったです!」
「また来たいです!」
「店員さんの元気な挨拶でこっちまで元気になりました!」
などという自作自演コメントが並ぶものですが、この店は違います。
「麺が固い」
「スープがしょっぱい」
「店長の顔が生理的に受け付けない」
と来たもんだ。あえてこれを貼り付けつつ、隣にある店長コメントが…
「これからもこの固さ、しょっぱさでいこうと思います。また、私の顔につきましてはお金がたまり次第、整形をしようと考えています。お母さん、お父さん、ごめんなさい。ありがとうございます。」
と来たもんだ(文章の詳細は違います)。全てが意図的なのです。それに対して今更しょっぱいだの固いだの言うのは野暮ということですな。
そう、客なんぞ単なるラーメン素人。その奴隷に成り果てて、言われるがままに味を変える必要なんぞないのです。当然、店長の方がラーメンを愛し、研究し、そして命を懸けているわけなのですから。ラーメン屋の店長は死を覚悟しているのです。
平身低頭な店が多い中、この感じは逆に良いですね。だいたい客って下手に出てる店に対しての方が強気に出ますし。ちょっと人間味あるおっさんおばはんとかがやってる個人店にはあんまりクレーマーっていないイメージがあります。どうなんでしょ。
とにかく食レポ
まあ、とにかく、ここまでで既にブログとしてはお腹いっぱいなんですが、我が腹は空虚に耐え切れず唸り声を上げているわけなので一緒に我が口からも唸り声を上げつつ食券を購入します。唸り声っていいよね。
カウンターはこんな感じ。店内は比較的狭いですが、背後が外と一体化しているのでそんなに窮屈感はありません。
そんな風に唸っているうちにラーメンが出されました。ラーメンっていいよね。
塩そば 700円(税込)
言い忘れましたが、私が頼んだのは塩ラーメンです。だってそれしかないんですから。
…と言いたいところですがこの店、塩しかないとはいうものの、塩つけ麺やら塩煮干しラーメンやらあるんです。ここは許せませんが、私の許しなどこの店が欲しいわけもないので許せないまま塩ラーメンを食べます。
「桑ばら」の塩ラーメン。果たしてアンケート通りなのか…
見た目的には塩なだけあってかなり清涼感のあるすっきりさっぱり系です。麺もかなり細麺で、あっさり感がすごいです。写真だと油が目立っちゃってますが、実物の印象としては透明感溢れてました。たしか。
ただ、食べてみると意外にそこまであっさりではありません。まず、スープがまあまあしょっぱいからです。確固たる意志で意図的にしょっぱくしてるわけなのでこれは仕方ありません。
ただ、まあ見た目の割にしょっぱいっていうレベルであって、こってり豚骨とかとくらべればわざわざアンケートに
しょっぱいから許さん!
とか太赤文字で書くほどのことではありません。
最初の内はさほどしょっぱくありませんが、じわじわ効いてきて、店を出た後に喉が乾いてきます。
ちなみに麺は別に固いというほどではありませんでした。むしろ、細麺なので柔らかいと伸びてしまうのでこれくらいでいいと思いますね。固いと言われている今でも、食べるのが遅い私が食べ終わる頃には麺が伸びてきてましたからね。
異色のボリューミーチャーシュー
そして異色なのがこれ。チャーシュー。
他は見た目的にすごくあっさりなのに、このチャーシューだけかなりワイルドです。
油も結構多く、肉厚で肉汁もあるようなジューシーさです。大きさもでかいですよね。これが大きなアクセントとなって、塩味に飽きさせないようになってると思います。
細麺とワイルドチャーシューは一見合わなそうですが、しょっぱめの塩スープがその二つをつなぎ合わせるようで、違和感なくおいしいです。
結果、アンケートと実際の差は…
全体的にはアンケートの内容はハズレではないものの、おいしいラーメンでした。店長の顔は横顔しか見えませんでした。横顔から察するにワイルド店長だと思います。
ちなみに。
隣の人が塩油そば的なものを頼んでました。中盛りを頼んだようなのですが、店を出る前に
「俺もう無理だ。中盛りが一番普通かと思ったけど、これ多いわ。」
と友人に語ってギブアップしていました。たしかに4分の1位残ってたのがチラッと見えました。
特に少食そうには見えなかったので結構量があるのかも知れませんね。次回来ることがあったら頼んでみようかと思います。
並盛りを。並盛りっていいよね。
店舗情報
おまけの店舗情報
店名 桑ばら (【旧店名】まるきゅうらあめん)
ジャンル
ラーメン、つけ麺TEL・予約
03-5952-0788交通手段
池袋東口を出てサンシャイン60通りへ向かう。
サンシャイン60通りを東急ハンズ方面へ進む。
東急ハンズ手前の右角に「ABCマート」がある交差点を右へ。
1つめの交差点を左へ曲がり直ぐ右の路地に入る。
東池袋駅から393m営業時間
[月~日]
11:00~スープ切れ次第終了
[金(夜)]
17:00~(スープ売切れ次第終了)
ランチ営業、日曜営業定休日
無休
まとめ
このブログでアンケート取ったらきっと、
「食レポなのに食べるまでが長い」
「ところどころのいまいちセンスがわからないギャグが気まずい」
「書いてる人の足の指が臭そう」
などの有益なご意見を賜れることでしょう。
そんなことを感じるラーメンでした。まさに、そういうラーメンでした。さらば。
このラーメンも透明感溢れてかなりうまかった。
濃厚こってりもうまい。
ご当地ラーメンもいいよね。