どうも、バイクをブロブロ鳴らすことだけが生きがいのうさぎを飼いたいなあ、が口癖のブログ管理人です。こんにちは。
お恥ずかしい一面をお見せしたところで本日はラーメン屋の紹介です。
醤油、塩、豚骨とラーメンにも色々ベースがありますが、今回は飯田橋にある味噌ラーメンに特化したラーメン屋を紹介します。味噌だらけですよ。全国の味噌勢ぞろい! 味噌味噌しいです。
なので、食レポでもありながら、味噌の解説メインな記事になっています。味噌記事です。
飯田橋の味噌ラーメン屋「みそ神楽」で目指せ味噌マスター!
ラーメングルメ記事を色々書いてる私ですが、味噌ラーメンもやはりうまい。そして、味噌特化のラーメン屋とはこちらのお店。
最近行ってきました。
「みそ神楽」。これが店名です。味噌アピールですね。
そして…
これが店の外の壁に貼られています。
もう外観からして味噌ラーメンづくしですね。
そう、ここのラーメン屋はある一つの味噌ラーメンがうまいとかではなくて、同じ味噌ラーメンでも、もう種類がたくさんあるわけです。いや、同じじゃなくてぜんぶ違う味噌ラーメンなんですが。
ご当地味噌ラーメン解説 @みそ神楽
そんなわけで色々な味噌があるわけですが、各味噌の味の違いは、我々味噌素人にはよくわかりません。
それをこの壁の看板で解説してくれているのだから素晴らしいですよね。素晴らしきラーメン世界。せっかくなので、以下に壁看板の解説をまとめてみます。
写真のままだと読みづらいですしね。(食レポを見たい人はこの邪魔な長文まとめを飛ばしてください)
札幌みそらーめん
北海道の赤味噌と九州の麦味噌をブレンドした芳香な香り、辛口の赤味噌らーめん。
引用:「みそ神楽」の壁
まずは札幌味噌ラーメン。ですが、しょっぱなから意外や意外。札幌味噌ラーメンには九州の味噌をブレンドしているというから驚き。そして、辛口なんですね。
と思って詳しく調べてみると、味噌についてまとめたサイトが出てきました。このサイトだと、札幌味噌ではなく、北海味噌として紹介されています。
北海味噌・・・
北海道の赤味噌と九州の麦味噌をブレンドした、辛さの中に甘さのある、新しい札幌らーめんの味噌。
引用:味噌について|柳麺工房 十里川口
だそうです。逆に札幌味噌はこう書いてありました。
札幌味噌・・・
味噌らーめん発祥の地、札幌の赤味噌。深い味わいの味噌の定番。(胡麻油、にんにく、酒、味醂・・等を練りこんでいます)
引用:味噌について|柳麺工房 十里川口
奥が深いですね。味噌。
胡麻みそらーめん
仙台みそ、信州みそを使用し、健康食品でもある数種類の胡麻をタップリ使用した、風味豊かな少々辛口ならーめん。
引用:「みそ神楽」の壁
お次は胡麻みそ。これってご当地とか関係あるの? と思いましたが、仙台・信州の味噌を使用しているらしい。
先ほどの味噌解説サイトでも同様の説明が成されていました。これは意外! …いや、これ”も”意外!と言うべきですね。
玄海みそらーめん
九州麦味噌と信州味噌をブレンドし、麦のかもしだす独特の香りと調和のとれた、コクのあるやや甘口のらーめん。
引用:「みそ神楽」の壁
次は玄海みそです。聞いたことない人もいるでしょうね。今度は九州味噌×信州味噌でした。北海味噌と胡麻みその中間的な組み合わせですね。甘口だそうです。
八丁みそらーめん
豆味噌の代表、八丁味噌と新潟越後味噌に健康食の黒五類粉末をブレンドした、旨味、渋みの調和のとれた辛口黒味噌らーめん。
引用:「みそ神楽」の壁
これは聞いたことありそうですね。八丁味噌です。新潟越後味噌×黒五類粉末…という、ニッチな組み合わせです。ニッチさのイメージ通り、旨味と渋みがあるとのこと。こちらは黒味噌ですが、黒い食べものはやっぱり渋みや苦みがあるもんですね。
ちなみに…
黒五とは黒豆、黒米、黒胡麻、黒松の実、黒かりんの5種類の健康食材
だそうです。この食材単体も結構奥が深そうです。というか、食べ物ってたいてい奥が深いんですよね。
豆味噌というのも気になります。愛知県を主として、東海地方で有名な味噌なのです。
とんこつみそらーめん
香り豊かな麦味噌をベースに、とんこつスープのこってり感を味わえる風味豊かならーめん。
引用:「みそ神楽」の壁
来ました、もはやラーメンの王道。「とんこつ」。これはご当地とかではなく、麦味噌×とんこつのようです。私が好きな池袋のラーメン屋「花田」なんかは味噌とんこつです。濃厚な味わいがたまらないのです。
みそ担々めん
担々麺の辛さに、風味豊かな胡麻の香りと西京味噌の甘さがかもしだす絶妙のバランス。当店自慢の逸品。
引用:「みそ神楽」の壁
最後は味噌担々麺! これは自信作のようです。そして出ましたね、有名な西京味噌。”胡麻みそ”が少し辛口だったのに対し、こちらは胡麻を使っていても甘さがあるというのもまた面白いですね。
ちなみに西京味噌とは…
西京味噌(さいきょうみそ)は、現在では、京都及び関西地方を中心として広く作られる淡黄色の甘口味噌の通称である。 本来は、特定の味噌蔵(現・株式会社 西京味噌)の銘柄である。
ですが、上記情報は少し曖昧なところもあるようです。味噌の奥が深すぎて困りますね。
ほかにもメニューはあるのですが、看板はこれですべてなので味噌蘊蓄まとめ的なのはここで終わります。お次は食レポです。
こんな感じでね。他にもメニューはありますけども。
店内の様子
店内の雰囲気をちょろっと紹介。
カウンターはシンプル。
奥にはこんなテーブル席も。
広くはなく、こぎれいな感じでもないですが、店主一人のワンオペでやっているところが逆に行きつけにしたくなります。
信州みそらーめん
さて、食レポのお時間です。
実は皆さんには黙っていましたがね、今回食べたのは信州味噌ラーメンなのです。
信州みそらーめん 870円(税込)
ほらね。
壁の看板にないラーメンを食べたのです。
さんざん味噌の話を書いてきましたが、そんなに複雑なことを言わずに感想を書くと、これは美味しかったです。
少ししょっぱめの味噌で、最近はやりの「超濃厚」「超とろみ」みたいな感じではなく、流行り廃りとは関係のない、伝統の味噌ラーメンのよさを感じました。かといって、インスタントのような味ではなく、味噌の深い味わいがありました。
麺はこんな感じ。味噌ラーメンには黄色い麺が似合いますね。
というわけでまとめると…
人気店になるようなエッジはないですし、食べログの評価も3くらいですが私は好きですね。わかめは合ってるのかよくわかりませんでしたが、信州味噌ラーメンには入ってるものなのかもしれません。
ほか、チャーシューに関しては普通でした。薄くて固いけど、なんとなく、ないと物足りない。そんなチャーシューです。昔ながらの味噌ラーメンによく入ってる感じのチャーシュー。
その辺をとろとろチャーシューとか、逆に崩し豚肉とかいってこだわり始めたらもっと人気出たりするのかな…それよりも各地の味噌ラーメンを再現する方が重要な気もするな…。
と、そんなところで食レポは終わりです。とりあえず満足でした。
とんこつみそラーメン ※2018/5/20追記
とんこつみそラーメン 770円(税込)
みそに博多豚骨風味が混ざったラーメン。
豚骨ということでまあまあ濃厚。まろやかさも。
味噌豚骨というと池袋の花田が好きだが、こちらはよりシンプルな味わい。
これはこれでありだな、という感想です。
店舗情報
詳細な店舗情報はこちら。
- らーめん みそ神楽
- 03-3269-5282
- 東京都新宿区津久戸町3-12
飯田橋駅から397m- 11:00~16:00
17:00~翌0:30
ランチ営業、夜10時以降入店可、夜12時以降入店可- 定休日:日曜日
- 席:17席 (カウンター9席、テーブル4人掛け×2)
参考:みそ神楽|食べログ
ラーメンの表記を”らーめん”と平仮名にすることにこだわりを感じます。徹底してます。
ひとこと
全部の味噌ラーメン食べて目をつぶって当てたくなりました。味噌ソムリエっているんですかね。あえてググりません。
微妙な気持ちで入ったらうまかった味噌ラーメン屋
これはマイベストラーメン
うまい店は増えるのです