グルメ・食 ラーメン

山岸師匠最後の弟子! 大勝軒まるいち 渋谷店で野菜つけ麺

2017年12月25日

つけ麺を愛し、つけ麺に愛された空前絶後の忖度男とは私のこと。

このように巧みに2017年の流行語を盛り込んだ文章を作り上げた私は、文章の神の申し子であり、夏目漱石の最後の弟子であることが明白なわけだが、そういう冗談を言うと怒られるので嘘であったことをこの場ですぐさま素直に認め、そして謝罪の念を海より深く、そして山より高く土下座することで表す。

「山より高く」の部分がお茶目なボケであることに勘のいい読者諸君は既に気づいているであろうが(土下座なのに高くてはいけない)、それをも凌駕した更に懸命な読者諸君はこの部分の文章に何ら意味がなく無駄であることにいち早く気づき、すでに読み飛ばして本題へと向かっているであろうこともこれまた明白である。

 

…というわけで、冒頭文は読者的にもグーグルでの検索のされやすさ的にも基本的には短い方がいいということをわかっていながらあえて無駄なことを書くという捨て身のギャグを放ったところで本題へ参る。

何かといえば、先日私は渋谷で

「なにかしらが食べたい。できることならばそのなにかしらがラーメンであると素晴らしい。つけ麺であっても同様だ」

と思っていたところ、大勝軒まるいちというつけ麺屋を見つけたのである。

そこはなんと、かの有名な山岸一雄(つけ麺を産んだ男)が認めた最後の弟子がつくっている店とのこと。入店したときには気づいていなかったのだが、とにかくそういう店の紹介を今からしようと思う。

 


大勝軒まるいち 渋谷店

正直な感想を書いていこうと思う。別に正直だからと言って悪いことを書くとは限らない。正直においしいと書くことも当然あるからだ。

わっはっは。

 

店舗外観

店舗情報

  • 大勝軒まるいち 渋谷店
  • 東京都渋谷区渋谷2-20-11 宇田川ビル1F・B1F
  • 営業時間:10:00-23:00
  • 最寄り:渋谷

出典:大勝軒まるいち 渋谷店|食べログ

この後にも書くが、雰囲気は結構チェーン店風。最後の弟子の店というところにひかれて、店の空気感に過度な期待をしてはいけない。

 

店の雰囲気

食券タイプの大勝軒。

最後の弟子がつくる…というのを知らずに私は来たが、食券機も含めて全体的にチェーン店ぽい雰囲気。あまり大勝軒本店の雰囲気は感じない。というか全然感じられないので、その最後の弟子エピソードを元々知ってる人以外はみんなチェーン店ぽいと思うのではないだろうか。

ただ、そのエピソードは看板に書いてあるので、私のように観察力のない人間でなければそこで気づいて最後の気迫を感じるのかも知れない。私にはもう知ることのできないことである。

店内は地下にも続いており、地下と1Fのやりとりは無線なのだが、その無線の音質が著しく悪い。本当に悪い。何言ってるか全くわからない。1Fの店員がかわいそうになり、そっと毛布を肩にかけたくなるレベルであった。その辺も含めて、空気はそんなによいわけでもないチェーン店といった感じになっている。別に感じが悪いということは全然ないが、情緒はない。

 

 

野菜つけ麺

野菜つけ麺 940円(税込)

野菜がたっぷり入っている野菜つけ麺。頼む前からタンメンぽいのではと思っていたのだが、やはりそうだった。

タンメンのような濃厚さ、野菜といってもワイルドな感じもあるこの味わい。タンメンのようである。

タンメンをつけ麺にした感じで、十分にうまい。ただ、大勝軒感はやはりあまりないので、わざわざこれを食べなくてもいいかも知れない。美味しいには違いなかったが、普通のおいしさだった。

濃厚な汁、もちもちのちょうどいい太さの麺。この辺は最後の弟子の妙なのかもしれない。

 

 

まとめ

そんなこんなでまとめてみると、空気感がもう少しチェーンぽくなければ、思い込みでもっとおいしいと感じたかも知れない、個人的には惜しい店。

単なるグルメ記事だと思われると一回読まれておしまいなので、無駄に個性を発揮しようと冒頭でそれこそ本当に無駄な面白いかも極めて謎な文章を書き散らかしたが、私はいろいろと書くのが好きなので、ほかにも気になった方はいろんな記事を読んでみてもらえると冥利に尽きてそのまま冥府へと赴くというもの。

↓私が書いたどうにも役に立ちづらいレビュー記事

 

また、私ではなくこのブログのゲストライターが書いたものがメインなものの、小説も公開しているのでそちらも併せてどうぞ。痛々しいライトノベル系ではないので安心してほしい。暇つぶし気分で読むと意外とハマるかも。

更に言うと、映画もつくっているというとっちらかりよう。

 

 

では最後に関連するラーメンつけ麺系の記事を紹介して〆とさせていただく。