顔面ラーメン万博があったら真っ先に出たい。そう思う私は、しがない作曲を披露しつつ、自主映画を撮るようなマイナー趣味人間。
そして…
ラーメン人間
なのであります。
この記事を書いている今は九州に旅行してきたばかり。前回、そうめん流し発祥の地、鹿児島県は唐船峡の記事を書きましたが、今回は帰りの羽田空港で食べたラーメンのレポートを書きます。
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九州旅行の帰りに食べたのは、なんと札幌味噌ラーメンでした。食の日本縦断を果たしたというわけです。日本は狭い。
羽田空港に鎮座する札幌味噌ラーメン「雪あかり ブルースカイダイニング店 」
羽田空港にあるここ。雪あかりは、味噌ラーメンを押し出しているラーメン屋です。
メニューには書いてないですが、札幌味噌ラーメンのお店です。
カフェとアルコールのご提供に加え、昼・夕食もしっかり食べられる本格的なラーメンをご用意するため、新千歳空港内≪ラーメン道場≫の人気店「札幌ラーメン 雪あかり」とコラボレーションしました。
皆さまのご来店をお待ちしております。
ブルースカイは店の名前ではありません。羽田空港のブルースカイというエリア内にある、ということです。
旅行帰りで疲れた身体。実はこの日の昼に桜島で豚骨ラーメンを食べていたのですが、そこはラーメン人間の私。血液の代わりにラーメンの汁が全身を巡っているわけですから、夜にはもうラーメン不足状態なのは当然。
雪あかりに入店します。
とりあえず箸の写真を撮りました。他のブログで撮ってなさそうなので素晴らしい差別化になるとラーメン人間は睨んでいるわけですね。世界に一つだけのオンリーワンというわけです。
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味噌バターコーンラーメンを注文
早速注文します。
醤油ラーメンやら塩ラーメンやらもメニューにはありましたが、ここは王道ど真ん中かつ贅沢なこのメニューしかないでしょう。
味噌バターコーンラーメンを注文です。
味噌バターコーンラーメン 1080円(税込)
ちょっと高めの値段。空港だからだろうか。
だが、うまそうでたまらない。
以前、このブログのゲストライターかつ自主映画の協力者である三文享楽も書いていたように、味噌ラーメンは味に差が出にくいです。というか、一定以上の美味しさは担保されていると思います。
味噌ラーメンは勝負しにくいと言われます。
それは濃厚な香りに、差がつきにくいと言われているからです。
つまり一定レベルを超えれば、消費者にとってはどれも「美味しい味噌ラーメン」に思えてしまうらしいのです。
これはわざわざ言われなくても、多くの人が直感でなんとなく感じてると思います。
…とはいうものの。
それの何が悪い!!
というわけで、この味噌ラーメンもやっぱり結構美味しかったです。たとえそれが味噌の濃厚な香りによる一般的な平均的うまさだったとしても、それでも結局うまいものを食べたことに変わりはないのですから。
濃厚な味噌、それに溶け込むバター。その交わりはまさに王道ど真ん中の鉄板トッピングコース。最後は魔王を倒すとわかっていても面白いドラクエと同じ、それ自体に善悪はありません。
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ただ、チャーシューのみ個人的にはちょっと物足りず。硬いところと油部分が結構はっきり分かれていて、薄目のチャーシューゆえに肉厚のジューシー感があるわけでもなかったので、あと一歩という感じでした。
でも別に味噌スープに浸して食べれば美味しいレベルです。
とにかく、スープの中に紛れ込むコーンの触感が飽きさせない刺激となって満足感を煽ります。
味噌ラーメンに鉄板の縮れ麺もやはり味噌に合う。味噌ラーメンはある種、すでに完成された領域に来ているんでしょうね。カップ麺でも味噌ラーメンにはそうそう外れはありませんから。
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というわけで、こってり過ぎず、かつ濃厚で安定の美味しい味噌ラーメンでした。ただ、写真で分かるかも知れませんが、意外と最後の方は油がきいてくるので、脂が苦手な方はバターなしで良いかも。
まとめ
空港ラーメンも乙なものです。
味噌ラーメンについて語りつつの食レポでした。思えば、私の中のラーメンランキングで一、二を争う花田も味噌豚骨。やはり味噌は強しであった。
そしてラーメンマニア・ラーメン批評家は敵が多過ぎるので、私はあくまでラーメン人間として生きていく決意をうっすら固めた今日なのでありました。
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