群馬県といえば、関東地方の北部にあり、
高崎線を使えば都心まで2時間もあれば着く位置にありながらも山々に囲まれ、
美しい景観に恵まれた県でございます。
また、『お前はまだ群馬を知らない』というマンガからグンマーという言葉ができるなど、
あるいは、U字工事の漫才で栃木と同盟関係にあるというネタにされるなど、
関東地方の中で独特の立ち位置を築いた県でもあります。
しかし、私にとっての群馬県は子どもの頃からよく訪れた場所であり、山あり川あり温泉ありの休日のレジャー県でありました。
今でこそ新潟県や長野県にスキーをしに行くようになりましたが、スキーのやりかたをゼロから覚えたのは群馬県の大地でございます。
とはいうものの、今現在で言う私の群馬県のイメージはどうでしょうか。
それはずばり、
ラーメンです。
群馬県といえば、ラーメンなのです。
ラーメン県なのです。
昨今の群馬県ラーメン情報
群馬県と言えば、だるま大使など、
都心には出店しないながらも地元で根強い人気を誇り崇拝されるラーメン屋がいくつかあります。
かつて群馬県出身という友達とラーメンの話をすれば、必ずこういったラーメン屋の名前が出てきました。
ラーメン好きと知って、こういう話をしてくれたのならば当然に私は行くしかありません。
また、私が大学時代に通い詰めたラーメン屋の一つである
おおぎやも群馬県を中心にあふれています。
群馬県近くのラーメン好きでおおぎやを知らない人はいないでしょう。
さて、そんな群馬県で最近、勢力拡大中にある店が
景勝軒です。
景勝軒とは
単なる大勝軒系列の一店舗ではなく、
株式会社景勝軒として、多くの店を展開しています。
今日はそんな景勝軒の店舗たちのご紹介です。
景勝軒
このような看板を見かけたら、それはもう景勝軒です。
景勝軒と書かれているのだから、間違いはないでしょうね。
こちらの店舗は群馬県太田市、2号線沿いにあります。
日本百名城の一つでもあります金山城址に割と近く、
ハイキングをした後に寄って帰るなんていう合わせ技をすることも可能です。
↑ラーメンを食べて、運動をすれば、完全なる健康体なのです、たぶん。
つけ麺です。
もう、ザ・魚介だしのつけ麺です。
とびきり美味しいと思う人もいないと思いますが、はずれではないしっかりとした安定的なつけ麺です。
通いたくなる系のつけ麺ですね。
シンプルで安定した味、何度も通えそうな味です。
ニンニクらーめん 碧の豚二郎
こちらもまた群馬県は2号線沿いにありますラーメン店です。
これだけデカデカとした看板があれば、もう目立ちますよね。脇を通るたびに入りたくなるお店です。
店名でなんとなく想像ついた方もいらっしゃるかもしれませんが、
二郎系なてんこ盛りラーメンが売りにされているお店です。
単なる二郎系だけでなく、この豪華な種類のラインナップ!
これだけメニューあって、何にするか悩みますなあ。
さてさて、
どん。
碧の豚二郎らーめん 800円
でございます。
横から見てみると、
いやあ、たまりませんなあ。
見てくださいよ、固められつつ積み上げられたもやしの巨大山にもたれかかるチャーシュー。
そこにふりかけられたコショウと脂。
明からに野郎の食欲が跳ね上がる見た目じゃないですか。
正直この写真を見ながら記事を書くのもきついくらいです。食べたくて食べたくて、唾液の分泌にとどまらず、胃液や胆汁の過剰分泌によって内臓が荒れているような、そんな感覚です。
ネバネバしていることもないですし、卵などの強い味で台無しになることもありません。
他の二郎系と比べて、ニンニクは特に多めな気がしましたが、しっかりとした油っこさと大量の野菜がありまして、二郎欲を満たしてくれる味です。
にし田
旧店名は麺絆景勝軒 伊勢崎波志江町店とのこと。
はい、こちら名前変わりまして、にし田。群馬県は伊勢崎市にございます。
やはり、群馬県を本拠地としてお店でございますね。
しかしまあ、見てくださいよ。
店名の脇には我々を誘惑するてんこ盛り系なラーメンの写真があるわけです。
これはもう飛びつく以外にないじゃないですか。
どん。
にんにく野菜ラーメン800円
でございます。
くぅー!
煮てるけど微妙に違っていいですなあ。
にんにくは量が選べて、いつもにんにくたっぷりでも芸がないと思い今回は普通にしたものの、それでもてっぺんにはこれほどのせられた嬉しいラーメン一杯。
こってりかあっさりかを選べますが、そこはもちろんこってりを選びました。
また中盛無料ということで、こちらももちろん中盛をチョイスしました。
ええ、これはどうしても選んでしまいますよね。
いっやあ、さてさて、注文時に色々選んでわくわくしてきましたよ。
ちょいと行く時間が遅くなってしまったので、めっちゃ腹が減っていましたが、これからあのてんこ盛りがくると思うと腹が鳴りだしますな。
へいへい、斜めに見てみると、更に興奮しますなあ。
すぐにでも食いつきたいものの、周りから舐めまわすように見てから、飛びついたわけです。
旨い!
碧の豚二郎と具体的にどう違うのかと言われれば、何にも考えないで飛びついたから詳しく言えませんが、こっちの方上品な感じでしたかね。
碧の豚二郎は本当に肉と脂まみれで、野郎の大好きな食事といった感じでしたな。
ということで、碧の豚二郎よりレベルを落として、こういう系のラーメン食べたいのなら、こちらから。
満帆
かつて熊谷に店舗があり、何度か行ったことがあります。
美味しかった記憶があります。
しかし2000年、株式会社景勝軒に買収されました。
今行きたくなったのならば、伊勢崎店に行くのが良いでしょう。
実はまだ行っていないので、行こうかと企んでおります。
似てるけど、違う店
実は、○勝軒というお店がここらには、数多くあります。
どちらがニセモノ、ホンモノということは当然になく、どちらも我々のラーメン食欲を満たしてくれる素晴らしいお店たちです。
常勝軒 本庄店
埼玉県は本庄市にございますこちらの常勝軒というラーメン屋。
大勝軒にも景勝軒にも名前は似ていますが、経営としては違うところです。
といっても、ガッツリとしたラーメンの雰囲気は継承されているかのように、我々ラーメンに溺れし者たちを救ってくれます。
東京方面から来た場合は17号国道をずっと北上していけば、このような看板が見えてくるはずです。
いっやあ、日光を浴びてカッコイイですなあ。
山岸さんに後光が差しているようにも見えます。
さてさて、ラーメンはこちら。
あー。
テンション上がりますなあ!!
キャベツやネギ、野菜をはじめメンマ、チャーシューと具だくさんで旨かった思い出が非常に強く残っています。
浮いている脂もまた強力で、ガッツリラーメン欲をホントによく満たしてくれます。
三文ぼやき
地方にチェーン店風だけど、ちょいと違う店って結構あります。
よくよく調べてみたら経営基盤が同じだったり、かと思えば似て非なる別個の会社だったり。
時々ネットで会社のホームページを検索しあさって、店舗一覧を見ながら意外な発見に驚く楽しみ方もいいものですな。
ということで、今日もラーメン店の発掘に向かいますか。
↓ラーメンのチェーン店巨頭はこれ。
↓チェーン店巨人たちの比較はこれ。
↓二郎系ラーメンを食すことは戦いであり、戦いと言えば将棋である。