ラーメン 三文 享楽 考察

家系ラーメンの現状を考察!魂心家、浅草隊…増えすぎの実態と店紹介【三文】

2017年1月27日

ラーメン人間系のラーメンユートピアってないかなあ。

どうも、家系ラーメン系ラーメンデブ系三文享楽です。

 

いやあ、どうして、家系ラーメンってあんなにも中毒性があるのでしょうか。

いや、私はあの油に魅了され取りつかれてしまったわけではない。私は単純にスープの味わい深さが…こう思っていますが、気づけば

立派な家系ラーメンの中毒者です。

 

これまでにも、

といった家系ラーメンの記事を執筆してきました。

 

それは、ひとえに、

家系ラーメンの味が大好きだからです。

 

ただ延々と家系ラーメンの考察をしていても面白味とおいしそうさに欠けるので、まずはここ最近行きました家系ラーメンの列挙をさせていただきます。


群雄割拠する家系ラーメンたち

魂心家」@あざみ野

あざみ野駅を東口に出て、左の方へ進んでいけばすぐにあります。

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赤い看板で遠くからでも、家系さんがいらっしゃるのが分かりますな。

 

食券を購入して、カウンターにつきます。

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ラーメン(醤油)680円。

味噌と塩もあります。

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パッと見は家系ラーメンっぽくない見た目のスープですが、これがまたしっかりとした豚骨醤油の味です。

違いは若干、醤油の味が薄いのかもしれませんな。そのかし、他の店よりも玉ねぎがたくさんありますね。テーブルの上にもしっかりとトッピング調味料が置いてあるので、味が薄くて物足りなくなる心配は少しもありません。

 

ちなみに、こちらのお店の特徴がありました。

嬉しいこと1「ご飯おかわりし放題」

こちらは家系ラーメンの店ではそれほど珍しいことではありませんが、やはり嬉しい。

これほど若干醤油が一般的な家系ラーメンよりも薄いスープかも知れませんが、ご飯がよくあうわけです。固めに炊いてあるので、スープとよくあいます。

店内の一角におかまが置いてありますので、勝手によそりに行って好き放題に食っていられます。

嬉しいこと2「スープを飲み干し続ければおまけ」

まさかこんなおまけがつくお店があるとは、と驚くところです。

 

スープを全て飲み干して店員さんに伝えると、まくり証明書といわれるサービス券をくれます。

それがたまると、おまけがあるのです。

おまけはラーメン屋に行ってみてのお楽しみですかな。

 

ちなみに22枚も集めると、更にいいことがあります

 

私は以前ラーメンを食べる時の決まりとして、スープを残すことを決めていました。

↓証拠となる記事。

 

しかし、徐々にスープを飲むことを正当化する理屈を考えるようになってきました。

↓スープを飲んでいるのは飲みたいわけではない、理由があるのです!

 

こうした自分の中での葛藤があるというのに、どうでしょうか。

スープを飲み干せばポイントがついて、それが続けばご褒美までもらえるんじゃ、そりゃ

通って飲み干し続けるでしょ!

 

あまり近くになくてよかったなと思った店です。

だって、もし近くにあったら、通い続けてあっという間に高血圧の脂肪肝になるでしょうから。

 

「横崎家」@川崎

外見はこんな感じです。

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川崎駅周辺の中心地から、少し歩いて行ったところにあります。

ここから駅に行くまでにいくつものラーメン屋があって誘惑されますが、家系ラーメンを食べたいと思っていれば、ここへ直行する以外にありません。

横崎家って、横浜家系ラーメンが食える川崎駅近くの店ということなんでしょうかね?

まあ、そんな想像はさておき、ほい、こちら。

 

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豚骨醬油690円。

ウーロンハイ290円。

 

さて、ラーメンとしては一般的な家系でしたね。

見ても、特段スープに特徴があるというわけでもなく、チャーシューにネギとほうれん草という家系ラーメンらしい具材です。

はずさない家系ラーメンを求めているのならば、良いお店です。

 

そして、こちらもまたご飯がサービスでつきます。

店内の隅におかまがありますので、自由によそってくださいと言われます。

食べ放題なのか分からないので、一杯にしておきましたが、それで十分です。

 

地元の方に愛されているお店というようなフレーズをネットで調べていたらどこかで見ましたが、まさにそういう雰囲気。

ラーメンライスというは、地元密着の何よりの証拠じゃないですか。

 

「今羽家」@今羽

埼玉県ですね。

 

ニューシャトルといわれる(私にとっては、鉄道博物館依頼久々に使う)路線を使えば、たどり着けます。

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今羽です。「いまはね」とか、「いまっぱ」ではなく、「こんば」です。

そして、名前はそのままです。

横崎家にしろ、家系は土地の名前をそのまま使ってしまうようなこともあるみたいですね。

 

そして、こちら。

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ラーメン700円。

ウーロンハイ290円。

 

ええ、ご飯がありますね。そうです、なんとまあ、

こちらもご飯おかわり自由なのです。

 

いやはや、それだけ家系の豚骨醤油味にはご飯があうということですね。

それもちょい固めなご飯があいます。

まあ、これは豚骨醤油に限らず、ラーメンライスなら共通する話です。

 

ほうれん草に、のり、チャーシューとひとしきりありまして、こちらも魂心家同じく、うずらの卵がのっています。

嬉しいですね。

 

ところで、このお店を訪れた日には、このブログの管理人と映画を撮影していました。

↑その日の撮影ではありませんが、そちらの映画の一部について書かれている記事をどうぞ。

 

「稲田家」@深谷

埼玉県がきましたので、続けざまに埼玉県は深谷。

深谷駅からはそれなりにあるので車がおすすめですかな。

遠くからでも、キラキラと光ったこちらの看板が見えることでしょう。

道を進んでこちらに近づいてみれば、

いかにもラーメン屋という見た目ですな。

 

入ってみれば、都市圏にもありそうな食券タイプのお店。食券を購入して、いざ席へ。

まだこちらのお店はできて間もなくですが、こういった家系ラーメンのお店らしい調味料が揃えられています。

そして、いざ、

ラーメン680円

(油の量、味の濃さ、麺の固さ全て普通)

いいですねえ。うずらの卵に、ホウレンソウ、海苔!のこれまた家系のラーメン。

そして、ライスバーと名付けられたおかわりし放題のライス

嬉しいので、大盛りにしてたくさんのライスを食べさせていただきました。

まあ、これもいかにも家系ラーメンという味ですな。

旨い!

「浅草隊」@浅草

浅草隊って、お店ですよ?

 

家系ラーメン店ならではの、本家ならではの「家」という文字を排しての「隊」という名のお店です。

浅草ということで、家系っぽお店の名前よりも、突撃隊やら抜刀隊やら外国人ウケしそうな名前を選んだということでしょうか。

 

 

まあ、お店の名前などなんだっていいのです。

美味しければ。そう。

いいんですよ。

 

さてさて、そんな家系ラーメンのお店はどんなお店でしょうか。そうです、

こんなお店。

 

どうして、東京メトロ銀座線の浅草駅から都営浅草線の浅草駅まではこうも行きにくいのでしょうか。

まさか、なにも分からない浅草観光者を惑わせるという気もないでしょう。浅草という下町が観光の街に至るまでの段階で、それはそれは色々とあったのでしょう。

 

それはさておき肝心の中身はと言えば、

どん。

ビール300円。

でーん。

ラーメン680円。

 

そして、

こちらもご飯がタダなのです。

 

うへーっへっへ。

家系ラーメンは大変にお米を推進してますな。

 

そして。

豚骨醤油という家系ラーメンにおなじみ、そうです。

ほうれん草に、のり、チャーシューとひとしきりあります!

 

油をまとったスープにあう、さっぱりとしたほうれん草、そして、孤高の海鮮マスター、のり。

これでこそ、家系ラーメンなわけです。

 

家系ラーメンに必須な具材は分かった。じゃあBTOはどうすればいいのだ!?

↑ラーメン記事を読んでいて、こんな珍しい気持ちの変化が起きた方はこちらをどうぞ。

 

さて、考察のお時間です。

考察1

家系ラーメンが横浜の本家を離れ、関東地方をはじめ全国に進出していますが、その理由を考えてみました。

考えたといっても、ゼロから考えるだけでは説得力もないので、昨今増加している家系ラーメンについて書かれた記事を読み漁り、三文なりに考えてみただけです。

 

まず、スープ的にわりかしラーメンの中では作りやすく、修行を積まずとも作れることもある、

ということ。

ラーメンと言えば、ぐつぐつとダシをとって、タレとともにスープを作っていくものですが、チェーン店などでは冷凍のスープが使われていることもあります。

 

もちろん、冷凍のスープが味を落とすということではありません

なぜ、家系ラーメンが各地に増え続けているという考察でいえば、こうした理由が挙げられるようです。

 

ちなみに、冷凍かそうでないかを見極めるポイントとしては、店の外まで豚骨の臭いが漂っているかがあるそうです。

そりゃ、そうですよね。あのようなギトギトな豚骨のスープを作るのですから、店舗で煮込んでいれば、それ相応の臭いが周辺に漂うはずです。

 

美味しい豚骨醤油が食べられれば、店内だろうと冷凍だろうとどちらでもいいと思っている三文にとっては、どちらでもいい話ではありますが。

 

考察2

さて、再び家系ラーメンが各地に増えているということですが、その理由のもう一つに、

味が濃く、ごまかしやすい、

ことが挙げられてしまうようです。

 

当然に、全ての店がそうではないはずです。

昔から家系ラーメンの味を作っていた店主にとっては、こう思われることが腹立たしいことでしょう。

 

そして、私が記事を読んでいた中には、ぽっと出の家系ラーメンが増殖し初めて食べた客に家系ラーメンとはこんなものかと思われることが腹立たしい、といった内容が載っていました。

 

そりゃ、そうですよね。荒地から耕してきた家系ラーメンという畑なのに、金儲けだけを考えてやってきたラーメンに情熱もないやつらに踏み荒らされたら悲しいものですよ。

美味しい豚骨醬油が食べられればいいと思っている三文でも、家系ラーメン業界が一部の変な店によって地位を下げられるのはさみしい話ですから。

 

↓日本語ラップの荒れ地を耕してきたのは彼らだ!

 

考察3

美味しい。

 

すみません、記事を読んで客観的に考察しようと思ったのですが、やはりこちらの理由が挙げられるようです。

やはりというのは、客観的に考察という三文享楽の強い気持ちを制御できないくらいに、掲載したい強い気持ちがあったからです。

 

家系ラーメン全体が盛り上がればいい。

そう強く思います。

 

三文ぼやき

私の感想は上記の考察3に全てを出してしまいました。

 

ラーメン、ひいては家系ラーメン大好き男にとっては、更なる家系ラーメンの発展を願うばかりです。

 


 

ラーメンユートピアを求める前、私は笑いのユートピアを探していた。

 

しかし、私は気づいた。家系好きなら、たぶん揚げ物も大好き。

 

それは我々の求めていたものなのである。